どこよりも高値に挑戦中!大手より20%高い製品多数大手より20%高い製品多数
定額買取
Canon RF70-200mm F4 L IS USM
Canon RFマウント
2021/03/10発売
ミラーレスになって何が変わるのでしょう?もちろん、カメラボディはミラーレスになって瞳AFなど多機能になり、ミラーがない分、コンパクトになりました。一方で、レンズは何が変わるのかというと、今まではミラーレス用レンズの本数が少なく不透明な部分もありましたが、RF70-200mm F4 L IS USMの発売でCanonのRFレンズの戦略がだいぶ見えてくるようになりました。RFマウントになった、70-200 F4は何が変わったのでしょう。
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:150,600円(定額)
著者: enoF
コンパクトさにこだわったLレンズ
Canon Lレンズはプロ向けの高級レンズで、高い光学性能と耐久性を兼ね備えたレンズ群です。一方で、高価でサイズが大きいというデメリットもありました。
RF70-200mm F4 L IS USMは価格面でのデメリットは更に大きくなっていますが、サイズについては大幅な改善がなされています。
これまで、望遠系のLレンズ、いわゆる白レンズはとにかく大きくて重いので、持ち出すにはある程度覚悟が必要でした。
プロの撮影現場であれば、画質が最優先であり、大きさや重さは二の次なのでそれで問題ないのですが、お散歩スナップや旅先でのちょっとした撮影はそれがネックになってキットレンズで妥協するということも少なくないでしょう。
RF70-200mm F4 L IS USMはEF70-200mm F4 Lと比較すると32%も短くなり、重量も100g近く軽くなりました。F4通しの望遠ズームでありながら、標準キットレンズと同じ様なサイズ感となっています。
EF70-200mm F4 Lは、個人的な感想ですが、細長いという印象のあるレンズでした。レンズ径に対して全長が長く、一眼レフのガッチリボディと合わせても70-200F2.8と比べるとややバランスが良くない印象でした。これはズーム時に鏡筒が伸縮しない、インナーズームを採用していることが一因で、Lレンズの高い耐久性を維持することに貢献しています。
EF70-200mm F4 Lをフルミラと組み合わせると、マウントアダプターを挟むことでさらにレンズの全長は長くなり、一眼レフよりも薄いカメラボディと相まってバランスは更に悪くなります。
一方でRF70-200mm F4 L IS USMは全長が大幅に短くなったことでF2.8と同様のどっしりとした印象のレンズとなり、ボディと合わせたときのバランスも非常に良くなっています。レンズを装着したまま、標準ズームと同様にカメラバッグに放り込むことも可能です。
EF70-200mm F4 Lではそのサイズ感から二の足を踏んだような撮影シーンでも、RF70-200mm F4 Lは積極的に持ち出せるレンズとなっています。
製品 | ||
---|---|---|
価格 | 新品: 199,800円 中古: 185,350円 | 新品: 188,759円 中古: 116,000円 |
焦点距離 | 70-200mm | 70-200mm |
F値 | F4.0〜32.0 | F4.0〜32.0 |
最短撮影距離 | 60.0cm | 100.0cm |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 |
重量 | 695g | 780g |
発売日 | 2021/03/10 | 2018/06/28 |
カメラとのバランス感
EOS R6に装着した様子を紹介します。カメラ本体(598g)にレンズ(695g)とややレンズ側に重心がくるため、左手で支えつつ右手で操作しやすいバランス感になります。
フードをつけた状態で。
今後のRFレンズ群の展開も見えてくる
RF70-200mm F4 L IS USMの発売で、RFレンズ群もかなり充実したレンズラインとなってきました。そして、RF70-200mm F4 Lの性能を見ることで、RFレンズの傾向も見えてきます。
RF70-200mm F4 L IS USMはアウターズームを採用することで、非常にコンパクトな望遠ズームレンズとなりました。これはRF70-200mm F2.8も同様でEF70-200mm F2.8よりも30%近く軽量コンパクトになっています。
望遠ズームレンズはよりコンパクトになることで、コンパクトなフルミラボディと合わさり、携帯性が向上します。
さらに、Canonはレンズ内手ブレ補正ISとボディ内手ブレ補正を組み合わせた高度な手ブレ補正制御があります。RF70-200mm F4 Lは最大7.5段分の手ブレ補正を実現しています。RF70-200mm F4 Lは三脚座が装着できなくなっていますが、これだけの手ブレ補正があれば三脚などでの支持は不要でしょう。
もちろんコンパクトなレンズなので、カメラボディの三脚穴を利用して支持することも可能です。
また、RF70-200mm F4 LはEF70-200mm F4 Lに比べると、よりシャープな描画になっています。特に周辺部がかなり改善されていて、R5などの高解像度カメラに合う性能となっています。
EOS R3は2400万画素の高速連写機ですが、SONY α1の登場や、8K動画に合わせた画素数などを考えると、CanonもEOS R1では高解像度高速連写になるのではという噂もあります。RFレンズ、特にLレンズではより高い解像力がポイントとなりそうです。
RF70-200mm F4 Lは全長は短くなったものの、EFに比べて重量的には100g弱の軽量化となっています。これはUDレンズを4枚搭載するなど、光学性能をアップするためであると考えられます。
また、AF性能もEOS Rシリーズの瞳AFなどに対応するため、よりスムーズに動くように改善されています。
その分、価格はEFレンズ群に比べると大幅アップされていますが、RFレンズでは今後発売される高性能なEOS Rシリーズに見合った性能に最適化されているといえます。
ポートレートでも大活躍のF4レンズ
ポートレートは大三元。もちろん、小三元よりシャープなピント面と豊かなボケの大三元が好まれることは当然です。
しかし、RF70-200mm F4 Lは史上最もコンパクトな望遠小三元です。望遠ズームF4で、焦点距離を長くすることで豊かなボケ量が得られると同時に、強力な手ブレ補正と合わせて手持ちで撮影しやすいというメリットがあります。
さらに高解像度カメラに合わせてEFから進化したシャープなピント面はポートレートでも使える小三元となっています。また、RF70-200mm F4 Lは近接撮影性能もアップしており、ポートレート以外でもよりユーティリティに使えるレンズとなっています。
作例紹介
愛用者のコメント
以前にEF70-200mmF4Lを使用していましたが、ミラーレス一眼への移行に伴い、このレンズを購入しました。
このレンズの一番の魅力は、何といっても収納時におけるコンパクトさにあると思います。所有している標準ズームレンズ(RF24-105mmF4L)とほぼ同じサイズで、カメラに取り付けた状態でミニショルダーバックに入れることができ、利便性が飛躍的に向上しました。
言うまでもなく、写りのほうもLレンズとあって、AFの速さや解像感も素晴らしく、昼夜のお祭りやイベントの撮影、近距離での野鳥撮影、さらには風景撮影など、今では所有しているレンズの中で、使用頻度が一番高くなっています。
現在のメインカメラであるEOS R6に取り付けた際のバランス感もとても気に入っていて、末永く愛用していきたいレンズです。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- F4ズームとして各焦点域で均質なクオリティ
- ズームリングは90度で70から200までズームできるので使いやすい
- 最短撮影距離が60cmになったので、よりスナップで使いやすくなった
- AFは追従の滑らかさが好感触
- 使う頻度が高くなり、買ってよかったと思えるレンズ
EFに比べて値上がりしてはいますが、満足度もあがっていることがレビューからわかります。
■ ネガティブレビュー
- F2.8と各リング位置に一貫性がないので操作は注意が必要
- ボケがEFレンズよりもちょっと固くなった印象
- レンズは小さいがフードはそれなりに大きいので取り扱い注意
- フォーカスブリージングがやや気になる
- エクステンダーは物理的に使えない
EFレンズとは違ったRFレンズならではの使い勝手の違いには慣れが必要な部分もありそうです
まとめ
被写体との距離が遠くなりがちな屋外などでの撮影において、望遠ズームは標準ズームよりも使い勝手の良い焦点距離となります。さらに開放通しの明るい望遠ズームはボケ量も得られやすいので豊かな表現が可能となります。
しかし、いかんせん大きく重く持ち運びにくいというデメリットがありました。明るい望遠ズームとはそういうものだということは常識ともされていましたが、その固定概念を打ち破ったのがRF70-200mm F4 L IS USMです。
標準ズームに迫るコンパクトな70-200mm F4は常にカメラバッグに入れたりボディに装着していても苦にならない大きさです。
高性能なレンズとボディを常に身近に。フルミラ時代を代表するレンズの1本と言えそうです。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
ズームレンズ > 望遠
Canon RF70-200mm F4 L IS USM
新品: 305,175円 / 中古: 189,500円
新品: 226,285円 / 中古: 185,350円
新品: 199,800円 / 中古: 187,800円
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:150,600円(定額)
製品情報
カテゴリ | ズームレンズ |
---|---|
メーカー | Canon |
タイプ | 望遠 |
マウント | Canon RFマウント |
関連製品
製品 | Canon RF70-200mm F4 L IS USM (本製品) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
価格 | 新品: 199,800円 中古: 185,350円 | 新品: 332,640円 中古: 294,980円 | 新品: 91,669円 中古: 77,800円 | 新品: 365,205円 中古: 308,000円 | 新品: 39,700円 中古: 30,110円 | 新品: 1,563,382円 中古: 1,308,000円 |
焦点距離 | 70-200mm | 100-500mm | 100-400mm | 70-200mm | 55-210mm(35mm判換算:88-336mm) | 100-300mm |
F値 | F4.0〜32.0 | F4.5〜51.0 | F5.6〜32.0 | F2.8〜32.0 | F5.0〜22.0 | F2.8〜22.0 |
最短撮影距離 | 60.0cm | 90.0cm | 88.0cm | 70.0cm | 73.0cm | 180.0cm |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 9枚 | 7枚 | 9枚 |
重量 | 695g | 1,370g | 635g | 1,070g | 270g | 2,590g |
発売日 | 2021/03/10 | 2020/08/27 | 2021/10/28 | 2019/11/21 | 2023/03/17 | 2023/05/26 |