HOMEズームレンズCanon EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM
Canon EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM

Canon EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM

安価な広角レンズをお求めの方に朗報です。APS-C一眼レフを手放した人に悲報です。CanonにはEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMという非常にコストパフォーマンスに優れたAPS-C用広角レンズがあります。

ズームレンズ / Canon / 広角
新品:
15,700円〜(146)
中古:
11,800円〜(136)

Canon APS-C一眼レフを持っているなら、ぜひ1本


Canon EOS Kiss F / EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM
出典:flickr(@Blondinrikard Fröberg)

Canon EOS Kiss F / EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM
出典:flickr(@Blondinrikard Fröberg)

FUJIFILM X-T20 / EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM
出典:flickr(@Windows Leong)

Canonは2019年にAPS-C一眼レフのEOS 90Dを発売しました。おそらくCanonのミドルクラスAPS-C一眼レフはこれが最後ではないかと言われています。

「今買うならミラーレス」とも言われますが、一眼レフには光学ファインダーやシャッター感などの良さがあります。また、APS-C機はフルサイズに比べるとコンパクトで価格も比較的手頃というメリットがあります。

そういった点からまだまだAPS-C一眼レフは一定のニーズがあり、ミラーレスやフルサイズを持ってても手元にAPS-C一眼レフを持っているという人も多いでしょう。

Canon APS-C一眼レフを持ってて、手頃な広角が1本欲しいと考えているのならEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMがおすすめとなります。

APS-C機はフルサイズに比べると、同じ焦点距離の場合は画角が狭くなります。そのため、望遠ではより高画素で撮影できるというメリットが生まれますが、広角では画角が狭いというデメリットとなります。

本格的な広角撮影を目的とするならフルサイズ一択と言えますが、仕事やコンテスト応募目的ではなく、気軽なスナップや記念写真などではフルサイズの大きく重いボディや、何より高い購入コストがネックとなります。

EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMは新品で3万円台という非常に安価なコストで購入可能で、APS-C一眼レフの購入コストも考えればかなりお手軽に広角撮影が楽しめるセットとなっています。

中古で購入しても2万円台後半であまりお得感がありませんが、中古の場合はレンズフードが付属している場合もあるのでそういった中古を選ぶとお得感が出ます。新品購入の場合、レンズフードは付属しないので必要に応じてEW-73Cというレンズフードの購入が求められます。

APS-Cなので画角が気になりますが、画角的にもワイド端の10mmがあればフルサイズの広角撮影に引けを取らない画角となります。

日頃、望遠撮影がメインで、APS-C一眼レフも使うけど広角撮影はとりあえず抑えておきたいというぐらいであればEF-S10-18mmを活用すると良いでしょう。

Canon EOS R / EF-S10-18mm f/4.5-5.6 IS STM

周辺の流れは多少気になりますが歪みはほとんど気になりません

Canon EOS 80D / EF-S10-18mm f/4.5-5.6 IS STM

決して明るくないレンズなので、夜景はカメラを固定してシャッタースピードを落とすことで対応することで綺麗に撮れます

Canon EOS Kiss X9i / EF-S10-18mm f/4.5-5.6 IS STM

大きな建物全体を撮影するなら広角レンズは必須となります

Canon EOS Kiss X9i / EF-S10-18mm f/4.5-5.6 IS STM

最短撮影距離は22cmで意外と物撮りにも対応します

Canon EOS 70D / EF-S10-18mm f/4.5-5.6 IS STM

旅先で愛車を撮るなら、手軽に持ち歩けるこのレンズは選択肢に必ず入ります

Canon EOS 70D / EF-S10-18mm f/4.5-5.6 IS STM

常に持ち歩く広角レンズがないと、広角が必要なシャッターチャンスを逃してしまいます


全てが及第点のレンズ


低コストで広角撮影が楽しめることが魅力のEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMですが、パフォーマンスが良くないのであれば、安かろう悪かろうです。

結論から言うと、EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMは広角レンズとして及第点のパフォーマンスを持ったレンズです。Canon純正レンズなので落第点のレンズであるわけがないですが、DxOMarkなどのレンズを数値化する評価サイトにおいても及第点の数値が出ています。

CanonにはAPS-C一眼レフ用広角レンズとしてEF-S10-18mmの他にEF-S10-22mm F3.5-4.5 USMというレンズがあります。社外製としてはTAMRON 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLDやSIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMがあります。

まず大前提ですが、社外レンズと比べてもEF-S10-18mmは最も低コストで購入できるレンズです。にもかかわらず、評価値ではほぼ同等の数値を出しているのがEF-S10-18mmです。

具体的には周辺光量落ちや歪曲収差については先程あげたレンズやLレンズなどと比較しても遜色ない数値です。残念ならが全体的な解像感では一歩譲るところはありますが、周辺部の流れなどもそこまで目立つものではなく、価格的なことまで加味すれば満足のいく画質となっています。

星空や夜景の撮影でも、画角的には十分で満天の星空、眼下に広がるまばゆい夜景を撮影できます。

もちろん、APS-Cでの撮影なので星空や夜景の場合はノイズには注意が必要です。

そもそも解像感を追求するのであれば、フルサイズカメラに広角レンズを組み合わせて撮影することがベストであることは言うまでもないので、APS-Cで広角撮影をする場合であればEF-S10-18mm画質的には十分なレベルにあるといえます。


アウトドアにおすすめ


先程、レンズ評価でもあげたEF-S10-18mm、TAMRON 10-24mm、SIGMA 10-20mmですが、コストだけでなくサイズを比較してもEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMは圧倒的にコンパクトです。

EF-S10-18mmは他のレンズに比べて半分程度の重量です。Lレンズではないので、防塵防滴ではありませんが、この軽さはアウトドアには最適のレンズといえます。

広角レンズのメリットは、メインの被写体の後ろに大きく背景を入れることができる点です。アウトドアを趣味にしているなら、素敵な景色を背景に写真に抑えたいと思うことは多々あることでしょう。水濡れや汚れに気をつける必要はありますが、そもそも一眼カメラをぞんざいに扱う人は多くないでしょう。

普通に使えばそこまで故障も多くなく、純正レンズなのでCanonのサポートもあります。自転車や車が趣味でいろんなところに出かけて、愛車と風景を一緒に写真に収めたいときなどは最適のレンズといえます。


動画にも使える


動画撮影、特に自撮りなど被写体に寄って撮影をするときは広角レンズが必要です。そんなときにもEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMはメリットがあります。

EF-S10-18mmにも使われているAFモーターのSTMはUSMに比べてAF速度は遅くなりますが、動作音が静かというメリットがあります。

USMの中でもナノUSMはかなり動作音が静かでAFも速く動きモノなどの動画向きともされますが、広角ならそこまでAFにシビアではないのでEF-S10-18mm STMは動画に最適のレンズの1つとなります。


ネット上のユーザーレビュー


■ ポジティブレビュー

  • AFはSTMでもまったく気にならない速さ
  • 軽くて、とりあえずバックにいつもいれておける便利な広角
  • 大きな建造物を画角に収められるので、旅先で重宝
  • 価格から想像した以上の広角写真が撮れる
  • 手っ取り早く風景写真を撮るシステムが作れる

やはりコスパへの高評価が集まっています。撮影機会を増やす投資としても十分な価値がありそうです。

■ ネガティブレビュー

  • 解像感ではSIGMAの広角が圧勝
  • ISはシフトブレに弱く、動きに癖があり信用できない
  • 室内で子供の撮影に使うには明るさがちょっと足りない
  • 超広角な分、端に歪みが出るので集合写真には不向き
  • テレ側が18mmなので広角専用としてしか使えない

画質については値段なりですが、暗がりでの撮影は開放F値の暗さが弱点となってしまうようです。


まとめ


本格的な広角撮影をするなら間違いなくフルサイズカメラに広角レンズを装着した撮影がベストです。しかし、とりあえず広角でも撮ってみたいという程度の場合、広角レンズは高価なものが多くなかなか手が出ません。

EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMであれば一眼レフレンズとしては最安値ともいえる3万円台で購入が可能です。しかも、Canon純正レンズなので一定の性能が保証されています。

APS-C一眼レフを持っているなら、1本あれば様々なシーンで広角撮影を楽しむことができます。また、ミラーレスでもマウントアダプター介して使えるのでCanon APS-C一眼レフ専用という肩書以上に使えるカメラは多く、そのコスパは高いといえます。
基本仕様
対応マウントCanon EF-Sマウント
フォーカスAF/MF
フルサイズ対応-
APS-C専用
レンズ構成11群14枚
絞り羽根枚数7枚
焦点距離

10-18mm(35mm判換算:16-26mm相当)

最短撮影距離22.0cm
最大撮影倍率0.15倍
開放F値F4.5〜29.0
画角107.3~74.2度
手ブレ補正機構
防塵-
防滴-
サイズ・重量
最大径×長さ74.6x72mm
重量240g
フィルター径67mm
発売日
発売日2014年05月29日