FUJIFILM X-T3

FUJIFILM X-T3

2018年の9月に発売された「X-T3」は、FUJIFILMの最新テクノロジーや高性能な技術が凝縮されたモデルとして、注目を集めています。
X-T3の特徴や一世代前のX-T2との違い、そして気になる作例などをまとめてご紹介します。ぜひ、X-T3の魅力を知って「使ってみたい!」と思っていただけたら嬉しいです。

ミラーレス一眼 / FUJIFILM / ハイアマチュア
新品:
102,800円〜(212)
中古:
88,000円〜(117)

高性能でコンパクト。プロアマ使える万能中級機


Xシリーズの中でもプロアマともに使える中級機として人気が高い「X-T1、X-T2、X-T3、X-T4」。初代X-T1は2014年に発売され、Xシリーズ初の防塵・防滴、耐低温構造搭載機として注目を集めました。高性能にもかかわらずコンパクトで持ち歩きやすく、スナップから風景写真、ポートレート撮影まで幅広く活用できます。

フィルムブランドならではの鮮やかな色彩に、しっかりと光を捉える高精度センサーが切り撮る写真は、国内外問わずファンが多いところもポイント。そんなX-T1シリーズ待望の最新機として2018年9月に発売されたのがX-T3。X-T1、X-T2からの買い替えやX-T20などからのグレードアップなど、今までFUJIFILMのミラーレス一眼を使用していた人たちが一同に「欲しい」と唸った名機です。

FUJIFILM X-T3の外観


FUJIFILM X-T3 / XF10-24mmF4 R OIS
出典:instagram(@noearai)

FUJIFILM X-T3 / XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
出典:instagram(noearai)

FUJIFILM X-T3 / XF10-24mmF4 R OIS
出典:instagram(@noearai)


X-T2からの進化ポイント


X-T2の発売より2年が経ち、X-T3はさらに進化したFUJIFILMの技術とこだわりが集約されています。とくに注目したいのは、次の3つのポイントです。

1.第四世代と呼ばれる最新のイメージセンサーと画像処理エンジンを搭載 

ファン待望の第四世代のイメージセンサー「X-TransCMOS4」と画像処理エンジン「X-Processor4」を搭載しているところが最大の魅力です。画像数は約2,430万画素から約2,610万画素にアップし、より鮮やかで鮮明な描写が可能に。

また、AF速度0.06秒という速さに変化はないもののAF測距点が91(最大325点)から最大425点までアップし動体追従性の向上を行っているため、「瞳AFが速くなった」「ピントが合わせやすくなった」という声も多いです。

本体には手ぶれ補正機能が付いていませんが、その分ハイスペックなセンサーでスポーツシーンや動物、動きの速い子供なども撮影しやすくなりました。

2.連写や動画性能のアップ 

X-T3は時代の変化とともに、動画や連写などにも力を入れています。例えば、X-T2での連写は14コマ/秒時(非圧縮RAW)でしたがX-T3では30コマ/秒時が可能となり、一瞬を逃すことなく撮影できるように。

動画撮影機能ではミラーレスデジタルカメラ世界初となる4K動画の「60P 4:2:2 10bitHDMI出力」に対応していおり、プロ顔負けの動画撮影ができるスペックが備わっています

FUJIFILM X-T3 / XF50mmF2 R WR
出典:flickr(@Zengame)

3.使いやすさの向上 

X-T2に欲しかった便利な機能が搭載されているのも、最新機種であるX-T3ならではです。タッチパネルやBluetooth機能などの追加で利便性がアップし、感覚的に操作しやすくなっています。

また、フィルムシミュレーションにはX-H1より追加された映画撮影用フィルムの色合いが再現できるETERNA(エテルナ)も登場し、好みの色合いが再現しやすくなっているところも特徴です。

FUJIFILM X-T3 / XF50mmF2 R WR
出典:flickr(@Zengame)


他製品との比較・違い(X-H1、X-T30)


X-T3を検討するときに悩むのがX-H1やX-T30ではないでしょうか?ここでは、それぞれと比較するポイントをご紹介します。

【X-H1】
  • X-H1は第三世代イメージセンサーなので、最新の「X-TransCMOS4」にこだわるならX-T3がおすすめ。
  • X-T3にはボディ内手ぶれ補正機能が搭載されていないため、被写体によってはX-H1の方がブレることなく捉えられる。
  • X-H1は液晶ディスプレイやグリップが付いているので、レンズの大きさや撮影環境によっては扱いやすくなっている。

【X-T30】
  • X-T3のワンランク下の初級機としての位置付けなので、本格的に写真撮影がしたい人には性能的に物足りない。
  • X-T30のイメージセンサーはX-T3と同じ第四世代なので、コスト重視で最新センサーを搭載した本体が欲しい場合におすすめ。
  • X-T30には防塵防滴性能は備わっていないため、ヘビーユーズにはあまり向いていない。

このように、重視したい機能やポイントにより選ぶ機種が変わってくるので、ぜひ参考にしてみてください。


おすすめの対応レンズ


X-H3と組み合わせたいフジノンレンズは「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」や 「XF16-55mmF2.8 R LM OIS」などの標準ズームレンズはもちろんのこと、XF23mmF2 R WRやXF50mmF2 R WR、XF35mmF2 R WRなどより鮮やかで美しいボケ感が演出できるなどの単焦点レンズもおすすめです。

手ぶれが気になる場合には、レンズに手ぶれ補正機能が付いているアイテムを選ぶのもいいでしょう。風味写真やフード撮影、ポートレートなど撮影シーンに合わせて選んでみてください。ここでは、単焦点レンズと標準ズームレンズを使用した作例をそれぞれご紹介します。

XF50mmF2 R WR

FUJIFILM X-T3 / XF50mmF2 R WR
出典:flickr(@Zengame)
単焦点レンズならではのボケ感や立体感が感じられる1枚。X-T3と組み合わせることでピントが合っている花は輪郭まで鮮明に描写されており、何気ない日常にストーリー性が生まれています。

FUJIFILM X-T3 / XF50mmF2 R WR
出典:flickr(@Zengame)
X-T3と組み合わせることで、より被写体が引き立つポートレートやアニマルフォトに。背景のボケ感もなめらかで、印象に残る1枚に仕上がっています。

XF23mmF2 R WR

FUJIFILM X-T3 / XF23mmF2 R WR
出典:flickr(@Mario Antonio Pena Zapateria)

FUJIFILM X-T3 / XF23mmF2 R WR
出典:flickr(@Felix Montino)
背景のボケ感がきれいで、花を立体的に見せているところが特徴。雰囲気のある1枚に仕上がっています。

XF16-55mmF2.8 R LM OIS

FUJIFILM X-T3 / XF16-55mmF2.8 R LM OIS
出典:flickr(@michaeljoakes)
モノクロ写真も陰影がハッキリとしたきれいな仕上がりに。フレーミングを工夫することで、おしゃれな1枚に仕上がっています。


ネット上のレビュー


X-T3が発売され約1年が経ちますが、「期待以上だった」「最新機種だけあって、性能が確実にアップしている」など機能性に満足している声が多いです。

中には「発売以来なかなか価格が下がらないので、買うタイミングを逃している」という口コミもあり、人気の高さが伺えます。プロカメラマンのレビューも増えてきており、愛用者がじわじわと増加しているようです。


まとめ


今回は、待望の第四世代イメージセンサーを搭載したフラッグシップモデル「X-T3」の特徴や魅力をご紹介しました。最新機種だけあって機能性がぐんとアップし、より使いやすくなった印象を受けます。一度使うと手放せなくなるという声も、期待以上の名機が誕生したという証でしょう。より鮮やかな、そしてより理想に近づける写真を楽しみたい人は、ぜひ検討してみてください。
レンズマウント
レンズマウントFUJIFILM Xマウント
撮像素子
センサーサイズAPS-C(23.5mm×15.6mm)
有効画素数2,610万画素
ダスト低減機能
映像エンジンX-Processor 4
画像記録
記録媒体

SDカード
SDHCカード
SDXCカード

スロット数

ダブルスロット
SDカード×2

記録画素数

[L]:<3:2>6240×4160 / <16:9>6240×3512 / <1:1>4160×4160
[M]:<3:2>4416×2944 / <16:9>4416×2488 / <1:1>2944×2944
[S]:<3:2>3120×2080 / <16:9>3120×1760 / <1:1>2080×2080

画像ファイル

JPEG/RAW

動画
4K対応
記録サイズ

DCI4K(4096x2160):59.94p
4K(3840x2160):59.94p
Full HD(2048×1080):59.94p
Full HD(1920×1080):59.94p

記録形式

MOV

ライブビュー
フォーカスインテリジェントハイブリッドAF(TTLコントラストAF/位相差AF)
シャッター
シャッター速度1/32000秒~15分
連続撮影速度最高約30.0コマ/秒
露出制御
測光方式/測光分割数TTL256分割測光 マルチ/スポット/アベレージ/中央重点
ISO感度80〜51,200
AF
測距点
ファインダー
視野率100%
倍率約0.75倍
ストロボ
内蔵ストロボ-
液晶モニター
サイズ3インチ 104万ドット
可動式チルト式液晶
I/F
インターフェース

USB Type-C、HDMIマイクロ

無線LAN
Wi-Fi機能
ネットワーク
NFC-
Bluetooth
防塵・防滴
防塵・防滴
手ブレ
手ブレ補正機構-
GPS
GPS-
電源
撮影可能枚数(ファインダー)

370枚

撮影可能枚数(ライブビュー)

390枚

動画撮影可能時間

4K:約55分、Full HD: 約75分
※顔検出OFF時

USB充電
使用電池充電式バッテリーNP-W126S
サイズ・重量
サイズ(幅)132.5mm×(高さ)92.8mm×(奥行き)58.8mm
重量489g
発売日
発売日2018年09月20日