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Canon EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM
その他
2011/07/29発売
Canon EF8-15mm F4L フィッシュアイ USMは、1本で全周魚眼から対角線魚眼までをカバーするEFマウントのフィッシュアイズームレンズです。フルサイズでは8mm側で円形の全周魚眼、15mm側で画面全体を使う対角線魚眼を撮影可能。15cmの最短撮影距離やリングUSM、防塵・防滴構造も備えたLレンズです。
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本体の買取額:69,000円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
Canon EF8-15mm F4L フィッシュアイ USMとは|全周魚眼と対角線魚眼を1本で使い分ける
Canon EF8-15mm F4L フィッシュアイ USMは、2011年に発売されたEFマウントのLフィッシュアイズームレンズです。フルサイズでは8mm側で全周魚眼、15mm側で対角線魚眼を撮影でき、ズーム操作によって魚眼表現そのものを切り替えられます。
発売当時、一眼レフカメラ用交換レンズとして世界で初めて全周180度から対角線180度までをカバーしたフィッシュアイズームです。APS-CやAPS-Hサイズのカメラでは対角線魚眼として使用でき、撮像素子のサイズに応じて異なる焦点距離域を利用できます。
特徴①|8-15mmのズームで全周魚眼から対角線魚眼までカバー
一般的な広角ズームとは異なり、本製品ではズームによって単に写る範囲を変えるだけでなく、魚眼画像の構成そのものを変えられます。35mmフルサイズでは8mm側で画面内に円形の像を形成する全周魚眼、15mm側では画面全体を使った対角線魚眼になります。
魚眼レンズでは直線を直線として補正することを目的とせず、強い歪曲を残すことで180度という広い画角を写し込みます。そのため、通常の超広角レンズとは異なるパースペクティブや画面構成を利用した撮影が可能です。
APS-CやAPS-Hサイズでは全周魚眼ではなく対角線魚眼として使用します。レンズにはAPS-CとAPS-Hそれぞれの撮像範囲に合わせたズーム位置の目安も設けられており、複数の撮像素子サイズで魚眼効果を使うことを前提とした設計です。
特徴②|15cmまで近づける魚眼ズームとリングUSM
最短撮影距離はズーム全域で0.15mです。レンズ先端からではなく撮像面からの距離ですが、被写体へ大きく近づきながら、その周囲まで広く画面内へ取り込む魚眼レンズならではの構図を作れます。
AF駆動にはリングUSMを採用しています。フルタイムマニュアルフォーカスにも対応しており、AFでピントを合わせた後にフォーカスモードを切り替えず、フォーカスリングでピント位置を微調整できます。
光学系は11群14枚で、UDレンズと高精度ガラスモールド非球面レンズを採用。さらにSWC(Subwavelength Structure Coating)によって、デジタルカメラで発生しやすいフレアやゴーストの低減を図っています。
特徴③|防塵・防滴構造とフッ素コーティングを採用
Lレンズとして防塵・防滴構造を採用しています。魚眼レンズは前玉が大きく張り出した形状ですが、本製品では最前面と最後面のレンズ表面にフッ素コーティングを施し、付着した汚れを拭き取りやすい構成としています。
最大径は78.5mm、全長83.0mm、重量は約540gです。前玉の形状から一般的なねじ込み式フィルターは使用せず、フィルターはレンズ後部へ挟み込む方式を採用しています。
付属フードEW-77はテレ側で使用するための脱着式です。また、専用レンズキャップはフードと組み合わせて装着する構造で、キャップ単体では使用できません。通常のEFズームとは前玉周辺の取り扱いが異なる点も確認しておきたいポイントです。
購入前に知っておきたいこと|魚眼と超広角は写り方が異なる
焦点距離が8-15mmのため一般的な超広角ズームと似て見えますが、本製品はフィッシュアイレンズです。直線をできるだけ直線として写す超広角レンズとは設計目的が異なり、魚眼特有の歪曲を積極的に利用して180度の画角を得ています。
そのため、建築物などの直線を自然な形に保ちながら広く写したい場合と、魚眼特有のデフォルメを利用したい場合では、必要なレンズが異なります。本製品を選ぶ際は「8mmまで使える超広角ズーム」ではなく、「魚眼表現をズームで変えられるレンズ」と捉えることが重要です。
また、レンズ内手ブレ補正機構は搭載していません。EOS Rシリーズで使用する場合には対応するマウントアダプターが必要となるため、使用するカメラとの組み合わせも事前に確認する必要があります。
EF15mm F2.8 フィッシュアイとの違い|単焦点からズームによる魚眼表現へ
EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM以前のEFマウントには、1987年発売のEF15mm F2.8 フィッシュアイがありました。こちらは15mm単焦点で、35mmフルサイズでは対角線180度の魚眼画像を撮影するレンズです。
EF15mm F2.8 フィッシュアイは7群8枚、最短撮影距離0.2m、最大撮影倍率0.14倍、重量330g。対して本製品は11群14枚、最短撮影距離0.15mで、8-15mmのズームによってフルサイズで全周魚眼から対角線魚眼まで使い分けられます。
一方、開放F値は旧15mm単焦点のF2.8に対して本製品はF4で、重量も210g増えています。F2.8の明るさと330gの軽さを持つ単焦点か、1本で全周魚眼と対角線魚眼を切り替えられるズーム機能を重視するかが、両者の大きな違いです。
どんな撮影に向く?|180度の魚眼表現を構図に合わせて変えたい人へ
EF8-15mm F4L フィッシュアイ USMは、魚眼特有の強いパースペクティブやデフォルメを利用しながら、構図に応じて写る範囲を変えたい場合に特徴を発揮します。フルサイズでは8mmの全周魚眼と15mmの対角線魚眼を1本で使い分けられるため、単焦点の魚眼レンズとは異なる構図選択ができます。
15cmの最短撮影距離を活かして被写体へ近づき、周囲の空間まで大きく取り込む撮影にも対応します。一方、直線を自然に保つことを重視する超広角撮影には用途が異なるため、魚眼特有の歪曲そのものを表現として使いたいかどうかが、このレンズを選ぶ際の重要な判断軸です。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
販売中の中古商品
ECサイトの販売情報
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本体の買取額:69,000円(定額)
製品情報
| カテゴリ | ズームレンズ |
|---|---|
| メーカー | Canon |
| タイプ | その他 |
| マウント | その他 |
関連製品
| 製品 | ![]() Canon EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 8-15mm | 18-200mm | 30-110mm | 18-300mm | 18-250mm | 18-250mm |
| F値 | F4.0〜22.0 | F3.5〜22.0 | F3.8〜16.0 | F3.5〜22.0 | F3.5〜22.0 | F3.5〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 15.0cm | 45.0cm | 100.0cm | 45.0cm | 35.0cm | 35.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 | 7枚 | 9枚 | 7枚 | 7枚 |
| 重量 | 540g | 490g | 180g | 830g | 470g | 470g |
| 発売日 | 2011/07/29 | 2011/10/14 | 2011/10/20 | 2012/06/28 | 2012/06/29 | 2012/07/27 |
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