HOMEストーリー一番は楽しく撮影すること。 ときめきや癒しを与えられる一枚を追い求めていく

一番は楽しく撮影すること。 ときめきや癒しを与えられる一枚を追い求めていく

関東を中心に、ふんわりと柔らかいお花の写真を撮り続けているCielさん。Cielさんの撮る、美しいグラデーションの色彩に浮かび上がるお花の写真を見ていると、見慣れたお花にこんなにも多様な表情や魅力があるのだと驚かされます。そんなCielさんがどんな表現を求めシャッターを切っているのかを知りたくて、お話を伺いました。

Ciel
created: 2020.11.08 / update: 2020.11.08
@porte_bonheur_cielより
出典:instagram

SONY α7 III / FE 135mm F1.8 GM
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Canon EOS Kiss X8i / EF70-300mm F4-5.6L IS USM
出典:instagram

Canon EOS Kiss X8i / EF70-300mm F4-5.6L IS USM
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SONY α7 III / FE 135mm F1.8 GM
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SONY α7 III / Canon EF70-300mm F4-5.6L IS USM
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― はじめにCielさんが写真を始めたきっかけや、写真にのめり込んでいった経緯について教えてください。
 
空が好きで携帯で良く空の写真を撮っていました。SNSで色々な人と話しているうちに携帯で撮るよりカメラで撮る方が楽しいよと教えてもらい、それからカメラに興味を湧きました。色々調べてお花の雫を撮りたくてマクロを買ってそれからお花の写真を撮るようになりました。
 
目で見るお花も可愛いけどファインダー越しに写るお花が今まで見た事ない世界が広がり感動してそれから写真にのめり込むようになりました。

Canon EOS Kiss X8i / EF100mm F2.8L マクロ IS USM
出典:instagram

Canon EOS Kiss X8i / EF70-300mm F4-5.6L IS USM
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Canon EOS Kiss X8i / EF70-300mm F4-5.6L IS USM
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― Cielさんのふんわりと柔らかいお花の写真に魅了される人が多いと思います。特に美しいグラデーションの背景の中に浮かび上がるようなお花が、引き込まれるようでとても魅力的です。お花の写真を撮る際にどんなことを心がけていらっしゃいますか。また、写真家でも写真家でなくても影響を受けた方はいますか。
 
心がけているのは光です。たくさんの光を取り入れることで描写の雰囲気が変わります。その時のシチュエーションにも寄りますが、逆光で撮る事が多いです。光が当たるとお花の花びらが美しく背景が優しくなります。お花の後ろには、なるべく何も無く背景と距離が離れている抜け感を重視しています。
 
その撮り方を教えてくれたのは今でもお世話になっている北村佑介先生です。北村先生の撮るお写真は儚げの中に力強さもあり、優しくて可愛いんです。
 
Instagramで知りましたが、後になって先生の本を持っていることに気付きました。先生より本の方が先に出会っていました。先生と私とは画角は違いますが、とても勉強になり、いつかは先生のような写真が撮りたいと思っています。

Canon EOS Kiss X8i / EF70-300mm F4-5.6L IS USM
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SONY α7 III / FE 135mm F1.8 GM
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Canon EOS Kiss X8i / EF70-300mm F4-5.6L IS USM
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SONY α7 III / FE 135mm F1.8 GM
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― 先ほどの質問とやや重複するのですが、Cielさんは様々な構図でお花の写真を撮られていますが、お花の魅力を引き出すにあたってどのように構図を組み立てていらっしゃいますか。
 
可愛い雰囲気に撮りたいので周りをボケでふんわり優しくしてメインのお花を引き立つようにしています。その他にも空が好きなので青空を入れてローアングルで撮ったりします。

Canon EOS Kiss X8i / EF70-300mm F4-5.6L IS USM
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SONY α7 III / FE 135mm F1.8 GM
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SONY α7 III / FE 135mm F1.8 GM
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Canon EOS Kiss X8i / EF70-300mm F4-5.6L IS USM
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Canon EOS Kiss X8i / EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM
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― また、鮮やかだけれども優しい色合いもとても魅力的です。撮影時の設定や現像など、写真表現においてはどのようなことを心がけていらっしゃいますか。
 
写真は人それぞれ好みがあります。
 
私の場合はふんわり柔らかなイメージでハイキーで撮る事が多いです。ふんわり撮るにはボケの要素もあります。絞りを開放にして焦点距離を長くすることでボケ具合も変わります。周りがボケることにより被写体が浮かび上がるようになります。そして白飛びに注意しながら露出補正しています。
 
色が強い時はホワイトバランスと色温度の設定を見ながら編集でコントラストを下げてシャドウを上げて調整しています。可愛くて優しいそして少し華やかさがあるように表現しています。

SONY α7 III / FE 135mm F1.8 GM
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Canon EOS Kiss X8i / EF70-300mm F4-5.6L IS USM
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Canon EOS Kiss X8i / EF70-300mm F4-5.6L IS USM
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SONY α7 III / FE 135mm F1.8 GM
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Canon EOS Kiss X8i / EF70-300mm F4-5.6L IS USM
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SONY α7 III / FE 135mm F1.8 GM
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― Cielさんは様々なロケーションで撮影をされていると思いますが、普段どのように撮影スポットを探していらっしゃいますか。また、特にお気に入りの場所があれば教えてください。
 
Instagramで皆さんが紹介してくれているのを見て撮影に行ったり写真のお友達が教えてくれたりしています。お気に入りの場所はたくさんありますがひとつは昭和記念公園です。四季折々たくさんのお花があるので楽しいです。あとは船橋アンデルセン公園です。ここもたくさんのお花が咲いており風車があって可愛い公園です。

SONY α7 III / Canon EF70-300mm F4-5.6L IS USM
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SONY α7 III / FE 135mm F1.8 GM
出典:instagram

SONY α7 III / FE 135mm F1.8 GM
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Canon EOS Kiss X8i / EF70-300mm F4-5.6L IS USM
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― Cielさんがメインで使っているカメラ・レンズについて、それぞれを選んだ着いた経緯や、お気に入りの点について教えてください。
 
今メインで使ってるカメラはSONY ‪α7 III。レンズは、SONY FE 135mm F1.8 GM SEL135F18GMとCanon EF70-300mm F4-5.6L IS USMを使っています。
 
SONYは憧れの北村先生が使っていてこんな素敵な写真が撮りたいと思って同じカメラにしました。SONYでないと出せない色やとろけるようなボケがたまらなくてお気に入りです。
 
 
― 最後に、Cielさんのベストショットと、次に狙っているカメラやレンズ、今後の抱負があれば教えてください。
 
ベストショットはこちらの一枚です。

SONY α7 III / FE 135mm F1.8 GM
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撮影する前まで曇っていたので夕陽は諦めていたのですが、突然綺麗な夕陽が現れて嬉しかったのを覚えています。コスモスが夕陽に照らされてキラキラ光り、ダイヤモンドみたいに輝いて眩しかったです。
 
本当は正面を向いているコスモスが良かったのですが、光り輝く美しさにもう夢中になって撮っていました。逆光で撮ると光を反射してくれるのでキラキラ輝いてくれます。そしてコスモスの花びらが透けて美しくなります。刻々と変わる夕陽に一瞬一瞬の美しさを逃さないように目と心にそして写真に残しました。
 
この時の夕陽は感動するほど素敵で、またこのシチュエーションに出会いたいです。
 
気になっているレンズは、通称サンニッパと言われている焦点距離300mm明るさF2.8の大口径望遠レンズです。
 
135もボケますがサンニッパは、さらにとろけるボケが魅力的でお友達が持っていて使わせてもらいました。ファインダーを覗いたらボケの美しさに被写体か浮かび上がり、こんな世界があったとのかと感動しました。
 
もう一つはEF200-400mm F4L IS USM エクステンダー1.4×。ズーム撮影最高峰と言われているレンズです。エクステンダーが内蔵されており切り替えが簡単に出来る良さに撮影も輪郭やシャープさがみてとれるほど魅力的なレンズです。
 
写真に正解、不正解は無いと思います。人によって好き嫌いは出ますが一番は楽しく撮影することだと思います。
 
もちろん描いているように撮れなくて悩むことも沢山あります。それでも悩み考えながら撮影している時が楽しくて、だからまた撮りに行く。表現にワクワクしたい。そんなふうに思えるのです。その中で一枚でも、ときめきや癒しをあたえられたら嬉しいと思っています。写真を撮っていると色々なヒントがあるし撮らないと世界は広がらないと思います。色々な人の写真を見て好きだなと思ったところや感動したところなど吸収して自分らしい一枚に出会えると良いと思っています。
 
上手に撮れなくても心のシャッターが押せていれば一番ですね。