
Nikon COOLPIX P950
その他
2020/02/07発売
Nikon COOLPIX P950は、24-2000mm相当を1台でカバーする光学83倍ズームを搭載した超望遠コンパクトデジタルカメラです。有効1,605万画素の1/2.3型CMOSセンサーに、5.5段のデュアル検知光学VR、約236万ドットの電子ビューファインダー、4K UHD動画、RAW記録などを搭載。レンズ交換をせず、野鳥や飛行機、月など遠くの被写体を大きく捉えることに軸足を置いたモデルです。
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:52,800円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
24mmから2000mmまでを1台で撮る超望遠カメラ
Nikon COOLPIX P950は、2020年に発売されたレンズ一体型の超高倍率ズームカメラです。最大の特徴は、35mm判換算24-2000mm相当をカバーする光学83倍ズーム。広角から一般的な望遠域を経て、肉眼では細部を確認しにくいほど遠くの被写体まで、レンズ交換なしで画角を変えられます。
有効画素数は1,605万画素で、撮像素子には1/2.3型CMOSセンサーを採用しています。レンズの実焦点距離は4.3-357mm、開放F値はF2.8-6.5。ダイナミックファインズームでは約4000mm相当まで画角を狭められます。
P950の設計を理解するうえで重要なのは、一般的なコンパクトカメラを単純に高倍率化したモデルとして考えないことです。約1,005gという質量や大きな鏡筒を受け入れる代わりに、交換レンズ式カメラでは複数のレンズが必要になる24-2000mm相当という焦点域を、ひとつのカメラへまとめています。
特徴① 2000mm相当を支える83倍ズームと5.5段の手ブレ補正
P950を最も特徴づけるのが、24-2000mm相当の光学83倍ズームです。
レンズは12群16枚構成で、EDレンズ5枚とスーパーEDレンズ1枚を採用。特に色収差が目立ちやすい超望遠撮影まで考慮した光学系になっています。
2000mm相当まで画角を狭めると、わずかなカメラの動きでもファインダー内の被写体が大きく動きます。そこでP950にはデュアル検知光学VRを搭載し、CIPA規格準拠で5.5段の手ブレ補正効果を実現しています。
さらに、モードダイヤルから直接選択できる「鳥モード」と「月モード」も搭載しています。遠くの野鳥や月といった、2000mm相当の超望遠を活かしやすい被写体を明確に想定したカメラです。
ただし、5.5段という数値は約350mm相当でCIPA規格に基づいて測定されたものです。「2000mm相当でも5.5段」という意味ではない点には注意が必要です。
特徴② 超望遠の被写体を追いやすくするファインダーと操作系
焦点距離が2000mm相当になると、「どれだけ大きく写せるか」と同じくらい、「狭い画角の中へ被写体を入れ続けられるか」が重要になります。
P950は約236万ドットの0.39型有機EL電子ビューファインダーを搭載。背面には3.2型・約92万ドットのバリアングルモニターを備え、ファインダーとモニターを撮影状況に応じて使い分けられます。
鏡筒側にはサイドズームレバーを備え、望遠撮影中に一時的に画角を広げて見失った被写体を探しやすくするクイックバックズームも利用できます。また、サイドダイヤルやフォーカスモードセレクターを備え、ファインダーを覗いたままピントや各種設定を操作しやすい構成です。
別売のドットサイトDF-M1を取り付けられるアクセサリーシューも装備しています。画面内を素早く移動する野鳥や飛行機などを超望遠で追う場合には、ドットサイトを使って被写体の位置を確認するというシステムも組めます。
P950では、2000mm相当という数字だけでなく、その狭い画角を実際のフィールドで扱うための操作系までひとつの特徴になっています。
特徴③ RAWと4K動画で、超望遠を写真にも映像にも使える
P950はJPEGに加えて、ニコン独自形式のNRW(RAW)で静止画を記録できます。
RAWでは撮影後にホワイトバランスや明るさなどを調整する余地を残せます。ただし、シーンモード、月モード、鳥モード、クリエイティブモードではRAW記録を利用できません。超望遠撮影だから常にRAWが使えるわけではなく、撮影モードとの組み合わせには制限があります。
動画は4K UHDの3,840×2,160/30p・25pに対応。マニュアル動画モードでは露出を調整でき、動画撮影時のズーム速度も高速・中速・低速から選択できます。
外部マイク入力やHDMI出力にも対応しているため、2000mm相当の超望遠を静止画だけでなく動画撮影にも利用できます。
一方、AFはコントラスト検出方式です。交換レンズ式の新しいミラーレスカメラに見られる撮像面位相差AFとは仕組みが異なります。高速で不規則に動く被写体を追う場合は、「2000mmまで届くこと」と「AFで追い続けやすいこと」を別の性能として考える必要があります。
P900・P1000との違い|2000mmをどこまで本格的に使うか
P950の前モデルにあたるCOOLPIX P900も、24-2000mm相当の光学83倍ズーム、有効1,605万画素、F2.8-6.5という基本的な撮影範囲を備えています。
つまりP950への世代交代では、さらに望遠へ伸ばしたわけではありません。
P950では手ブレ補正効果がP900の5.0段から5.5段へ向上したほか、約236万ドットの有機EL電子ビューファインダー、RAW記録、4K UHD動画、サイドダイヤル、フォーカスモードセレクター、アクセサリーシューなどを搭載。P900で実現した2000mm相当を、より本格的に扱うための撮影機能や操作性を充実させたモデルと考えると違いが分かりやすくなります。
一方、さらに望遠を求める場合にはCOOLPIX P1000があります。P1000は光学125倍ズームによって24-3000mm相当までカバーしますが、質量は約1,415g。P950は2000mm相当までとなる代わりに約1,005gで、その差は約410gあります。
そのためP950とP1000では、単純に3000mmまで届くP1000を上位として考えるだけでは十分ではありません。2000mmを超える画角まで必要なのか、それとも2000mm相当までを約1kgのボディで持ち出せる方が自分の撮影に合っているのか。この違いが両機を選ぶ大きな判断軸になります。
どんな撮影に向く?|遠くの被写体を探して撮るためのP950
P950の強みが最も分かりやすいのは、撮影者から近づくことのできない被写体です。
野鳥や野生動物、飛行機、月などでは、2000mm相当まで使えるズーム域が被写体を大きく捉えるための直接的な武器になります。一方、広角端は24mm相当なので、撮影対象を見つけるまでの風景や周囲の状況も同じカメラで撮影できます。
約1,005gという質量は一般的なコンパクトカメラとして考えれば軽くありません。また1/2.3型センサーなので、大型センサー機の画質や高感度性能を目的に選ぶカメラでもありません。
P950が解決しているのは、そこではありません。
交換レンズ式カメラで超望遠撮影を行う場合には、ボディとは別に望遠レンズを選び、持ち運ぶ必要があります。P950ではレンズ交換をせず、24mmから2000mm相当までをひとつの撮影システムとして持ち出せます。
P900と同じ2000mm相当を、RAWや4K動画、より高精細なEVF、5.5段の手ブレ補正、拡張性を備えた操作系で使う。3000mm相当まで必要ならP1000という選択肢もありますが、超望遠性能と持ち運びのバランスを2000mm相当で取ったことが、P950を選ぶ意味です。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
ECサイトの販売情報
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:52,800円(定額)
製品情報
| カテゴリ | コンパクトデジタルカメラ |
|---|---|
| メーカー | Nikon |
| タイプ | ハイエンド |
| マウント | その他 |
人気のストーリー
人気のコンパクトデジタルカメラ

ハイエンド

ハイエンド

ハイエンド
人気の買取製品

コンパクトデジタルカメラ

コンパクトデジタルカメラ

レンズ交換式カメラ









