
Canon EF70-210mm F4
Canon EFマウント
Canon EF70-210mm F4は、70mmから210mmまで開放F4を維持するキヤノンEFマウントの望遠ズームレンズです。1987年に登場した初期のEFレンズのひとつで、1.2mの最短撮影距離と0.24倍の最大撮影倍率を備え、望遠域をF4一定で使えることを特徴としています。
販売中の中古商品
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/

例えば...
FUJIFILM X-T30[ボディ ブラック]
61,200円(定額)で買い取ります
著者: ONE SCENE 編集部
EFマウント初期に登場した70-210mm F4通しの望遠ズーム
Canon EF70-210mm F4は、1987年5月に発売されたEFマウント用の望遠ズームレンズです。EOSシステムが登場した1987年にラインアップされた初期のEFレンズのひとつで、70mmから210mmまでの望遠域をカバーしながら、ズーム全域で開放F4を維持します。
開放F値がズーム位置によって変化しないため、70mmでも210mmでもF4から撮影できます。ズーム操作によって開放F値が変わる望遠ズームとは異なり、焦点距離を変更しても露出条件を一定に保ちやすいことが、このレンズの基本的な特徴です。
サイズは最大径75.6mm、全長137.6mmで、重量は605g。レンズ構成は8群11枚、絞り羽根は8枚となっています。
特徴①|70mmから210mmまで開放F4を維持
焦点距離70-210mmは、中望遠から望遠までを1本でカバーする構成です。70mm付近では人物などを適度な距離から捉えやすく、210mmまでズームすれば、離れた位置から被写体を大きく切り取ることができます。
その全域で開放F4を利用できることが、EF70-210mm F4を特徴づける仕様です。後に登場したEF70-210mm F3.5-4.5 USMのような開放F値が変化するモデルとは設計の方向性が異なり、望遠端でもF4を維持することを優先した構成になっています。
一方、レンズ内手ブレ補正は搭載されていません。特に210mm側では手ブレの影響を受けやすくなるため、光量の少ない場面ではシャッター速度やカメラの保持方法を意識する必要があります。
特徴②|最短1.2m、最大撮影倍率0.24倍の近接性能
最短撮影距離は1.2m、最大撮影倍率は0.24倍です。離れた被写体を捉えるだけでなく、望遠側を使って被写体を比較的大きく写す撮影にも対応できます。
0.24倍は等倍撮影を行うマクロレンズとは異なるものの、望遠ズームとして被写体へ寄りながら画面内で大きく見せたい場合には活用できる仕様です。70-210mmという焦点域と組み合わせることで、撮影位置を大きく変えずに構図を調整できる範囲も広がります。
購入前に知っておきたいこと|初期EFレンズと新しいEOSでの組み合わせ
EF70-210mm F4は35mm判をカバーするEFマウントレンズです。EFマウントのEOS一眼レフには直接装着できますが、RFマウントのEOS Rシリーズでは直接装着できないため、使用には「マウントアダプター EF-EOS R」などが必要です。
キヤノンのEOS Rシリーズ向け互換情報にもEF70-210mm F4は掲載されています。ただし、新しいRFレンズなどと同じAF測距範囲になるわけではなく、対応するEOS RシリーズではデュアルピクセルCMOS AFの測距可能エリアが横約80%×縦約80%となる機種があります。EOS Rシリーズで使用する場合は、使用するボディごとの対応状況をキヤノン公式の「デュアルピクセルCMOS AF 測距エリア対応レンズ」情報で確認しておくとよいでしょう。
APS-CサイズのEOSでは、撮影画角が35mm判換算で焦点距離の約1.6倍相当となるため、70-210mmは約112-336mm相当の画角になります。フルサイズより望遠寄りの画角となることから、使用するセンサーサイズによってこのレンズの使い方も変わります。
EF70-210mm F3.5-4.5 USMとの違い|F4一定か、USMと小型化か
1990年6月にはEF70-210mm F3.5-4.5 USMが登場しています。焦点距離は同じ70-210mmですが、名称だけでなく光学系やAF機構、サイズなどが異なる別設計のレンズです。
EF70-210mm F4は8群11枚、605gで、ズーム全域をF4で使用できます。一方、EF70-210mm F3.5-4.5 USMは10群14枚、550gで、開放F値は70mm側F3.5から210mm側F4.5へ変化します。また、後者は名称の通りUSMによるAF駆動を採用しています。
最大撮影倍率にも違いがあり、F4モデルは0.24倍、F3.5-4.5 USMは0.17倍です。単純な新旧関係だけでなく、F4一定と0.24倍の最大撮影倍率を重視するか、USMや550gの軽量な設計を重視するかという、仕様上の違いがあります。
どんな撮影に向く?|望遠域をF4一定で使いたい人へ
EF70-210mm F4は、70mmから210mmまでの望遠域を使いながら、ズーム位置にかかわらず開放F4を維持したい場合に特徴が明確なレンズです。人物や風景の一部を切り取る撮影から、ある程度距離のある被写体まで、撮影位置に合わせて画角を調整できます。
605gという重量や手ブレ補正を搭載しない点は、後年の望遠ズームと比較すると理解しておきたい部分です。一方で、70-210mm F4という一定の開放F値、0.24倍の最大撮影倍率、EFマウントによる電子制御という組み合わせは、このレンズ固有の仕様として残っています。
特に後発のEF70-210mm F3.5-4.5 USMとは、同じ焦点距離でも設計の方向性が異なります。AF駆動方式の新しさや軽さではなく、望遠端までF4を維持できることを重視する場合に、初代EFシステムの望遠ズームとして選択理由を見いだしやすい一本です。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
販売中の中古商品
ECサイトの販売情報
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/

例えば...
FUJIFILM X-T4[ボディ ブラック]
123,600円(定額)で買い取ります
製品情報
| カテゴリ | ズームレンズ |
|---|---|
| メーカー | Canon |
| タイプ | 望遠 |
| マウント | Canon EFマウント |
















