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定額買取
SONY FE 28-60mm F4-5.6 SEL2860
SONY Eマウント
2021/01/29発売
α7Cのキットレンズとして2020年、同時に発表されたレンズ、FE 28-60mm F4-5.6。まるでAPS-Cレンズのようなコンパクトさで話題となりました。当初はα7Cのキットレンズとしてのみの発売でしたが、その後、単体購入も可能となった本レンズ。超コンパクトなフルミラレンズとはどの様な性能のレンズなのでしょうか。
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本体の買取額:16,300円(定額)
著者: enoF
ミラーレスにふさわしい新時代のキットレンズ
α7Cは今までの一眼レフの形状を踏襲したフルサイズミラーレスとは違い、レンジファインダーを想起させるような、軍艦部に凸部分のない箱型デザインのカメラ。APS-Cではα6000シリーズの様に、既に似たようなデザインのカメラはありましたが、フルサイズカメラとしては初のカメラ。
そして、それと同時に発表されたFE 28-60mm F4-5.6とα7Cを組み合わせることでズームレンズを装着したフルサイズ一眼として、発売時点で世界最軽量の撮影システムとなりました。まさに、α7Cの軽量コンパクトという特徴を最大限に活かすために生み出されたレンズがFE 28-60mm F4-5.6といえます。
この世界最軽量の撮影システムを生み出すために、まずは、焦点距離を28-60mmと、従来の標準レンズより狭く設定。これにフルミラマウントの光学設計の優位性を組み合わせてコンパクトなレンズを生み出しました。
また、沈胴機構を採用することで収納時はさらなるコンパクト化を実現。フルサイズ一眼に標準レンズを装着していながら、収納時は大きめのポケットに収まるサイズとなりました。
収納時は鏡筒を縮めてコンパクトに、撮影時に鏡筒を伸ばす沈胴機構は、急いで撮影する際には鏡筒を伸ばす時間がタイムラグとなることや、伸縮機構があることで、鏡筒の精度や強度、防水性などでデメリットがありますが、収納時のサイズを極限まで小さくできるという大きなメリットがあります。
狭い焦点距離、沈胴式の鏡筒、フルミラの光学的に一眼レフと比べて有利であるという3つのポイントは、約167gという世界最軽量の標準ズームレンズ、極限のコンパクトさの中にもしっかりとした光学性能をもったレンズを生み出しました。
FE 28-60mm F4-5.6の中央部の解像力はより大きな、一般的な24-70mmの標準ズームレンズと遜色なく、フルサイズミラーレスでの高解像な撮影を可能とします。
α7Cシリーズは、コンパクトとはいえ、他のα7シリーズと同様のイメージセンサーを採用しています。FE 28-60mm F4-5.6は単にコンパクトで軽量なレンズというだけでなく、その大きさから予想されるよりも遥かに優秀な光学性能を発揮します。
製品 | ||
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価格 | 新品: 44,340円 中古: 22,880円 | 新品: 36,700円 中古: 18,800円 |
焦点距離 | 28-60mm | 28-70mm |
F値 | F4.0〜22.0 | F3.5〜36.0 |
最短撮影距離 | 30.0cm | 30.0cm |
絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 |
重量 | 167g | 295g |
発売日 | 2021/01/29 | 2014/02/07 |
トレードオフの部分とはうまく付き合うレンズ
当然ですが、世界最軽量の撮影システムを実現するためにはトレードオフとなった部分もあります。
見てわかる通り、28-60mmというズームレンジの狭さはその最たるものでしょう。F4-5.6という開放F値もフルサイズレンズとしては物足りない明るさといえます。また、沈胴式の前玉部はレンズフードの装着もできません。
これらは、当然ですが、従来の標準ズームレンズと比較するとネガティブ要素ではあります。
しかし、考え方を変えると、単焦点レンズだと2-3本持ち歩かないとカバーできない画角の撮影を1本で賄え、開放は暗めとは言っても、スナップ撮影などでは十分な明るさがあります。フルミラは元々APS-Cと比較して、ノイズ耐性は高く、F4-5.6であればスナップ撮影では十分な明るさです。
レンズフードに関しては、FE 28-60mm F4-5.6の逆光耐性は高い評価があるのでほとんどの撮影シーンではフードなしでも満足のいく撮影が可能。どうしても気になる場合には社外製のフードも一応発売されています。
トレードオフとなっている部分を理解し、その部分とうまく付き合うことで、フルミラ購入時の最初のレンズとして、普段使いとしてカメラに常時装着するレンズとして最良の1本となります。
作例紹介
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- レンズ単体で購入する場合は、キットレンズ箱バラしの新古品がおすすめ
- ボケ味はクセもなく自然で美しい
- 28mmより広い画角はスマホでカバーすると使い勝手も良い
- クロップで90mmとなるので望遠も十分
- かなりの撮影シーンがこれ1本でカバーできる
画角についてはクロップやスマホで代用することで、別のレンズを持ち歩くことなく対応出来そうです。
■ ネガティブレビュー
- 逆光時に派手なゴースト出ているレビュー画像もあるので、逆光耐性はそこまで高くない
- 街歩きを考えるともう少し広角よりの画角が欲しい
- 40.5mmというフィルターサイズなのでフィルターを使う場合は注意が必要
- 鏡筒はほぼ樹脂製で、強度は不安になる
- 35mmf1.8などの単焦点を購入したら使わなくなった
価格やサイズ的に不満点がある部分は仕方なく、それは次なるレンズを購入する参考ポイントにもなっています。
まとめ
α7Cのキットレンズとして発売されたFE 28-60mm F4-5.6。α7C IIやα7CRのキットレンズとしても販売されています。
レンズ単体で購入すると、5万円弱とやや高い価格に感じますが、キットレンズとして購入すればカメラ単体と比較して2万円弱の差額で手にすることができます。α7Cシリーズを超コンパクト撮影システムとして活用するなら最良かつ唯一の選択肢です。
焦点距離などサイズとトレードオフとなった部分もありますが、光学性能は上位モデルと比較しても申し分なく、フルミラの性能を存分に楽しむ最初のレンズとしておすすめとなります。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
ズームレンズ > 標準
SONY FE 28-60mm F4-5.6 SEL2860
新品: 64,891円 / 中古: 30,195円
新品: 44,340円 / 中古: 23,350円
新品: 44,340円 / 中古: 22,880円
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:16,300円(定額)
製品情報
カテゴリ | ズームレンズ |
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メーカー | SONY |
タイプ | 標準 |
マウント | SONY Eマウント |
関連製品
製品 | SONY FE 28-60mm F4-5.6 SEL2860 (本製品) | |||||
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価格 | 新品: 44,340円 中古: 22,880円 | 新品: 82,980円 中古: 78,900円 | 新品: 89,917円 中古: 79,260円 | 新品: 94,912円 中古: 83,770円 | 新品: 71,280円 中古: 66,800円 | 新品: 134,900円 中古: 96,800円 |
焦点距離 | 28-60mm | 17-70mm(35mm判換算:25.5-105mm相当) | 28-70mm | 28-75mm | 18-50mm(35mm判換算:27-75mm) | 24-70mm |
F値 | F4.0〜22.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 |
最短撮影距離 | 30.0cm | 19.0cm | 19.0cm | 18.0cm | 12.1cm | 18.0cm |
絞り羽根枚数 | 7枚 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 7枚 | 11枚 |
重量 | 167g | 525g | 470g | 540g | 290g | 830g |
発売日 | 2021/01/29 | 2021/01/14 | 2021/03/12 | 2021/10/28 | 2021/10/29 | 2019/12/20 |