
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED14-150mm F4.0-5.6
マイクロフォーサーズマウント
2010/06/25発売
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6は、35mm判換算28-300mm相当を1本でカバーするマイクロフォーサーズ用の10.7倍高倍率ズームレンズです。広角から望遠まで対応しながら約260gに抑えた携帯性と、静止画・動画の両方を考慮したMSC機構を備え、レンズ交換を減らして幅広い画角を持ち歩けることを特徴としています。
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著者: ONE SCENE 編集部
28-300mm相当を1本にまとめた小型・軽量の高倍率ズーム
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6は、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠した10.7倍の高倍率ズームレンズです。焦点距離は14-150mm、35mm判換算では28-300mm相当。広角から標準、中望遠、望遠までを1本でカバーできるため、撮影距離や被写体が変化する場面でもレンズ交換を抑えられます。
レンズ構成は11群15枚で、DSAレンズ、ED非球面レンズ、EDレンズなどの特殊レンズを採用。最大径63.5mm、全長83mm、質量約260gというサイズに28-300mm相当のズーム域を収めています。開放F値は広角端F4、望遠端F5.6で、明るさよりもズーム域と携帯性を重視した設計です。
特徴①|広角から300mm相当までをレンズ交換なしでカバー
広角端14mmは35mm判換算28mm相当、望遠端150mmは300mm相当です。風景や建物を広く収める撮影から、人物、離れた被写体を引き寄せる望遠撮影まで、1本のレンズで画角を大きく変えられます。
高倍率ズームではズーム域の広さと機材の大きさのバランスが重要ですが、本レンズは約260gに抑えられています。複数のズームレンズを持ち歩かず、カメラとレンズ1本で幅広い撮影範囲を確保したい場合に、この組み合わせが大きな意味を持ちます。
一方、開放F値はF4-5.6で、ズームするとF値が変化します。暗所でシャッタースピードを確保したい場合や、開放F値の明るさを重視する場合には、撮影範囲を絞ってより明るい標準ズームや望遠ズームを選ぶ方法もあります。
特徴②|動画撮影も考慮したMSC機構と50cmの近接性能
AFにはMSC(Movie & Still Compatible)機構を採用しています。これは静止画だけでなく動画撮影も考慮し、AF駆動の高速化と静音化を図った仕組みです。広いズーム域だけでなく、静止画・動画の両方で扱いやすいAFを目指したことも、このレンズの特徴です。
最短撮影距離はズーム全域で50cm、最大撮影倍率は0.24倍です。35mm判換算では0.48倍相当となり、望遠端ではレンズ先端から被写体まで約33cmの距離で撮影できます。遠くの被写体を大きく写すだけでなく、花や小物などへ寄った撮影にも高倍率ズームのまま対応できます。
なお、レンズ内手ブレ補正機構は搭載していません。オリンパスは開発発表時、E-P1やE-P2との組み合わせではボディ内手ブレ補正を利用できることを案内しており、手ブレ補正については使用するカメラボディ側の機能を確認する必要があります。
後継II型との違い|軽さを取るか、防塵・防滴とZEROコーティングを取るか
後継のM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIも、14-150mmの焦点距離、F4-5.6の開放F値、MSC機構を引き継いでいます。基本となる28-300mm相当の撮影範囲は共通しているため、世代差を判断する際に重要なのはズーム域ではありません。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 14-150mm | 14-150mm |
| F値 | F4.0〜22.0 | F4.0〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 50.0cm | 50.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 |
| 重量 | 260g | 285g |
| 発売日 | 2010/06/25 | 2015/02/20 |
II型で追加された大きな要素が、防塵・防滴構造とZEROコーティングです。屋外での使用条件や逆光時のゴースト・フレア対策まで重視する場合は、II型を選ぶ理由が明確になります。またII型は約285gで、初代の約260gに対して25g重くなっています。
そのため、中古で初代を選ぶ意味は、II型と同じ28-300mm相当の広いズーム域を、より軽い約260gの鏡筒で使えることにあります。反対に、防塵・防滴を必要とする撮影が多い場合は、II型の追加機能を含めて比較する必要があります。
どんな撮影に向く?|交換レンズを増やさず幅広い画角を持ち歩きたい人に
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6は、広角から望遠まで撮影する可能性があり、そのたびにレンズを交換するよりも1本で対応できることを優先したい人に適した高倍率ズームです。28mm相当から300mm相当までをカバーするため、風景、スナップ、人物、離れた被写体など、撮影対象が変化する場面に対応できます。
特に約260gという軽さは、幅広いズーム域を持ち歩くための負担を抑えたい場合にメリットになります。一方、F4-5.6という開放F値や防塵・防滴構造を備えていない点は、明るさや屋外での耐候性を優先する場合に確認しておきたいポイントです。
後継II型には防塵・防滴とZEROコーティングが追加されていますが、焦点距離と開放F値は共通しています。追加機能を重視するならII型、28-300mm相当という基本的な撮影範囲と初代の軽さを重視するなら本レンズというように、使用環境と携帯性のどちらを優先するかで選び分けられます。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
ECサイトの販売情報
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例えば...
FUJIFILM X-T30[ボディ ブラック]
61,200円(定額)で買い取ります
製品情報
| カテゴリ | ズームレンズ |
|---|---|
| メーカー | OLYMPUS |
| タイプ | その他 |
| マウント | マイクロフォーサーズマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED14-150mm F4.0-5.6 (本製品) | ||
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 14-150mm | 35-100mm | 75-300mm |
| F値 | F4.0〜22.0 | F2.8〜22.0 | F4.8〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 50.0cm | 85.0cm | 90.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 | 7枚 |
| 重量 | 260g | 360g | 423g |
| 発売日 | 2010/06/25 | 2012/10/26 | 2023/07/28 |
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