HOME単焦点レンズSIGMA 56mm F1.4 DC DN|Contemporary [ソニーE用]
SIGMA 56mm F1.4 DC DN|Contemporary [ソニーE用]

SIGMA 56mm F1.4 DC DN|Contemporary [ソニーE用]

常に挑戦し続けるレンズメーカーSIGMA。ミラーレス一眼が登場してから、SIGMAのチャレンジは留まることを知りません。56mm F1.4 DC DN|ContemporaryもそんなSIGMAのスピリットが生み出した1本と言えそうです。そんな56mm F1.4 DC DN|Contemporaryの魅力をみていきましょう。

単焦点レンズ / SIGMA / 中望遠
新品:
43,710円〜(49)
中古:
32,800円〜(21)

APS-Cとミラーレスマウントの組み合わせが面白い

SONY α6400 / SIGMA 56mm F1.4 DC DN|Contemporary
出典:instagram(@nagaocha_af)
SONY α6400 / SIGMA 56mm F1.4 DC DN|Contemporary
出典:instagram(@nagaocha_af)
SONY α6400 / SIGMA 56mm F1.4 DC DN|Contemporary
出典:instagram(@nagaocha_af)
SONY α6400 / SIGMA 56mm F1.4 DC DN|Contemporary
出典:instagram(@nagaocha_af)

ミラーレスといえばショートフランジバックがレンズに大革命を巻き起こしました。より明るいレンズ、よりコンパクトなレンズ、今までになかったズーム域…様々な新しいレンズが登場しています。

ただ、SONYが巻き起こしたフルミラブームで、フルミラ用レンズが先行して拡充されていて、若干置いてけぼり感があるのがAPS-Cミラーレス用レンズです。

そんな状況に一石を投じたのがSIGMAのF1.4 DC DNレンズです。

これまでに16mm、30mmと発売され、その次に発売されたのが、APS-Cでは中望遠となる単焦点レンズ、56mm F1.4 DC DN|Contemporaryです。

フルサイズ換算で84mmとなるこのレンズは、まるでフルサイズの85mm単焦点の様なキレのある描写と豊かなボケを生み出し、APS-Cカメラでもフルサイズの様な描写を可能とします。

APS-Cカメラはフルサイズと比べるとボケにくいとされます。56mm F1.4 DC DN|ContemporaryはSIGMAがArtレンズの開発で培った技術と、ミラーレスのショートフランジバックという優位性、さらにフルサイズより小さいAPS-Cのイメージセンサーに最適化した光学設計で、フルサイズのArtレンズに匹敵する描写力とボケ量を実現させました。

なおかつ、同焦点域のレンズとしては最小となるコンパクトなレンズとなりました。
 

 E 50mm F1.8 OSS(SEL50F18F)との比較は


SONYには50mmの単焦点としては純正のE 50mm F1.8 OSSがあります。E 50mm F1.8 OSSはいわゆる撒き餌と呼ばれるリーズナブルなレンズで、56mm F1.4 DC DN|Contemporaryと比較すると約半額という手頃な価格です。

似たような焦点域、開放F値の純正レンズがあるのに、あえて社外レンズを買う価値はあるのでしょうか。通常、純正レンズと社外レンズを比較すると、社外レンズは安価でも描写やAFが純正に劣るという評価が多くなります。

しかし、このレンズの比較では全く逆のことが起こります。SIGMA 56mm F1.4 DC DNは純正を遥かに超える、単焦点ならではのシャープな描写が魅力です。

さらにAFも、E 50mm F1.8 OSSの評価が低いこともありますが、SIGMAのステッピングモーターは応答性が高く、56mm F1.4 DC DNは十分な速度があります。

唯一の欠点としては、SIGMA 56mm F1.4 DC DNは手ぶれ補正非搭載である点で、ボディ内手ぶれ補正のあるα6600などでは問題ありませんが、α6400の場合は注意が必要です。

この様に性能では全般的にSIGMA 56mm F1.4が高く、その分、購入コストもかかります。似たような焦点距離やF値ではありますが、描画や用途は全く異なるレンズという認識をすると良さそうです。
製品

SIGMA 56mm F1.4 DC DN|Contemporary [ソニーE用]

SONY FE 50mm F1.8 SEL50F18F

価格新品:43,710円〜
中古:32,800円〜
新品:31,680円〜
中古:25,190円〜
焦点距離56mm(35mm判換算:84mm相当)50mm
F値F1.4〜16.0F1.8〜22.0
最短撮影距離50.0cm45.0cm
絞り羽根枚数9枚7枚
手ブレ補正--
防塵-
防滴-
重量280g186g
発売年月2018年11月2016年04月
 

やっぱりこのレンズはポートレート


先程も触れましたが、56mmという焦点距離はフルサイズ換算で84mmとなります。フルサイズ85mm単焦点がそうであるように、このレンズもポートレートなどで大活躍するレンズです。

56mm F1.4 DC DNは歪曲や周辺減光などはデジタル補正することを前提とすることで、光学設計をシンプルにし、コンパクトなサイズ感とともに、ピント面の高い解像力を実現しました。

周辺部にはやや描写の甘さがありますが、APS-Cでは最高とも評される中心部の解像力はポートレートでは抜群の威力となります。今まではポートレート撮影するならフルサイズが必須とも言われていましたが、このレンズがあれば、フルサイズに負けないポートレート撮影が可能となります。

実際に、SIGMA 56mm F1.4 DC DNと他のフルサイズ85mm単焦点で撮影した写真をブラインドテストしたところ、ほとんどの人が見分けることが出来なかったというデータもあります。

APS-Cカメラをポートレートでも活躍させたいなら、SIGMA 56mm F1.4 DC DNは最適のレンズの1本と言えます。
 

SONY E以外でもオススメのレンズ


56mm F1.4 DC DNはSONY Eマウント以外にも、Lマウント、マイクロフォーサーズマウント、Canon EF-Mマウント、富士フイルム Xマウントにも対応しています。

特にCanonはフルサイズのRFマウントとEF-Mマウントに互換性がないので、レンズの選択肢を増やすという意味で56mm F1.4 DC DNはベストな選択の1本となります。

富士フイルム Xマウントについても社外レンズの選択肢は多くないので、SIGMAの対応は嬉しいところとなります。
 

ユーザーレビュー


■ ポジティブレビュー
  • 開放がF1.4なので手ぶれ補正がなくとも困ることはない
  • 玉ボケも年輪などは少なく非常に綺麗
  • α6400で瞳AFもしっかり動作してくれて快適
  • フォーカスリングは大きく操作性良好
  • 価格以上の画質でコスパ最高
APS-Cレンズとは思えない高画質に多くの評価が集まっていました。


■ ネガティブレビュー
  • 動画では手ぶれ補正がないのが致命的
  • 開放ではややAFが迷うことがある
  • 大きくはないが、他のAPS-C単焦点と比べるとやや大きい
  • デジタル補正をしないと強い糸巻きの歪曲収差が出る
  • 中央に比べると四隅の描写の粗さが目立つ
AFが迷うというレビューが散見されましたが、本体側がボトルネックとなっている可能性もあり、評価は微妙なところです。
 

まとめ


56mm F1.4 DC DN|ContemporaryはAPS-Cとしては過去最高とも評される高い解像力と、フルサイズ換算84mmという中望遠の焦点距離を生かした豊かなボケが魅力のレンズです。

APS-C一眼では、APS-C専用レンズが少なく、比較的高価なフルサイズ用レンズを使うこともあります。そんな中でAPS-C専用設計で光学的にも最適化されたレンズの存在は貴重であり、APS-Cミラーレスを活用する大きな助けとなります。

APS-Cミラーレスにはコンパクトなカメラが多く、同じくコンパクトな単焦点である56mm F1.4 DC DNはサイズ的にもぴったりのレンズでAPS-Cの使用頻度が高いなら持っておきたいレンズと言えます。
基本仕様
対応マウントSONY Eマウント
フォーカスAF/MF
フルサイズ対応-
APS-C専用
レンズ構成6群10枚
絞り羽根枚数9枚
焦点距離

56mm(35mm判換算:84mm相当)

最短撮影距離50.0cm
最大撮影倍率
開放F値F1.4〜16.0
画角28.5度
手ブレ補正機構-
防塵
防滴
サイズ・重量
最大径×長さ66.5x59.5mm
重量280g
フィルター径55mm
発売日
発売日2018年11月22日