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その時々の光の雰囲気を大切に。 写真を通じて、楽しかった瞬間を残していきたい
韓国のフォトスタジオにて、子どもの記念写真や家族写真を中心とした撮影を行いながら、最近ではポートレート撮影に力を入れているhibiさん。hibiさんの撮る美しいポートレート写真を眺めていると、まるで青春時代を思い出すような感覚を覚えます。そんなhibiさんがどんな思いでシャッターを切っているかを知りたくて、お話を伺いました。
著者: hibi | 作成日: 2020/08/31 | 更新日: 2023/01/28
― はじめにhibiさんが写真を始めたきっかけや、写真にのめり込んでいった経緯について教えてください。
幼い時から父が写真スタジオを経営していたので、カメラと触れ合うことはすごく自然なことでした。
そういう環境の中で育ち、私も父の経営するスタジオで働き始め、主に子どもの記念写真や家族写真を撮っていたのですが、インスタグラムを通して日本の写真作家さん達の写真を見るようになり、私も自由で楽しく人物を撮ってみたいと思い、2019年3月から本格的にポートレートを撮るようになりました。
この頃から写真を撮ることが今までよりもっと楽しくなり、韓国と日本でいろんな写真作家さん達にお会いし様々なジャンルの写真に触れることができ、どんどん写真を撮ることにのめり込んでいきました。
― hibiさんの写真を拝見していると、とてもピュアでまるで青春時代を思い出すかのような感覚を覚えます。hibiさんの美意識や感性がそのまま表れていると思うのですが、hibiさんはどんな瞬間に魅力を感じ、写真に残されていますか。また、写真家でも写真家でなくても影響を受けた方はいますでしょうか。
光の雰囲気に魅力を感じます。晴れた日、雨の日など…それぞれのその時々の光の雰囲気をモデルと一緒に写真におさめようと努力しています。
そしてポートレートを撮り始めたときに、コハラタケルさんと酒井貴弘さんの影響をたくさん受け、今でも好きな作家さんです。
― さりげない仕草や表情など、女性の魅力を引きだすポートレート写真がとても魅力的です。ポートレート写真は多くの方が撮る写真ながら、とても奥が深いと思います。その方の魅力を引きだすにあたって、どんなことに心がけていらっしゃいますか。
一番重要なのはモデルとの距離を縮め、気まずい空気をいかに早くなくすかだと思います。
私の場合、ずっと子どもをメインで撮っていたからかモデルに対しても、子どもに接するような言葉づかい(優しく柔らかな?笑)や態度なようで、どちらかというとモデルとの距離も早く縮めることができる方です。そういったことが、さりげない仕草や表情を引き出すことにつながっていると思います。短時間でどれほどコミュニケーションを取れるかを重視しています。
あとは撮影の間は終始、モデルのことを褒めます。褒めることで自信がつき、表情やポーズにぎこちなさがなくなります。ディレクティングもしやすくなり、私が求めるポーズで自然に撮影することができるので、常に褒めるを心がけています。
それと、撮影する時はいつも楽しむことを忘れません。写真は撮る人の気分によって、明るくなったり暗くなったり…と左右されると思っているので常に笑顔で楽しみながら撮影しています。
私の笑顔が相手(モデル)にも伝わって相手も自然に笑顔になって…そういう自然な瞬間を撮ることがとても好きです。
― hibiさんの写真は色合いや柔らかい光がとても印象的です。特に青色と緑はまるでフィルム写真のように美しくどこか懐かしさを感じます。また、光の捉え方もフィルム写真のようです。色合いなどの写真表現において、心がけていることがあれば教えてください。
色を合わせる時は撮影当時に感じたフィーリングを表現できるように、試行錯誤しています。部分によって色味が強すぎたり弱すぎたりしないように、微調整しながら色を合わせていくのでとても時間がかかってしまいます(笑)
もう一つ気を付けているのが、肌の色です。どんな状況で撮ったとしても、肌の色をその人の肌質に合わせた、そして作られた感がなく自然に表現できるように努力しています。
― 続いて機材について教えてください。hibiさんがメインで使っているカメラ・レンズについて、それぞれに辿り着いた経緯や、お気に入りの点について教えてください。
カメラはFUJIFILM X-Pro2、レンズはXF35mmF1.4 Rを使っています。
カメラを始めた時はCanonを使っていたのですが、好きな写真作家さんがFUJIFILMを使っていて私も使ってみたくて購入しました。慣れて使いこなすまで少し時間がかかりましたが、カメラ自体が軽くて使いやすいし、色味がとても好きで今ではFUJIFILMだけ使っています。
― 最後に、hibiさんのベストショットと、次に狙っているカメラやレンズ、今後の抱負があれば教えてください。
私のベストショットはこの二枚です!
2020年4月からproject
著者
hibi
1989年韓国ソウル生まれ。韓国のフォトスタジオにて、子どもの記念写真や家族写真を中心に撮りながら2019年3月からポートレートを本格的に撮り始める。2020年4月"PROJECT ARUHI"というチームを立ち上げ、撮影からデザインまでを行い写真集を制作中。
hibi
1989年韓国ソウル生まれ。韓国のフォトスタジオにて、子どもの記念写真や家族写真を中心に撮りながら2019年3月からポートレートを本格的に撮り始める。2020年4月"PROJECT ARUHI"というチームを立ち上げ、撮影からデザインまでを行い写真集を制作中。
hibiさんの使用カメラ
hibiさんの使用レンズ