
Nikon AF 35-70mm F3.3-4.5 (旧)
Nikon Fマウント
Nikon AF Zoom-Nikkor 35-70mm F3.3-4.5(旧)は、35mmから70mmをカバーする初期世代のFマウント用AF標準ズームです。7群8枚の光学系と52mmフィルターを採用し、1986年に登場した初期型は、その後の1989年型とは外観や重量などに違いがあります。
レンズ内AFモーターを持たないため、オートフォーカスの可否は使用するカメラボディによって異なります。中古で選ぶ際は、同名に近い新旧モデルを外観まで含めて区別することが重要です。
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ニコンAF一眼レフ初期に登場した35-70mm標準ズーム
AF Zoom-Nikkor 35-70mm F3.3-4.5は、35mmから70mmをカバーするニコンFマウント用AF標準ズームです。今回扱う「旧」タイプは1986年に登場した初期型で、1989年に外装などを変更した後期型が登場しています。
焦点距離は35-70mm、開放F値は広角端F3.3から望遠端F4.5まで変化します。光学系は7群8枚で、フィルター径は52mm。35mm判をカバーし、広角寄りの35mmから標準域、70mmの中望遠域までを一本で扱える構成です。
後年の24-70mmクラスと比べるとズーム域は狭いものの、ニコンのAFシステムが普及し始めた時代の標準ズームという歴史的な位置づけを持っています。
特徴①|35-70mmをコンパクトにまとめた2倍標準ズーム
ズーム域は35mmから70mmまでの約2倍です。35mm側では風景やスナップなどで周囲を取り込みやすく、50mm前後では標準域、70mm側では人物などで少し距離を取った構図にも対応できます。
現在の標準ズームと比べれば焦点距離の範囲は限定的ですが、そのぶん鏡筒は比較的コンパクトです。52mm径のフィルターを使用でき、初期型の重量も約260~275gとされており、Fマウントの標準ズームとして軽量な部類に入ります。
開放F値は一定ではなく、35mm側でF3.3、70mm側でF4.5となる可変式です。大口径ズームではなく、日常的に使う焦点域を小型な一本にまとめることを重視した設計です。
特徴②|通常0.5m、近接域では0.35mまで対応するフォーカス機構
通常撮影時の最短撮影距離は0.5mですが、近接撮影用の領域を利用することで0.35mまで被写体へ近づけます。標準ズーム一本で通常撮影から近距離の被写体まで対応できるよう設計されています。
特に35mm側で被写体へ近づけば、背景を含めながら手前の被写体を大きく配置する構図にも利用できます。ただし、本格的なマクロレンズと同等の撮影倍率を目的とした機構ではありません。
ズーム域そのものはシンプルですが、35mmから70mmという日常的な焦点距離に近接撮影を組み合わせられる点は、この時代の標準ズームとして実用性を広げる要素になっています。
購入前に知っておきたいこと|AFはボディ内モーターを利用する初期方式
本レンズはAF NIKKORですが、後のAF-SレンズのようなAF駆動モーターをレンズ内部に搭載していません。AF駆動には対応するカメラボディ側のモーターを利用します。
そのため、Fマウントへ物理的に装着できても、ボディ内AFモーターを持たないカメラではオートフォーカスを利用できません。その場合はMFでピントを合わせることになります。
また、本レンズはDタイプ以前のAF NIKKORです。後のDタイプレンズとはカメラへ伝達する情報にも違いがあるため、使用するカメラで利用できる測光や露出関連機能についても、ボディ側の互換情報を確認しておく必要があります。
古いAFレンズでは「Fマウントだから使える」という装着可否と、「AFや測光を含めてどこまで機能するか」を分けて考えることが重要です。
新旧35-70mm F3.3-4.5の違い|同じ名称でも外観と重量が異なる
AF Zoom-Nikkor 35-70mm F3.3-4.5には、1986年に登場した初期型と、1989年に変更された後期型が存在します。中古市場では後期型を「New」「N」などと表記して区別している例があります。
基本となる35-70mm F3.3-4.5、7群8枚という構成は共通していますが、外装には違いがあります。初期型は距離指標を窓から確認するデザインで、後期型では距離表示などを含む鏡筒デザインが変更されています。
重量にも差があり、資料によって初期型は約260~275g、後期型は約240gとされています。そのため、同じ「AF 35-70mm F3.3-4.5」という商品名だけで世代を判断するのではなく、実物の外観まで確認することが重要です。
今回の「(旧)」は1986年に登場した初期型として扱っています。後期型とは商品管理上も分けておく方が安全です。
どんな撮影に向く?|初期AF NIKKORを実際に使いたい人へ
AF Zoom-Nikkor 35-70mm F3.3-4.5(旧)は、35mmから70mmという基本的な焦点域を一本で使いながら、初期AF NIKKORならではの構成を楽しみたい人に適した標準ズームです。
ズーム域や開放F値だけを見れば、後年の標準ズームの方が選択肢は豊富です。一方、本レンズは初期AF時代のFマウントレンズとして比較的コンパクトで、35-70mmというシンプルな焦点域を備えています。
購入時には新旧モデルの識別に加えて、使用するカメラがボディ内AFモーターを備えているかを確認することが重要です。AF互換性を理解したうえで、フィルムAF一眼レフや対応するデジタル一眼レフと組み合わせたい人に特徴のある一本です。
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ONE SCENE 編集部
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86,400円(定額)で買い取ります
製品情報
| カテゴリ | ズームレンズ |
|---|---|
| メーカー | Nikon |
| タイプ | 標準 |
| マウント | Nikon Fマウント |
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