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肉眼とは違う新しい世界を。 出来事・空気・感情の全てをその一瞬に詰め込みたくて
二人のお子さんと毎日を過ごしながら日常の写真を撮られているsuuさん。写真は撮る人の美意識や感情を表現すると言いますが、家族を中心とした日常の一瞬を切り取るsuuさんの写真からは、生活や写真を心から楽しんでいる様子が伝わってきます。季節を問わず透明感のある明るい写真の数々からは、見ている側にまで幸せを運んでくれそうにすら感るほど。そんなsuuさんの写真へのこだわりや表現したいこと、また写真に込める想いについて伺いました。
著者: suu | 作成日: 2020/01/18 | 更新日: 2023/02/16
― はじめに、suuさんが写真を始めたきっかけや、写真にのめり込んでいったきっかけについて教えてください。
写真を始めたきっかけは、以前勤めていた職場で仕事で使うための一眼レフを借りたことが始まりです。
のめり込んだきっかけは、カメラが写す世界に魅了されたからです。上手く説明できないのですが、心にグッとくるワクワク感が写真の中にはありました。その魅力に気付いてから、撮るのがすごく楽しくて!そこに子どもが生まれて、より日常的に撮影する機会が増え、どんどんのめり込んでいきました。
― suuさんの写真は、切り取るシーンやピントの合わせ方、シャッタースピードなど実に多様で、自己表現として写真をとても楽しまれているような印象を受けました。suuさんにとって写真とはどんな存在でしょうか?
生活の一部であり、わたしの日常をより楽しくさせてくれる存在です。
その時の一瞬はその時だけのもので、二度と戻ってこないですが、写真はその時の出来事や空気、感情の揺れ、自分自身が思う好きな対象を閉じ込めることができます。それを見返すことも大好きなので、ついつい写真におさめてしまいます。
また、ピンボケさせたり、被写体をブレさせたり、フレアもゴーストも大好きで。意図せず手ブレしてしまったりすることもあるのですが、その写真が案外好みであったりすることも。肉眼とは違った新しい世界をみせてくれるので、自分の第三の目、という感じかもしれません。
― suuさんの写真からは、透明感のあるクリアな表現の中に、どこかアートのようなsuuさんの美意識が感じられます。写真の表現においてこだわっていらっしゃる点があれば教えてください。また、写真家でも、写真家でなくても影響を受けた方はいらっしゃいますでしょうか?
心がスッと落ち着くような、でもどこか心が躍るような写真を撮りたいなと常に意識しながら撮っているかもしれません。
影響を受けた写真家は山本康平さんと花盛友里さんです。お二人の写真が大好きで、わたしの写真はこのお二人の影響が大きいです。山本さんが撮られる写真はとても静かで、心に響く。ずっと見ていると涙が出そうになるくらいです。花盛さんが撮影するポートレートは、その人の良さを引き出して表現されていて、すごく愛が溢れている。わたしもそんな風に人を思いながら撮れるような写真家になりたいです。
― インスタグラムのアカウントから垣間見れるsuuさんのお家やインテリア、暮らしぶりがとても素敵です。写真の話からは少し離れ流のですが、個人的に家づくりの話がとても気になるので教えてください笑。白を基調としながら、個性のあるアンティークや作家さんの作品を合わせるなどされていらっしゃいますが、家づくりにおいてどんなところにこだわっていらっしゃいますか?
以前インテリアショップに勤めていたということもあって、アンティークも家具もスイッチや取っ手などのパーツも雑貨も大好き。それらの好きを詰めこんで、ずっと愛せるようなシンプルな箱にしました。
簡単には交換できないスイッチや建具や直付け照明は、初めからお気に入りのものを取り付けたり、クローゼットではなく、あえて収納家具を置く為のスペースを作ったり、白を基調とした空間はこれから迎え入れるであろう雑貨や家具のスタイリングを楽しめるように、など暮らしの中にお気に入りを取り込めるようにしました。
― suuさんが普段メインで使っていらっしゃるカメラやレンズについて教えてください。それぞれそのカメラやレンズに至った経緯や、気に入っている部分も教えてください。
カメラは、Nikon D850をメインで使っています。以前は友人から譲り受けたNikon D300を愛用していたのですが、より表現力を磨きたいと思いフルサイズ機であるD850に至りました。また普段からマニュアル設定で子どもを追いかけることが多いので、操作性も重視しました。
レンズは、Nikon Ai AF Nikkor 85mm F1.8Dをメインで使っています。日常的に子どもを撮影することが多いので、重量が軽いこちらのレンズを使うことが多いです。中望遠なので走って逃げていく子どもも捉えることができますし(あんまり逃げ足が早いと捉えられませんが笑)、ゴーストやフレアを表現として楽しめるところが気に入っています。そして価格がお手頃!
― suuさんの透明感のある爽やかな写真に魅了される方は多いと思います。撮影時の設定や、レタッチにおいてこだわっている点があれば教えてください。
時と場合によりますが、気持ち明るめに撮ることが多いです。その方がレタッチを加えた時に好みの雰囲気に仕上がるからです。レタッチはフィルムカメラが持つ懐かしいような雰囲気を意識しています。
― 最後に、suuさんのベストショットと、次に狙っているカメラやレンズ、今後の抱負があれば教えてください。
ベストショットはこちらの写真です。
ベストショットはこちらの写真です。友人の家でミカン狩りをした時に撮影しました。広大なミカン畑の中で走り回る息子を撮影するのはなかなか大変で、ミスショット連発の中で、ミカン狩りを楽しむ表情と疾走感を捉えられたかなと思う1枚です。
次に狙っているカメラは、特に機種は決まっていないのですが、フィルムカメラが欲しいです。なので、カメラ選びにあたってはこのサイトの他の方のストーリーを是非参考にしたいです。
今後の抱負は、2020年にフォトグラファーとして独立することです。いつか写真展も開けるようになりたいです。頑張ります!
著者
1986年、和歌山出身。 保育士として数年勤務後、大好きなインテリアの道も諦められず、インテリアショップで働き始める。そこでカメラと出会い、見事にカメラ沼にハマる。 2020年、フォトグラファーとして独立予定。
suuさんの使用カメラ
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Nikon D850suuさんの使用レンズ