
Canon EF75-300mm F4-5.6 II USM
Canon EFマウント
Canon EF75-300mm F4-5.6 II USMは、75mmから300mmまでをカバーするキヤノンEFマウントの望遠ズームレンズです。マイクロUSMによるAFを採用し、75mmの中望遠から300mmの望遠までを1本で扱えることを特徴としています。
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著者: ONE SCENE 編集部
75mmから300mmまでをカバーするUSM搭載望遠ズーム
Canon EF75-300mm F4-5.6 II USMは、1995年3月に発売されたEFマウント用の望遠ズームレンズです。35mm判で75mmから300mmまでをカバーし、開放F値は広角端F4、望遠端F5.6。中望遠から本格的な望遠域まで画角を変えられる構成です。
レンズ構成は9群13枚で、最大径71mm、全長122mm、重量480g。AF駆動にはマイクロUSMを採用しています。300mmまで届く焦点域を持ちながら、500gを下回る重量にまとめられていることも、このレンズの特徴です。
特徴①|75-300mmの広い望遠域と480gの組み合わせ
75mm側では人物などを少し離れた位置から捉えやすく、焦点距離を伸ばすことで画角を徐々に狭め、300mmでは遠くの被写体を大きく切り取れます。標準域より広い画角は含まないため、1本ですべてをまかなうズームではなく、標準ズームなどと組み合わせて望遠域を補う役割が明確なレンズです。
重量は480gで、フィルター径は58mm。手ブレ補正機構は搭載されていないため、特に300mm側ではシャッター速度やカメラの保持方法に注意が必要です。望遠端までの焦点距離と比較的抑えられた重量を得る一方、撮影時の手ブレをレンズ側で補正できない点は理解しておきたいところです。
特徴②|マイクロUSMによるAFと0.25倍の最大撮影倍率
AF駆動にはマイクロUSMを採用しています。USMは超音波モーターを利用するキヤノンのAF駆動方式ですが、本レンズはリングUSMではなく、小型化に適したマイクロUSMを使用するタイプです。
最短撮影距離はズーム全域で1.5m、最大撮影倍率は300mm側で0.25倍です。等倍撮影を目的とするマクロレンズとは異なりますが、望遠側を使って被写体を画面内へ大きく配置する撮影にも利用できます。
この焦点距離と近接性能の組み合わせにより、遠くの被写体を撮影するだけでなく、一定の撮影距離を保ちながら被写体の一部分を切り取るといった使い方にも対応します。
購入前に知っておきたいこと|EFマウントと300mm側での使い方
本レンズは35mm判をカバーするEFマウントレンズです。EFマウントのEOS一眼レフには直接装着できます。RFマウントのEOS Rシリーズでは直接装着できず、キヤノンの「マウントアダプター EF-EOS R」など、EFレンズに対応するアダプターを介して使用します。
APS-CサイズのEOSでは、35mm判換算で約1.6倍相当の画角となり、75-300mmは約120-480mm相当になります。フルサイズでも望遠撮影向けの焦点域ですが、APS-Cではさらに画角が狭くなるため、離れた被写体を大きく捉える用途へ特化しやすくなります。
一方、レンズ内手ブレ補正はありません。300mmでは狭い画角によってカメラの動きの影響も目立ちやすいため、光量が少ない場面ではシャッター速度を確保するなど、手ブレを抑える撮影方法が重要になります。
後継III USMとの違い|主要仕様を受け継いだ外装変更モデル
1999年4月には後継のEF75-300mm F4-5.6 III USMが発売されました。キヤノンはIII USMについて、II USMの光学系とメカ構造を踏襲しながら、EOS Kiss IIIに合わせて外観デザインを変更したモデルと説明しています。
III USMも焦点距離75-300mm、開放F値F4-5.6、9群13枚、最短撮影距離1.5m、最大撮影倍率0.25倍、フィルター径58mm、重量480gで、AF駆動にはマイクロUSMを採用しています。撮影に関係する主要な数値にはII USMとの共通点が多く、世代が新しいというだけで大きく異なる仕様のレンズではありません。
そのためII USMを選ぶ際は、III USMとの世代差だけでなく、個体ごとの状態も重要になります。また、同じEF75-300mm F4-5.6シリーズにはUSMを搭載しないモデルも存在するため、中古品ではレンズ名称に「USM」が含まれているかを確認して区別する必要があります。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 75-300mm | 75-300mm |
| F値 | F4.0〜32.0 | F4.0〜32.0 |
| 最短撮影距離 | 150.0cm | 150.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 |
| 重量 | 480g | 480g |
どんな撮影に向く?|標準ズームの先を300mmまで補いたい人へ
EF75-300mm F4-5.6 II USMは、標準域を別のレンズに任せ、75mmから300mmまでの望遠域を1本で補いたい場合に分かりやすいレンズです。フルサイズでは中望遠から300mmまで、APS-Cでは約120-480mm相当の画角となり、被写体との距離を取りながら撮影する場面に対応します。
一方で、開放F値はF4-5.6とズームによって変化し、手ブレ補正も搭載されていません。明るさや補正機能を優先するレンズではなく、75-300mmという焦点域、480gの重量、マイクロUSMによるAFをどう評価するかが選択のポイントです。
後継III USMとの主要仕様の差が小さいことも、このモデルを選ぶ際には重要です。世代名だけで判断するのではなく、同じ75-300mmクラスの中で必要な機能を確認しながら、中古品では個体状態も含めて比較するのが適しています。
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ONE SCENE 編集部
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製品情報
| カテゴリ | ズームレンズ |
|---|---|
| メーカー | Canon |
| タイプ | 望遠 |
| マウント | Canon EFマウント |
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