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定額買取
Canon EF17-40mm F4L USM
Canon EFマウント
2003/05/01発売
一生のうちで、どれだけレンズにお金を費やすのでしょう。大物YouTuberなら新作レンズを次々買い漁ることもできますが、たとえプロのカメラマンだとしても仕事の撮影ではあまり使わない様な専門外のレンズにそうそう費用をかけることはできないでしょう。アマチュアならなおさらです。そこで注目されるのが中古レンズや型落ちの発売が古いレンズです。EF17-40mm F4L USMは2003年発売の古いレンズで、Lレンズとは思えないお手頃価格となっており、ちょっとした広角撮影などには使い勝手が良さそうですが、どの様な性能をみせてくれるのでしょう。
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本体の買取額:22,000円(定額)
著者: enoF
買えるうちに買っておきたいレンズ
Canonの最高級レンズライン、Lレンズは今や新品であれば20万円、30万円が当たり前の高級レンズです。
EF17-40mm F4L USMは2003年発売ですが、2020年でも新品が販売されている息の長いレンズとなっています。今でこそ20万、30万が当たり前のLレンズですが2003年当時はそこまでレンズ価格は高騰しておらず、EF17-40mm F4L USMは初値でも10万円を切る金額で購入できました。2020年では新品で8万円台、中古なら4万円台で購入することができます。
Lレンズは防塵防滴で信頼性の高いレンズですが、高級レンズなので日常的に持ち歩くには気が引けたりもします。しかし、EF17-40mm F4Lの価格であればそこまで気を遣うこともなさそうです。
また、EF17-40mm F4Lはコンパクトな広角レンズなので、カメラバッグの隙間に収めても邪魔にならず、常に持ち歩くレンズの1つとすることができます。
F2.8通しのズームレンズを大三元と呼ぶことに対して、F4通しのズームレンズは小三元と呼ばれます。小三元は大三元よりもコンパクトで比較的手に入れやすい価格であることから、常用レンズとしてアマチュアカメラマンに愛用されますが、EF17-40mm F4Lはその中でも特に常用しやすいレンズとなっています。
テレ端が40mmなのも魅力で、広角だけでなく標準画角での撮影も可能で、カメラに装着したまま持ち歩いても様々なシチュエーションで使い勝手の良いレンズです。
EF17-40mm F4L USMは型番からわかるとおり、手ブレ補正はありません。F4の明るさはありますが、撮影時は手ブレに気をつける必要があります。
しかし、Canonの最新ミラーレスにはボディ内手ブレ補正が搭載されているので、マウントアダプターを介してEOS R6などに装着すればさらに扱いやすいレンズとなることも考えられます。
EF17-40mm F4L USMはフルサイズミラーレスへの移行を考える時期でも、お財布をさほど傷つけずに、フルミラでも使いやすいレンズといえます。
製品 | |||
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価格 | 新品: 100,600円 中古: 24,380円 | 新品: 91,800円 中古: 57,800円 | 新品: 252,860円 中古: 128,800円 |
焦点距離 | 17-40mm | 16-35mm | 16-35mm |
F値 | F4.0〜22.0 | F4.0〜22.0 | F2.8〜22.0 |
最短撮影距離 | 28.0cm | 28.0cm | 28.0cm |
絞り羽根枚数 | 7枚 | 9枚 | 9枚 |
重量 | 475g | 615g | 790g |
発売日 | 2003/05/01 | 2014/06/01 | 2016/10/01 |
気になる性能は
さて、購入コストが魅力的でもパフォーマンスがついてこなければ買う意味はありません。
EF17-40mm F4L USMはCanonになかなか優秀な広角レンズがなかったことから、発売当初は純正広角唯一の選択肢として購入されることのあったレンズです。
2002年発売のEF16-35mm F2.8L USMは周辺の流れが酷いという評価が多く、それよりも流れが少ないEF17-40mm F4L USMを使うという人も多くいました。EF17-40mm F4L USMは広角端で1mmの余裕をもたせたことで、EF16-35mm F2.8L USMよりも周辺の流れは少なくなっています。
とはいえ、設計は古いレンズなので周辺の流れは出ますし、歪曲収差もある程度出ます。Lレンズとしての画作りの性能を求める場合は不満が出る点ではあります。
風景や星空撮影で広角端を使う場合は収差の影響を考える必要がありますし、ポートレートで使う場合はテレ側で撮影した方が、歪みが少ない画となります。
そういった点では使い手の工夫が必要なレンズです。
コスパといえばSIGMAやTAMRONなどのサードパーティ製レンズがよくあげられますが、F4通しの広角レンズは少ないので、比較対象となるレンズはあまりありません。Canon小三元を揃えておきたいという場合、予算を抑えるのであればEF17-40mm F4L USMは選択肢として入れておきたいレンズです。
作例紹介
ダイナミックな空や地形の撮影は広角レンズがなければ写真にすることはできません
集合写真では広角レンズがあると重宝します
広角端では樽型の歪みが出ますが、意図的に利用したり、デジタル補正するという選択肢があります
テレ端40mmなので標準レンズの代わりとしてポートレートなどにも使えます
夜景でも十分に使えますが、あまり光芒がキレイに出るレンズではなさそうです
唯一の不満点はレンズフードのみ?
EF17-40mm F4L USMのレビューを見ていくとわかりますが、Lレンズとはいえ、かなり古いレンズで、価格も無印レンズと同等なので撮影画質などでのネガティブなレビューはそこまで多くはありません。性能は価格なりに妥当として捉えるレビューが多くなっています。
ネガティブなレビューの中で目立って多く見られたのはレンズフードに関するものです。EF17-40mm F4L USMはコンパクトなレンズですが、レンズフードを装着すると外径が数cm大きくなるような印象です。
広角レンズはレンズフードでケラレが起きないように大きめのレンズフードとなりますが、EF17-40mm F4Lはレンズ本体がコンパクトなのでレンズフードの大きさがより目立つようになっています。
レンズフードはレンズに斜め方向から入ってくる光を制限することでフレアやゴーストを軽減する効果があります。つまりフレアやゴーストが発生しにくい状況であれば不要ということで、レンズフードを持ち歩かないという人もいます。
また、EF17-40mm F4LにはEW83Hなどの標準レンズのレンズフードを加工して装着しているというツワモノもいるようです。標準レンズのレンズフードをEF17-40mm F4Lにそのまま装着すると、ケラレが発生するので、削って短く加工する必要があります。
コンパクトで持ち運びやすいと評判のEF17-40mm F4Lですが、レンズフードは持ち運びに工夫が必要なようです。
大人数での記念写真のために1本持っておく
デジタル一眼を持っていると、記念写真の撮影を頼まれたりしませんか?
屋外での集合写真の場合は標準レンズでも問題ありませんが、屋内の集合写真では標準レンズでは焦点距離がネックとなる場合もあります。屋外であれば、後ろに下がることで大人数でも全員を画角に収めることができますが、屋内では後ろに下がるにも限界があります。また、屋内では明るさも限られるのでレンズの明るさも求められます。
そこで持っていると有用なのがEF17-40mm F4L USMです。集合写真を屋内で撮影するために十分な画角と明るさがあります。しかも、カメラバッグの隙間に収まるコンパクトさ。
結婚式などの撮影を頼まれたりしたときにはEF17-40mm F4Lが1本あると、対応できる撮影のバリエーションが増えます。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 典型的な樽型の歪みが出るが、個人的にはそれも広角の味と納得
- 軽くて持ち歩きやすい旅用Lレンズ
- フレアが多少目立つが致命的ではない
- 風景ならどうせ絞るので、F4のデメリットは感じない
- デジタルレンズオプティマイザで見違えるほどの解像感に
古い設計のレンズですが、デジタルレンズオプティマイザを適用することでかなり使えるレンズになるというレビューに注目です。
■ ネガティブレビュー
- Lレンズと呼ぶには普通の性能
- まともに解像するのは中心部だけなので、構図には工夫が必要
- ズームリングはやや狭く、操作性が悪い
- レンズフードが携帯性を台無しにする
- 精度の問題か、メーカーでピント調整しないと使えない
歪曲収差が目立つとのレビューが多いので、そこは現像時に補正する必要があるかもしれません。
まとめ
デジタル一眼レフのレンズは最新レンズが次々と発表されるフルサイズミラーレスとは違い、レンズラインアップ的には飽和状態にあります。
そんな中だからこそ、EF17-40mm F4L USMの様な「掘り出し物」的なレンズが存在します。望遠撮影は焦点距離が足りなくても現像時にある程度トリミングすることで補完できますが、広角撮影は広角レンズがないと写りません。
とりあえずの広角レンズにEF17-40mm F4L USMのような掘り出し物レンズはどうでしょう。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
ズームレンズ > 広角
Canon EF17-40mm F4L USM
新品: 100,600円 / 中古: 25,800円
新品: 119,635円 / 中古: 24,380円
新品: 102,673円 / 中古: 24,760円
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本体の買取額:22,000円(定額)
製品情報
カテゴリ | ズームレンズ |
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メーカー | Canon |
タイプ | 広角 |
マウント | Canon EFマウント |
関連製品
製品 | Canon EF17-40mm F4L USM (本製品) | |||||
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価格 | 新品: 100,600円 中古: 24,380円 | 新品: 108,999円 中古: 61,000円 | 新品: 91,800円 中古: 57,800円 | 新品: 194,184円 中古: 144,800円 | 新品: 252,860円 中古: 128,800円 | 新品: 147,281円 中古: 106,400円 |
焦点距離 | 17-40mm | 16-35mm | 16-35mm | 11-24mm | 16-35mm | 14-24mm |
F値 | F4.0〜22.0 | F2.8〜22.0 | F4.0〜22.0 | F4.0〜22.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 |
最短撮影距離 | 28.0cm | 28.0cm | 28.0cm | 28.0cm | 28.0cm | 26.0cm |
絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 9枚 |
重量 | 475g | 640g | 615g | 1,180g | 790g | 1,150g |
発売日 | 2003/05/01 | 2007/03/30 | 2014/06/01 | 2015/02/26 | 2016/10/01 | 2018/03/09 |