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定額買取
Canon RF135mm F1.8 L IS USM
Canon RFマウント
2023/01/01発売
135mmという焦点距離は単焦点レンズとして決してニーズの高い焦点距離ではありません。Canonが発売した新たな単焦点はRF135mm F1.8 L IS USM。このレンズの発売はRFレンズ群に王道レンズが出揃い、様々なニーズにも対応しはじめたからといえますが、135mmがフルミラ時代に新たなニーズを見いだせるからということも言えます。RF135mmがもたらす新たな撮影の可能性をみていきましょう。
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本体の買取額:189,000円(定額)
著者: enoF
1996年以来のCanon 135mm
Canonが最後に一眼レフ用の135mm単焦点を発売したのが1996年で、EF135mm F2L USMというレンズです。それ以来、135mmの単焦点レンズが更新されなかったのはそもそも135mmには他の焦点距離ほど高いニーズがなかったことがあげられます。
135mmは70-200F2.8でカバーできる範囲内の焦点距離です。また、そこで明るさを求めるのであれば、RFレンズにはRF85mm F1.2 L USMというレンズがあります。あえて135mmでF2という明るさのレンズを使う必要性はないと考える人もいるわけです。
では、135mm F1.2で発売すればニーズも産まれやすいという意見もあるかと思われますが、135mm F1.2のレンズを設計すると実用できない大きさの巨大なレンズとなります。135mmで実用的な大きさで明るさを最大とするならF1.8となります。
RF135mm F1.8 L IS USMはレンズ径約89mm、全長130mm、質量935gと大きくはあるものの実用的なサイズとなっています。1996年発売のEF135mm F2L USMよりも明るくなった分、多少サイズアップしていますが最低限のサイズアップといえるでしょう。ISの搭載を考えれば十分許容範囲で、明るさのプラスで高画素機が多いフルミラには最適のレンズになっています。
製品 | ||
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価格 | 新品: 304,210円 中古: 260,900円 | 新品: 98,210円 中古: 65,800円 |
焦点距離 | 135mm | 135mm |
F値 | F1.8〜16.0 | F2.0〜32.0 |
最短撮影距離 | 70.0cm | 90.0cm |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 8枚 |
重量 | 935g | 750g |
発売日 | 2023/01/01 | 1996/04/01 |
135mmの使い道はポートレート以外にも
焦点距離の長い望遠レンズは、レンズ内に入る光の入射角が広角レンズと比較して浅いので収差が起きにくいという特徴があります。歪曲収差はもちろん、色収差なども抑えやすく、RF135mm F1.8 L IS USMのMTF曲線もほぼ上に張り付きの曲線で高い解像力を示しています。
また、望遠レンズは大きなボケが作りやすく、被写体を浮き上がらせることができるという特徴もあります。これらによって、高解像度カメラによるポートレート撮影に最適のレンズとされ、85mm F1.2といった単焦点レンズがよく使われます。
85mm F1.2というレンズは、70-200mm F2.8といったズームレンズでは再現できないシャープなピント面と背景の大きなボケ感があり、そのレンズでしか撮影できないポートレートが撮れます。
今回、RF135mmはEF135mm F2よりも1/3段明るいF1.8となったことで70-200mm F2.8と1段以上明るさが違うので、85mmよりももう少し遠目で撮影したいときや、望遠の引き寄せ効果や圧縮効果を利用したい場合に重宝するレンズとなりました。RF135mm F1.8 L IS USMはポートレートにおいて70-200mmや85mmとは違う役割を担えるレンズとなっています。
また、RF135mm F1.8にはRF85mm F1.2 L USMよりも最短撮影距離が短い0.7mという特徴もあります。これは物撮りなどでも活用しやすいことを意味します。圧縮効果を活かして物撮りしたいときなどにはこのレンズは有効な選択肢となりそうです。
更に、Canonは今回RF135mm F1.8 L IS USMにファンクションボタンを追加してきました。今まで、RFレンズでは超望遠レンズにのみ搭載され、スポーツ撮影などでAFストップ操作などで活用されてきました。
このボタンの搭載と、RF135mm F1.8がEOS Rシリーズのボディ協調手ぶれ補正で約8段の効果を得られることも加味すれば、レンズの明るさと高い手ぶれ補正効果を活かして室内スポーツなどでの活用も想定されます。
RF135mm F1.8 L IS USMは従来の、「明るい望遠単焦点=ポートレート」といったイメージ以外にもフルミラの機能を活かした様々な活用法ができそうです。
製品 | ||
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価格 | 新品: 304,210円 中古: 260,900円 | 新品: 380,309円 中古: 306,690円 |
焦点距離 | 135mm | 85mm |
F値 | F1.8〜16.0 | F1.2〜16.0 |
最短撮影距離 | 70.0cm | 85.0cm |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 |
重量 | 935g | 1,195g |
発売日 | 2023/01/01 | 2019/06/20 |
愛用者のコメント
待ちに待ったCanonの135ミリ、レンズが935gと軽くなった事で、本体Canon EOS R6 Mark IIとのバランスが良くなり、使い回しが格段に良くなった事が大きいです。
寄れる大口径レンズは、無条件に魅力的。135ミリで唯一、レンズ内手ブレ補正があるのも心強いです。逆光耐性がとにかく素晴らしく、パープルフリンジがほぼほぼ出ません!、、いや皆無です。
前後のとろけるボケ味とピント面の圧倒的にシャープな描写力で、立体的な写真が撮りやすく、撮りたい花にフォーカスして撮影する私の撮影スタイルには、最適なレンズです。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 高画素機で撮影するならこの解像力
- 135mmでF1.8の明るさがあるとは思えないスリムな印象
- 明るい単焦点でもIS付きで、暗所でも安心して撮影できる
- 最大撮影倍率が0.26倍である程度ヨリでも使えるのは好感
- 薄暗い環境が多い結婚式でも活用できそう
IS搭載でF1.8の明るさがあるので、様々な撮影シーンでの活用が期待されています。
■ ネガティブレビュー
- 玉ボケは輪郭が強い印象で背景ボケ自体も硬い印象
- 一眼レフの135mmに比べれば軽くはなったが、まだまだ重い
- SIGMA 135mmの倍の価格というのは…
- エクステンダーが使えないので、望遠撮影向きとは言いにくい
- 価格も加味すればEF135mmで十分かなと
解像力への高い評価がある一方、ボケ味については賛否両論がみられました。
まとめ
元々、レンジファインダーカメラにおいて最長の望遠レンズとされた135mm。一眼レフ時代にも愛用されていたものの、70-200mm F2.8の登場で存在感が薄くなったりもしていました。
フルミラ時代に新たに登場したRF135mm F1.8 L IS USMはEF135mmよりも1/3段明るくなりながら、鏡筒は実用的な大きさに収まり、ISやファンクションボタンの搭載によって、ポートレート以外にも様々な活用ができるレンズとなりました。
更に最短撮影距離、最大撮影倍率などの近接性能もこの焦点距離としては高く、使い勝手の良いレンズとなっています。純正RFのLレンズということで価格が気になるところではありますが、解像性能や汎用性を加味すれば価格に見合う価値あるレンズとなっています。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
単焦点レンズ > 中望遠
Canon RF135mm F1.8 L IS USM
新品: 313,850円 / 中古: 260,900円
新品: 304,210円 / 中古: 260,900円
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本体の買取額:189,000円(定額)
製品情報
カテゴリ | 単焦点レンズ |
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メーカー | Canon |
タイプ | 中望遠 |
マウント | Canon RFマウント |
関連製品
製品 | Canon RF135mm F1.8 L IS USM (本製品) | |
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価格 | 新品: 304,210円 中古: 260,900円 | 新品: 380,309円 中古: 306,690円 |
焦点距離 | 135mm | 85mm |
F値 | F1.8〜16.0 | F1.2〜16.0 |
最短撮影距離 | 70.0cm | 85.0cm |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 |
重量 | 935g | 1,195g |
発売日 | 2023/01/01 | 2019/06/20 |