製品解説
スペック情報
極上のキレとボケが叶うSONYの誇る中望遠単焦点レンズ
SONYのEマウントレンズの中でも、高い描写力に定評があるG Masterシリーズ。「FE 135mm F1.8 GM SEL135F18GM」は描写力とボケ感魅力的な大口径望遠単焦点レンズです。知っておきたい特徴は、次の4つです。
1.高解像度が叶う大口径望遠単焦点レンズ
「FE 135mm F1.8 GM」は35mm換算で135mmの大口径望遠単焦点レンズです。50mmなどの標準単焦点よりも圧縮効果とボケ味が強くなるため、ボケ感を活かした草花の撮影や撮りたいシーンをグッと引き寄せる風景撮影、ポートレート撮影に向いています。
超高度非球面XAレンズやスーパーEDレンズを使った10群13枚の新規光学設計を採用しており、色収差や湾曲収差を抑えながらどの画角でもキレのある鮮明な描写が叶うところも特徴です。また、レンズにはナノARコーティングを施しているため単焦点レンズで気になるフレアやゴーストを軽減でき、環境に左右されずに撮影が楽しめます。
2.G Masterシリーズならではのボケ感を実現
「FE 135mm F1.8 GM」は開放F値1.8という明るさがあり、室内撮影はもちろんのこと星空撮影や夜景撮影など光量が少ない場所でも快適に使えます。11枚羽根の円形絞りを採用しており、1,2段階絞っても円形のボケ感を保ったまま撮影できるところがポイントです。
また、G Masterシリーズならではの高い描写力には定評があり、柔らかなボケ感とピントが合っているところの高解像度がバランスよく取り入れられる美しい写真に仕上がります。
3.高精度、高速なAFを実現
SONY α7R III / FE 135mm F1.8 GM
出典:flickr(@Peter Stenzel)
3.高精度、高速なAFを実現
レンズの構造が複雑になると気になるのがAFの速度です。「FE 135mm F1.8 GM」は、フォーカスレンズ群を2つに分けて動かすことで重くなりがちなレンズ群を高速に動かします。
それに加えて独自開発をしたXDリニアモーターを全部で4基搭載しており、制御アルゴリズムとの組み合わせによって高精度なAFが実現します。
スポーツ撮影や動きのあるポートレート、動物撮影など、ここぞという瞬間を逃したくない場合にも十分に力を発揮してくれるのは大きな魅力だと言えるでしょう。
4.プロユースに耐えられる実用性を兼ね備えている
SONY α7R III / FE 135mm F1.8 GM
出典:flickr(@Peter Stenzel)
「FE 135mm F1.8 GM」は重量950g、直径89.5mm×全長127mmで軽量マグネシウム合金を使用しているので、大口径望遠単焦点レンズにしては使いやすいサイズ感となっています。
4.プロユースに耐えられる実用性を兼ね備えている
「FE 135mm F1.8 GM」は重量950g、直径89.5mm×全長127mmで軽量マグネシウム合金を使用しているので、大口径望遠単焦点レンズにしては使いやすいサイズ感となっています。
プロユースにも応えられるようにレンズの側面にはフォーカスホールドボタンやフォーカスレンジリミッター等が備わっており、感覚的に操作することが可能です。また、防塵防滴仕様なので、過酷な環境下でも安心して使えるようになっています。
本レンズを楽しむなら
「FE 135mm F1.8 GM」は35mm換算で135mmの大口径望遠単焦点レンズなので、標準域の単焦点レンズでは味わえない圧縮効果やボケ感を活かした風景写真やスナップ写真が楽しめます。解放F値は1.8と明るいため、室内や夜景撮影にも使えます。
被写体をグッと引き寄せた立体感のある描写も得意なので、ポートレートやスポーツ撮影、動物写真にもおすすめです。また、最短撮影距離は0.7m、最大撮影倍率0.25倍の近接撮影が可能で、草花の撮影やアクセサリー撮影などマクロレンズで撮影したような高解像度な描写ができます。
このように、高い描写力と美しいボケ感を活かした多彩な撮影が楽しめる単焦点レンズです。
併せて検討したいレンズ
「FE 135mm F1.8 GM SEL135F18GM」を検討するときに迷うのが、同じ焦点距離の「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM|Art」ではないでしょうか。主な違いは下記のとおりです。
- どちらのレンズも焦点距離と解放F値は同じ。
- どちらも円形絞りが特徴的だが「FE 135mm F1.8 GM」は11枚羽根、「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM|Art」は9枚羽根となっている。
- 「FE 135mm F1.8 GM」は豊かな表現力が魅力的なArtラインのレンズで、高い描写力を重視したい人におすすめ。
- 「FE 135mm F1.8 GM」はSONYのEマウントレンズの中でもワンランク上となるG Masterシリーズのレンズなので、高解像度や鮮明な描写にこだわりたい人にピッタリ。
- どちらも防塵防滴性能と高速AFを兼ね備えている。
- 「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM|Art」は重量1,230g、直径91.4mm×全長140.9mmなので軽量コンパクトを重視するなら「FE 135mm F1.8 GM」。
- 「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM|Art」は新品価格が175,000円、中古相場が100,000円前後なので、コスパを重視したい人に向いている。
このように、両者は同じ画角ではありますが重視しているポイントが異なるため、外せないポイントを比較検討してみてください。
作例紹介
「FE 135mm F1.8 GM」ならではの柔らかいボケ感が感じられる1枚。ピントを合わせた部分だけしっかりと引き立ててくれます。
結婚式などのイベントでなかなか被写体に近寄れないシーンでも、表情まで捉えることが可能。G Masterシリーズならではの高い描写力が伝わります。
マクロレンズのように使うことで、1輪の花をクローズアップし撮影できます。高速AFが備わっているため、ここぞという瞬間を逃しません。
ユーザーレビュー
「FE 135mm F1.8 GM」のレビューを見てみると「発色がきれいでシャープな描写ができるため、風景やポートレートなど何を撮っても満足できる」「クリーミーなボケ感がとても美しくて、撮影することが楽しくなる」という声が多いです。
一方で「もう少し軽いと、手軽に持ち歩けるようになる」という意見も。いずれにしても、美しいボケ感と描写力の高さが高い評価を得ているようです。
まとめ
「FE 135mm F1.8 GM」は、G Masterシリーズならではの高い描写力と柔らかいボケ感が魅力的な大口径望遠単焦点レンズです。
円形絞りを採用しているので、絵になる玉ボケを作ったり滑らかに背景をぼかしたりとさまざまな表現が楽しめます。プロユースも叶う多機能なレンズなので、シーンを選ばずさまざまな撮影に寄り添ってくれるので、ぜひ検討してみてください。
基本仕様 | |
---|---|
対応マウント | SONY Eマウント |
フォーカス | AF/MF |
フルサイズ対応 | ○ |
APS-C専用 | - |
レンズ構成 | 10群13枚 |
絞り羽根枚数 | 11枚 |
焦点距離 | |
最短撮影距離 | 70.0cm |
最大撮影倍率 | 0.25倍 |
開放F値 | F1.8〜22.0 |
画角 | 18度 |
手ブレ補正機構 | - |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
サイズ・重量 | |
最大径×長さ | 89.5x127mm |
重量 | 950g |
フィルター径 | 82mm |
発売日 | |
発売日 | 2019年04月19日 |
製品情報
- カテゴリ
- 単焦点レンズ
- メーカー
- SONY
- タイプ
- 中望遠
- マウント
- SONY Eマウント
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