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いつまでも純粋な気持ちで。 人と風景とが作り出す景色を撮り続けたい
会社員として働くかたわら、週末には中国地方や四国地方を中心に撮影されているMASAKIさん。MASAKIさんの撮る開放的でドラマチックな写真は、まるで映画のワンシーンのようで見る人を魅了します。そんなMASAKIさんがどんな瞬間や景色に惹かれシャッターを切っているのかを知りたくて、お話を伺いました。
著者: MASAKI | 作成日: 2020/11/24 | 更新日: 2023/01/28
― はじめにMASAKIさんが写真を始めたきっかけや、写真にのめり込んでいった経緯について教えてください。
写真を始めたきっかけは仕事の都合で地元を離れ知らない街で一人暮らしを始めたことです。
知らないもの、見たことない景色がとても新鮮で、最初は見るだけだったのですが綺麗な写真を撮りたいと思いカメラを買ったことがきっかけです。ミートやSNSを通してカメラ友達が増えていくにつれのめり込みました。
― MASAKIさんの撮る爽快で広がりのある写真は、まるで映画のワンシーンのようなドラマチックな印象があります。きっとMASAKIさんの感性がそのまま表れているのだと思うのですが、MASAKIさんはどんな景色に魅力を感じシャッターを切っていらっしゃいますか。また写真家でも写真家でなくても影響を受けた方はいますでしょうか。
空が好きなので空+海であったり山であったり、空に何かをプラスするのが好みなので空が広がる景色が好きです。空は毎日表情が変わりますし、1日の中でも朝から夜まで少しずつ変化していくのでずっと楽しめるのもいいですね。
こんな写真撮りたいって思うのは写真家では無いのですが、新海誠監督作品の絵のような写真を撮りたいです。風景の見せ方がとても好きで街の風景からクローズアップした絵、光の入り方などとても魅力的に思います。
― また、MASAKIさんの写真は四季にあふれていて、その時々の季節の時刻までも感じ取れるように思います。特に光の捉え方や色合いからそう感じると思うのですが、撮影時の設定や現像時など、写真表現において心掛けていることについて教えてください。
風景の中にポツンと人が立つ写真が好きで、風景までしっかり写って欲しいのでその時の状況にもよりますが、F値は絞って撮る事が多いです。
また、光を表現するためにオールドレンズも使います。現行のレンズと違い、逆光時に出るフレアやピントの甘さ、滲んだような写りになるのがおもしろいですね。
個人的な事ですが、撮って出しをしないので編集を前提に少し暗めに撮っておく事が多いです。暗めに撮っておくと編集をしやすいように感じます。
― MASAKIさんは、中国地方や四国地方を中心に撮影されていますが、特に県外の方に向けて、印象に残っているロケーションやおすすめのスポットについて教えてください。
私がよく写真撮りに行くおすすめの場所は香川県です。どの春夏秋冬いつ行っても季節を取り入れた写真を撮ることができます。山と海が近いので車があれば1日で色んな写真が撮れる事も魅力ですね。写真とは少しずれますが、おしゃれなカフェも多いと思います。
香川県は魅力的な場所がたくさんあるのですが、どこか一つと言われれば父母ヶ浜です。定番のスポットですが、定番になるのには理由があると思いますし、代表的なリフレクションの写真など写真を始めたばかりの人でも簡単に綺麗な写真が撮れるのでおすすめです。
― MASAKIさんがメインで使っているカメラ・レンズについて、それぞれの機材を選んだ経緯やお気に入りのポイントについて教えてください。
現在、私の使ってる機材はカメラがSONYのa7III、レンズはFE 24mm F1.4 GMとSuper-Takumar 55mm F1.8の2本になります。
以前は40mm、135mmの単焦点なども好きでよく使っていましたが、自分の好きな写真を撮るのに最適なレンズを選択した結果、現在の2本になりました。
a7IIIは発売されてすぐ購入したのですが、価格と性能のバランスが良く、当時は今ほどミラーレスカメラの選択肢も無かったように思います。マウントアダプターが豊富にあるのでマウント違いの手持ちのレンズを引き続き使い続ける事ができるのもポイントだと思います。
24mmのレンズについては、最初はズームレンズを使って写真を撮っていたのですが、ある日風景を広く風景を取り入れた写真が多いということに気づいた事、ズームできると優柔不断なトコが出てしまい、どの距離で撮るか迷ってしまっていたので思い切って広角の単焦点一本にしました。
もちろん撮りにくい場面もありますが、広く撮っておけば後でトリミングもできますし、それでもイマイチかなと思う時は、今日は縁がなかったと割り切っています。レンズ本体が小型軽量なのも嬉しいです。荷物はあまり大きくしたくないので、SONYさんには今後ともこういうレンズを出してほしいです。笑
55mmのレンズについては、逆光の時のオールドレンズの写りに魅力を感じたので購入しました。他にも貸してもらったりして何本かオールドレンズを試しましたが、これがお気に入りになりました。朝日、夕日、水面の反射など光が強い場面で使用する事が多いので使う場面は限られますがお気に入りのレンズです。
― 最後に、MASAKIさんのベストショットと、次に狙っているカメラやレンズ、今後の抱負があれば教えてください。
お気に入りの写真はこちらです。
偶然1段低いところを歩いていて下から見上げる桜の美しさに気付きました。日も沈みかかっていてそろそろ帰ろうかなと思っていたところで撮れた1枚です。ちょうどこの辺りを境にズームから今の単焦点一本に変えたので、そういう意味でも思い出深い写真です。
これといって特に今すぐ欲しい機材は無いのですか、a7のRシリーズが気になります。高画素にすることでよりトリミングに余裕ができるので24mmと相性がいいと思うので気になっています。
今後は自分の好きな写真により磨きをかけていきたいです。有名な場所や観光地に行かなくても身近な場所で今の雰囲気の写真を撮れたらいいなと思ってます。そのための目や感性を磨いていきたいです。
著者
MASAKI
1986年岡山県生まれ。平日は会社員をしながら週末に友人と写真を撮りに出かけています。座右の銘は初心忘れるべからず。少しずれてしまうかもしれませんが、いつになっても初めてカメラを買った時、シャッターを切った時のワクワクした純粋な気持ちを忘れずに。これからも写真を楽しみたいです。
MASAKI
1986年岡山県生まれ。平日は会社員をしながら週末に友人と写真を撮りに出かけています。座右の銘は初心忘れるべからず。少しずれてしまうかもしれませんが、いつになっても初めてカメラを買った時、シャッターを切った時のワクワクした純粋な気持ちを忘れずに。これからも写真を楽しみたいです。
MASAKIさんの使用カメラ
MASAKIさんの使用レンズ