
Canon EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS II
Canon EF-Sマウント
Canon EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS IIは、APS-CサイズのEOS向けに設計されたEF-S標準ズームレンズです。35mm判換算約29-88mm相当をカバーし、約4段分の手ブレ補正、0.25mの最短撮影距離、200gの軽量設計を組み合わせています。初代ISの光学設計を継承しながら、外観デザインを刷新したモデルです。
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著者: ONE SCENE 編集部
Canon EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS IIとは|初代ISの光学設計を継承した標準ズーム
Canon EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS IIは、2011年に発売されたAPS-CサイズのEOS向け標準ズームレンズです。焦点距離は18-55mmで、35mm判換算では約29-88mm相当。広角から中望遠までを1本でカバーします。
2007年に登場したEF-S18-55mm F3.5-5.6 ISの後継モデルで、従来機の光学設計を継承しながら外観デザインを変更しています。レンズ構成は9群11枚、重量は約200gで、約4段分の手ブレ補正機構も搭載しています。
特徴①|18-55mmと約4段分のISを200gのボディに搭載
焦点距離18-55mmは、35mm判換算で約29-88mm相当です。18mm側では広い範囲を取り込み、55mm側では画角を狭めて被写体を大きく配置できるため、1本のレンズで構図を調整しながら撮影できます。
手ブレ補正機構は、シャッタースピード換算で約4段分の補正効果を備えています。最大径68.5mm、全長70mm、重量約200gのボディにISを組み込み、携行時の負担を抑えた構成です。
開放F値は18mm側のF3.5から55mm側のF5.6まで変化します。ズーム全域で開放F値が一定のレンズではないため、開放付近で撮影しながら焦点距離を変更する場合はF値の変化も考慮する必要があります。
特徴②|0.25mまで近づけ、55mm側で最大0.34倍
最短撮影距離はズーム全域で0.25mです。広角側から望遠側まで撮像面から25cmまで近づくことができ、最大撮影倍率は55mm時に0.34倍となります。
標準ズームとして通常の撮影距離をカバーするだけでなく、55mm側を利用して近距離の被写体を画面内に大きく配置できる点も特徴です。フィルター径は58mmで、初代EF-S18-55mm F3.5-5.6 ISと共通しています。
光学系には高精度非球面レンズ1枚を採用。初代ISから9群11枚の光学設計を引き継ぎながら、ズームリング前部のリングや本体の仕上げを変更し、外観デザインを刷新しています。
購入前に知っておきたいこと|EF-S対応EOS専用、AF世代にも違いがある
本製品はEF-Sレンズ対応のAPS-CサイズEOS向けに設計されています。フルサイズEOS用のEFレンズとは装着対象が異なるため、使用予定のカメラがEF-Sレンズに対応しているか確認する必要があります。
また、本製品は後に登場したEF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMとはAF機構が異なります。焦点距離や開放F値が同じため製品名が似ていますが、STMモデルでは動画撮影時のAF性能を考慮した新しいフォーカス機構が採用されています。
中古品を選ぶ際は「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」「IS II」「IS STM」を製品名だけでなく鏡筒表記でも確認し、世代を区別することが重要です。
EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMとの違い|軽さか、STMと近接性能か
2013年に発売されたEF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMは、本製品の後継モデルです。焦点距離18-55mmと開放F3.5-5.6を引き継ぎながら、動画撮影時のAF性能向上を目的としてSTMとリードスクリューを組み合わせた新しいフォーカス機構を採用しています。
光学系も本製品の9群11枚から11群13枚へ変更され、絞り羽根は6枚から7枚へ増えています。最短撮影距離はいずれも0.25mですが、最大撮影倍率は本製品の0.34倍からSTMモデルでは0.36倍となりました。
サイズ・重量は、本製品が68.5×70mm・約200g、STMモデルが69×75.2mm・約205gです。本製品の方がわずかに短く軽い一方、STMモデルではフルタイムマニュアルフォーカスやフィルター枠非回転式も採用されています。
そのため、基本となる18-55mmの画角と軽量性を重視するか、動画撮影を含むAF機構や操作性の進化を重視するかが、両モデルを比較する際の判断材料になります。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 18-55mm | 18-55mm |
| F値 | F3.5〜22.0 | F3.5〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 25.0cm | 25.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 6枚 | 7枚 |
| 重量 | 200g | 205g |
どんな撮影に向く?|軽量な標準ズームで日常の画角をカバーしたい場合に
EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS IIは、APS-CサイズのEOSで広角から中望遠までを1本で使いながら、機材を軽くまとめたい場合に特徴を活かせます。18mm側では広い範囲を取り込み、55mm側では被写体を大きく捉えられるため、被写体や撮影距離に合わせて画角を変更できます。
約4段分のIS、0.25mの最短撮影距離、0.34倍の最大撮影倍率を備えながら重量は約200gです。一方、動画撮影時のAFやフルタイムマニュアルフォーカスを重視する場合は後継のIS STMが比較対象になります。必要なAF機能と、シンプルで軽量な構成のどちらを優先するかが選択のポイントです。
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製品情報
| カテゴリ | ズームレンズ |
|---|---|
| メーカー | Canon |
| タイプ | その他 |
| マウント | Canon EF-Sマウント |
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