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【実例つき】写真家に聞いたフォトフレームの選び方・飾り方

センス溢れる写真を撮る方は、きっと写真の飾り方もセンスに溢れているはず。そんな思いから、他者を魅了する写真を撮るRioさんとKazumaさんが実際にどんなフォトフレームを使って、どんな風に飾っているのかお話を伺いました。

著者: ONE SCENE編集部 | 作成日: 2020/10/02 | 更新日: 2023/02/22

大切なのは、その部屋・その空間に馴染むこと

写真家のRioさんとKazumaさんが、実際に使っているフォトフレームと飾り方についてお話を伺いました。お二人とも写真も飾り方もセンス抜群ですが、共通していたのは「部屋や空間に馴染むこと」と「写真の邪魔にならないこと」でした。

また、見るたびに安らぎ、飾ることで写真がさらに好きになるという発見もあったそうです。ぜひお二人の飾り方のアイデアやフォトフレームの選び方・飾り方を参考にしてみてください。

今回お話を伺った方

Rio

Rio

2018年秋、夫の故郷である北海道へ移住。HP「ヒカリトオト」にて夫婦で撮り続けている写真と共に想いや暮らしを綴っています。

kazuma

kazuma

1995年、大阪生まれ。看護師。 2017年9月 写真展「about us.」を大阪で開催。 デジタルカメラは、FUJIFILM X-Pro3。 フィルムカメラは、PENTAX 67II・Nikon FE2・CONTAX T2・OLYMPUS PEN FTを使用。

Kazumaさんが使っているフォトフレーム

Kazumaさんが使っているのは、HAKUBAのフォトフレーム。シンプルな木目調のフォトフレームに、フィルム1本分を1枚の印画紙上に並べて作成した「べた焼き写真」を飾るというアイデアに驚かされました。

フォトフレームを選んだ経緯やお気に入りについて

このフォトフレームは、初めて購入したフォトフレームになります。以前、友人と共に開催した写真展がきっかけで、フォトフレームを購入しました。

部屋の雰囲気ともあっている木目調のフレームがお気に入りにです。写真展をするまでは、あまり写真を印刷するという事をしてきませんでした。しかし、大きく印刷した写真を見た時、携帯やPCのディスプレイ上では分からない写真の良さをさらに知ることができました。

是非、自分のお気に入りの写真を大きく印刷して飾ってみてください。さらに写真が好きになります。

飾る時に心掛けていること

部屋に合う雰囲気や飾る写真の邪魔をしないデザインを選びました。また、賃貸ということもり、壁に掛けるのではなく寝室の小机に立て掛けています。椅子や机に立て掛けることで部屋のアクセントにもなりおすすめです。今、フォトフレームに飾っている写真は、フィルム1本分を1枚の印画紙上に並べて作成した「べた焼き写真」を飾っています。

べた焼きにすることで1つのフォトフレームに彼女との大切な旅行の思い出36枚を飾ることが出来ます。中に入れる写真で雰囲気も大きく変わるのも写真を飾る楽しさの一つだと思います。

Rioさんが使っているフォトフレーム

Rioさんは、FUJIFILMや無印良品、100円ショップなど様々なフォトフレームを空間に併せて使っていました。総じてシンプルで空間に馴染むこと、また見たときにふっと穏やかな気持ちになることを心がけていました。

FUJIFILMの「Shacolla(シャコラ)」

リビングは長い時間過ごす大切な場所。ゆえにシンプルで空間に馴染むよう、写真を飾りたいと思い選びました。

シリーズの中でも、家具や壁の色に合うようサイドがブラウンの色を。フレームが無いことでイメージに左右されず写真そのものの空気感を楽しむことができるように感じます。

ご存知の方もきっと多くいらっしゃるShacolla。使用方法もとても簡単。剥がして貼ってを繰り返せるので季節ごとや気分で写真を替えています。

※Rioさんが使用しているのは旧型で、現在はサイドのカラーと壁へ掛ける部分が変わっています。

無印良品の「壁に付けられるフォトフレーム」

無垢の素材で探していたところ、色みやフレームの太さが自然で自分たちの写真にしっくりとくるように感じました。優しい雰囲気で、写真を見る度にふっと安らぐ気持ちにさせてくれています。

サイズ違いで並べて飾ってもしつこさを感じないので、大きさ違いで4つ購入しました。取り付けが簡単で壁に開けた穴も目立ちにくい仕様になっていることも選ぶ際の決め手です。

無印良品の「アクリルフレーム」

圧迫感がなく、シンプル。透明な為、光を綺麗に取り込んでくれるところが好きです。

透明感のある飾り方をしたいと思いプリントに拘ってみたのですが影も素敵に作ってくれてフィルムのネガのような雰囲気になりました。

無印良品の「ABSフレーム」

軽くてチープな感じが可愛く、本当に手に取りやすい価格で即決でした。

お店のディスプレイでは色の鮮やかなイラストが入っていて(確か…)それがまたとても似合っていてそんな飾り方もいいなぁ…と。細い白いフレームが中に入れるものの邪魔をせず、爽やかな1枚にしてくれます。

飾る際に心がけていること、インテリアとのバランス、中に入れる写真の選び方

なるべくその部屋・その空間に合う素材を使用したいと思う他は飾り方に強い拘りはなく、あくまでも生活の一部に溶け込むように自然に… すっきりと飾るようにしています。

カメラロールを眺めていると沢山過ぎる写真たちがあってどれにしようかと決めるのに全てをじっくりと見て探すのは本当に時間がかかります(笑)

けれどそうやって振り返る時間も楽しいですし、印象に残った写真ではなくそういった時間の中で見つけた些細な瞬間の写真を飾るのも好きです。リビングやキッチンにはその時の季節に合わせた景色や花の写真を飾って部屋の中でも外の空気を感じられるようにしたり…。コラージュで複数枚の写真を飾る際には雑誌の1ページのようにしてみても素敵ですよね。

このような感じであまり参考にならないかと思いますが(笑)。結局色々意識し過ぎず、好きな写真を好きに飾るのが我が家流!と思っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。デジタルデータとしていつでも手軽に写真を見れる時代ですが、ふとした瞬間にお気に入りの写真に触れられる体験は変えがたいものだと思います。

また、飾ることで写真の素晴らしさを再発見することにも繋がりそうですね。ぜひお二人の飾り方を参考にしていただけたらとても嬉しいです。

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