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定額買取

Nikon COOLPIX P1100
その他
2025/02/28発売
2025年2月28日、Nikonの人気コンパクトデジタルカメラ、COOLPIXの超望遠モデルの最新モデルが発売されました。Nikon COOLPIX P1100は超望遠ズームで人気だったP1000の後継モデル。超望遠コンデジというユニークなカメラの性能をみていきましょう。
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本体の買取額:92,400円(定額)
著者: enoF
コンデジだけどコンパクトではないが凄いカメラ
分類上、レンズ交換式カメラは一眼カメラ、レンズ一体型カメラはコンパクトデジタルカメラ、コンデジと呼称されます。
しかし、2025年2月に発売されたNikon COOLPIX P1100は決してコンパクトではありません。携帯時の全長、181.3 mmもなかなかの大きさですし、重量は1,410gとコンデジとは思えない重さ。
とはいえ、レンズ一体型ということで「コンデジ」です。スペックを一見するとコンパクトとは程遠いカメラですが、フルサイズ換算24‐3000mm、125倍のカメラとして考えると十分コンパクト。
一眼カメラで3000mmの超望遠撮影をしようとした場合、基本的には800mmが最長で、2倍のテレコンを使ったとしても1600mmまでが最長となります。実際には過去に、Canonが受注生産でEF1200mm F5.6L USMというレンズを発売していましたが、こちらは重量16.5kg。こう考えると、3000mmの超望遠撮影が1410gのカメラで実現できるということはかなりコンパクトと言えます。
さらに、COOLPIX P1100は単に超望遠撮影ができるカメラというだけではなく、広角端は35mm換算24mmということで、大きく風景を切り取ることができる画角もあります。標準域の広角よりの画角から、一眼カメラの望遠レンズよりもさらに望遠よりの画角も撮影できるという、まさにオールインワンのカメラがCOOLPIX P1100です。特に広角側ではF2.8という十分な明るさもあるので、標準域ではボケを活かした撮影もできます。
一眼カメラはコンパクトデジタルカメラに比べると圧倒的に画質が有利というメリットがありますが、幅広い画角で撮影するためには複数のレンズを持ち運び、レンズ交換しながら撮影しないといけないというデメリットも生じます。
COOLPIX P1100は当然ですがレンズ交換などは必要なく、なおかつ一眼カメラを超えるような超望遠画角まで撮影できるという、究極の汎用性をもったカメラといえます。
COOLPIX P1000から着実に進化
基本的にはP1000をマイナーアップデートした形のP1100。P1000とP1100は外観ではほぼ区別はつかずサイズ的には同じなので、型枠など多くの部品が流用されていると予想されます。
COOLPIX P1100は最新機能てんこ盛りの最新カメラというよりも、P1000が根強い人気で、中古市場では価格が高騰しているということもあって、欲しくても手に入れにくくなっているユーザーの声に応える形の後継機といった位置づけです。レンズ構成やセンサーサイズ、画素数などにも大きな変更はなく、ハード面での変更はUSBがType-Cに対応した部分くらいとなっています。
手ぶれ補正に関して言うと、P1000が5.0段分だったことに対して、P1100は中央4.0段分と数字上では下がっています。しかし、これに関しては測定基準が変更されたことによるもので、実際には最新のデュアル検知光学VRを採用しているので補正効果としては向上しています。
AFについてはかなり改善がみられているということで、P1000ではAFの遅さが難点と言われていましたが、P1100では動きモノでもかなり撮影しやすくなっています。
また、顔認証で意図した人物にピントを合わせ続けるターゲットファインドAFや、シーンモードの比較明合成に「花火」が追加されるなど、主にソフト面で進化がみられます。
全体的にはマイナーアップデートではありますが、ソフト面などはしっかりと最新ミラーレス一眼の技術が投入されていて、P1000からP1100に着実な進歩があります。
125倍ズームレンズをいかに活用するのか
COOLPIX P1000は「月を写せるカメラ」として有名になりました。P1100もまた、月を美しく写せる「月モード」を搭載しており、月撮影はP1100の用途の1つとなるでしょう。
しかし、月を撮影するためだけにCOOLPIX P1100を購入するのかというと、少しもったいない感じもしますよね。
望遠撮影といえば、「野鳥」もあげられます。P1100には「鳥モード」もあるので、野鳥撮影にも最適です。月モードや鳥モードはモードダイヤルで選択できるので、素早くアクセスして撮影することができます。
これらは定番ともいえますが、他にはスポーツ撮影にも最適です。スタジアムの客席でスポーツ観戦する場合、選手とはかなりの距離となるのでスマホカメラや一眼カメラの標準ズームレンズなどでは会場の雰囲気は撮影できますが、選手の表情までは撮影できません。COOLPIX P1100のテレ端35mm換算3000mmの超望遠なら選手の表情まで捉えて、躍動感ある写真を撮影できます。
また、航空機撮影などもおすすめです。自衛隊の航空祭は多くの写真家が集いますが、本格的に趣味としている人は一眼カメラにかなり大きなレンズを装着して撮影に望みます。それらの撮影機材は合計で100万円を超えるものもあり、重量も5kgを超えたりもします。COOLPIX P1100なら1.4kgで購入コストも1/10。本格的に撮影するのであれば、それ相応のコストをかける必要がありますが、趣味で撮影するのであれば、COOLPIX P1100で
なお、P1100で超望遠撮影を楽しむ場合、別売りですがドットサイト、DF-M1の購入もおすすめです。超望遠撮影で、遠方の鳥や航空機をスムーズにフレームに収めることは慣れないと難しく、苦戦したりもしますが、ドットサイトで狙いを定めてからズーミングすることで小さく見える被写体をしっかりとフレームに収めることができます。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- 広角から超望遠までオールインワンで旅行に最適
- COOLPIXは歴史もあり、存続してくれることが嬉しい
- HDMI出力があるので動画中継でも使える
- 重い一眼と望遠に比べたら十分軽量コンパクト
- P1000からそこまで価格アップしていないことが嬉しい
NikonファンとしてはCOOLPIXが継続的に販売されるということに歓迎の声が多くありました。
■ ネガティブレビュー
- P1000を持っているので、P1100は新鮮味が少なく感じる
- 超望遠撮影が主なので手ぶれ補正はもう少し頑張ってほしかった
- 連写中、バッファがすぐ詰まってしまうのは改善してほしかった
- AFはだいぶ改善されたが位相差がないので一眼には程遠い速度
- やはり約1.5kgは2時間位で持ち運びに限界を感じる
AF速度や連写面などはやはり一眼カメラほど高性能とはいかないようです。
まとめ
一眼カメラではなかなか実現できない、テレ端は月のクレーターまで撮影できる超望遠ズームで大人気となったコンデジ、COOLPIX P1000。その後継機となるCOOLPIX P1100がついに発売されました。COOLPIX P1000は品薄となるほどの人気で、欲しくても手に入らないという声もあっただけに、後継機も大人気コンデジとなりそうです。
フルサイズ換算24‐3000mmという超望遠だけでなく、広角、マクロなどなんでも1台で撮影できるという究極の万能コンデジ。
風景から野鳥まで、なんでも撮影してみたいという人に最適のカメラがCOOLPIX P1100です。
著者

enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報

コンパクトデジタルカメラ > ハイエンド
Nikon COOLPIX P1100
新品: 135,875円
新品: 135,875円
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:92,400円(定額)
製品情報
カテゴリ | コンパクトデジタルカメラ |
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メーカー | Nikon |
タイプ | ハイエンド |
マウント | その他 |
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