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自分だけのパステルカラーに変えて。 可愛らしく彩り溢れる景色を多くの人に伝えていきたい
旅・花・人をテーマに活動するフォトグラファーYuriさん。国内・国外の可愛らしく色とりどりの景色を、ふんわりと柔らかいパステル調の色合いで描くYuriさんの写真は、見るひとの気持ちまで軽やかにするように感じます。そんなYuriさんがどんな瞬間や表現に魅力を感じシャッターを切っているのかを知りたくて、お話を伺いました。
著者: Yuri | 作成日: 2020/11/01 | 更新日: 2023/01/28
― はじめに、Yuriさんが写真を始めたきっかけや、写真にのめり込んでいった経緯について教えてください。
たまたま手に取った雑誌でとある写真家さんの写真を見つけたことがきっかけです。それまで写真は「目の前にあるものをそのまま記録するもの」というイメージしかなかったのですが、優しい色合いや明るい雰囲気で世界を切り取っている写真を見て、「こんな写真を撮ってみたい」と思うようになり、カメラを購入しました。
カメラを購入してからは、今まで何気なく見ていた風景や周りにあるものを自分なりの色味で表現することが楽しく、気づいたら写真を撮ることに夢中になっていました。
― Yuriさんの解放感のあるパステル調の柔らかい写真を見ていると、気持ちが前向きになるような感覚を覚えます。きっと、Yuriさんの感性や前向きさが写真に表れていると思うのですが、Yuriさんはどんな瞬間や景色に惹かれ、シャッターを切っていらっしゃいますか。
「かわいい風景や素敵な被写体を写真に変換して、たくさんの人に伝えたい」という想いから、シャッターを切ることが多いです。
お花やパステルカラーに彩られた場所、かわいい街並みが特に好きで、写真を見て「ここに行ってみたい」「温かい気持ちになるな」と思ってもらえたら嬉しいと考えています。
― 先ほどの質問とやや重複するのですが、ふんわりと優しいパステル調の色合いがとても魅力的です。Yuriさんが美しいと思う色合いがまさに今の色合いだと思うのですが、撮影や現像において心がけていることを教えてください。
空の色は特にこだわっています。現像の際に空を優しく淡い水色に調整することで、優しい雰囲気を出すようにしています。
また、撮影するときは全体的にパステルな雰囲気にするために、できるだけ明るい色を選んで写真に入れるようにしていますね。
あとは、「主役がどうすれば際立つのか」を考えて撮るように心がけています。
― Yuriさん写真と言えば、やはり「旅」の印象があります。国外・国内様々な場所へ足を運んでいらっしゃると思いますが、特に印象に残っている場所や景色について教えてください。
フランス プロヴァンスにあるラベンダー畑です。もともとお花畑の写真を撮ることが好きだったので、広大なラベンダー畑を持つプロヴァンスに行くことが夢でした。地平線まで続くようなラベンダー畑を目の前にしたときは本当に感動しました。ラベンダー畑とともにひまわり畑も満開で、2つの畑が共演している様子も素敵でした。
お花畑の開花時期とお天気を合わせるのは日本でも大変なのですが、海外でタイミングがバッチリ合ったことも印象に残りました。
― Yuriさんが主催されているオンライン写真サークル「hue」について教えてください。オンラインサークルを立ち上げ、運営されることはとてもパワーのかかることだと思います。Yuriさんがこのサークルを立ち上げたきっかけや思いについて教えてください。
以前から、同じようにかわいい写真を撮られている方からコメントやメッセージをいただくことが多く、テイストが似た写真が好きな方をつなぐコミュニティを作れたらと考えていました。
同じ「写真好き」であったとしても、写真のテイストが違うと、求めている撮影スポットが違うことがよくあります。好みが似ている写真を撮る方が集まって情報交換をすることで、より自分のアンテナに合う写真スポットやカメラの楽しみ方を知り、カメラを更に好きになってもらえる場になるのではないかと思っていました。
私と同じくふんわりかわいい写真を撮影されている@coco_cameraaaaaさんとお話しした時に、同じような想いを持っていることを知り、「hue」を立ち上げました。
オンライン上ではありますが、隠れた写真スポットを紹介し合ったり、フォトコンテストをしたり、ふんわり写真をゆるりと楽しむサークルとして活動しています。
― 続いてYuriさんがメインで使っているカメラ・レンズについて、今の機材に辿り着いた経緯や、それぞれのお気に入りの点について教えてください。また、複数のメーカーがある中、Yuriさんが感じるFUJIFILMの魅力について教えてください。
以前は別のメーカーのカメラを使っていたのですが、ふんわりかわいいテイストの写真を撮られている人がみんなフジフィルムをおすすめしていたため、ずっと気になっていました。
フジフィルムのカメラを使う前は、思い描くようなかわいい色の写真を撮ることができず、ずっと悩んでいたのですが、実際にフジフィルムを使ったら、そんな悩みがすぐにどこかに行ってしまうほどにきれいな色が出て驚きました。
ふんわりかわいい写真を撮るためにはどうしても明るく撮影する必要があるのですが、他のメーカーだと露出を上げると色が飛んでしまい、全体的に白っぽくなってしまうことが多いです。フジフィルムのカメラを使うと、明るくしても色がきれいに残ってくれることが多く、なおかつパステル調な色合いを作り出してくれるので、撮って出しからかわいい写真を撮れることに感動しました。
フィルムシュミレーションを変えることで、シネマチックな写真やフイルム調の写真など、雰囲気が一気に変わることもおすすめなポイントです。レタッチをする時間のない方やカメラがよくわからない初心者の方にこそ、おすすめのメーカーだと感じています。
今メインで使っているX-T3で、フジフィルムのカメラは4代目。センサーやオートフォーカスの性能が更によくなって、非常に使いやすいです。今後は動画にも力を入れたいので、手振れ補正がついているX-T4を早く購入したいなと考えています。
― 最後に、Yuriさんのベストショットと、次に狙っているカメラやレンズ、今後の抱負があれば教えてください。
■ベストショット
箱館山での1枚。最初に行ったときに人が多すぎてなかなか無人の写真が撮れなかったので、日を変えて再度チャレンジしました。カラフルに輝く風鈴とその影が映り込む様子が、まるでトンネルのよう。私が写真を撮る時に大事にしている「カラフル・パステル・青空」をすべて盛り込むことができたベストショットだと考えています。
■次に狙っているカメラ・レンズ
今後は写真も動画も力を入れたいので、手振れ補正とAF速度が上がったX-T4を早く購入したいと考えています。また、今までズームレンズはほとんど買わなかったのですが、仕事で使いたいと思う場面が増えてきたので、XF50-140㎜F2.8のレンズが気になっています。
■今後の抱負
「ふんわりかわいい写真を撮りたい」と思っている方に向けて、レッスンなど写真を楽しめるきっかけを、もっと作りたいと考えています。
今不定期で実施している写真教室はもちろん、少し期間を長く設けて、写真のレビューやフィードバックをしながら、本格的に写真を上達させる仕組みを作ってみたいですね。
旅が大好きなので、一緒にお出かけして、旅を楽しみながらカメラを教える「旅×写真教室」みたいな取り組みも、いつか企画してみたいと思っています。
著者
Yuri
旅・花・人をテーマに活動するフォトグラファー・ライター。ふんわりとしたパステル調のテイストが得意で、国内外問わず色のある風景・かわいいカフェを撮り歩く。写真教室の運営や旅メディアの寄稿、雑誌・書籍への写真提供、結婚式の前撮りや家族写真のカメラマン、トークショーの登壇などを行う。
Yuri
旅・花・人をテーマに活動するフォトグラファー・ライター。ふんわりとしたパステル調のテイストが得意で、国内外問わず色のある風景・かわいいカフェを撮り歩く。写真教室の運営や旅メディアの寄稿、雑誌・書籍への写真提供、結婚式の前撮りや家族写真のカメラマン、トークショーの登壇などを行う。
Yuriさんの使用カメラ
Yuriさんの使用レンズ