
Nikon AF-S DX ED 18-135mm F3.5-5.6 G(IF)
その他
Nikon AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-135mm F3.5-5.6G(IF)は、DXフォーマットで35mm判換算27-202.5mm相当をカバーする約7.5倍の高倍率標準ズームです。約385gの軽量な鏡筒にSWMとIF方式を採用し、広角から望遠までを一本でカバーできる一方、VRは搭載していません。
後発の18-105mm VRや18-140mm VRと比べると手ブレ補正を持たないことが大きな違いですが、135mmまでの望遠域と約385gの軽さを両立している点は、このレンズ固有の特徴です。
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著者: ONE SCENE 編集部
27-202.5mm相当を約385gにまとめた7.5倍高倍率ズーム
AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-135mm F3.5-5.6G(IF)は、焦点距離18mmから135mmまでをカバーするニコンFマウントのDXフォーマット専用ズームです。DXフォーマットでの画角は76°から12°で、35mm判換算では27-202.5mm相当。広角から望遠までを約7.5倍のズーム比でカバーします。
光学系はEDレンズ1枚、非球面レンズ2枚を含む13群15枚構成です。開放F値は18mm側でF3.5、135mm側でF5.6。最大径約73.5mm×長さ約86.5mm、質量約385gと、200mm相当を超える画角までカバーしながら400gを下回るサイズにまとめられています。
AFにはレンズ内モーターのSWM(超音波モーター)を搭載しています。一方、後に登場した18-105mmや18-140mmとは異なり、VR(手ブレ補正)は搭載していません。この「広いズーム域と軽さを優先し、VRを持たない」という構成が本レンズを理解するポイントです。
特徴①|27mm相当の広角から202.5mm相当の望遠まで一本で対応
18mm側は35mm判換算27mm相当となり、風景や街中など広い範囲を取り込む撮影に対応します。135mm側では202.5mm相当まで画角を狭められるため、人物や少し離れた被写体を引き寄せた構図にも切り替えられます。
最短撮影距離はズーム全域で0.45m、最大撮影倍率は0.24倍です。望遠側でも0.45mまで近づけるため、135mmの画角を利用して小さな被写体を画面内に大きく配置する撮影にも対応します。
18-55mmクラスの標準域を超えて200mm相当まで一本でつながるため、標準ズームと望遠ズームの間をレンズ交換せず移動できることが18-135mmという焦点域の特徴です。
特徴②|SWMを搭載しながら約385gに抑えたAF-S設計
AF駆動にはSWMを採用しています。レンズ内部にAFモーターを備えるAF-Sレンズなので、旧AF Nikkorのボディ駆動AFとは異なり、カメラボディ側のAFモーターを必要としません。
フォーカシングはIF(インターナルフォーカス)方式です。ピント合わせによってレンズ全長が変化せず、前玉も回転しないため、円偏光フィルターなど方向を合わせて使用するフィルターを扱いやすい構造になっています。
フィルター径は67mm、質量は約385gです。18-135mmという7.5倍のズーム域とレンズ内AFモーターを備えながら、後発の18-105mm VRの約420gや18-140mm VRの約490gより軽く仕上げられています。
購入前に知っておきたいこと|VRは搭載していない
本レンズで購入前に確認しておきたいのは、製品名に「VR」が含まれていない通り、レンズ内手ブレ補正を搭載していないことです。SWMによるAFには対応していますが、AFと手ブレ補正は別の機能であり、AF-SだからVRも使えるという意味ではありません。
特に135mm側はDXフォーマットで202.5mm相当の画角になるため、広角側よりカメラの揺れが画面に表れやすくなります。暗い場所で静止した被写体を手持ち撮影する場合など、VR搭載の後発モデルとは撮影条件に差が生じます。
また、本レンズはDXフォーマット専用です。FXフォーマットのイメージサークルを前提としたレンズではないため、フルサイズ対応レンズとして選ぶ製品ではありません。Gタイプなので絞りリングもなく、絞り値は対応するカメラボディ側から設定します。
使用するカメラとの機能互換性について不安がある場合は、ニコン公式のレンズ互換情報やカメラの使用説明書でAF-S DXレンズへの対応を確認しておくと確実です。
18-105mm/18-140mmとの違い|軽さを残すか、VRを優先するか
同じFマウントのDX用標準ズームとして比較しやすいのが、AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VRとAF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRです。いずれも18mm始まりでSWMを搭載しますが、焦点域と重量、そしてVRの有無が異なります。
18-105mm VRは27-157.5mm相当と望遠域が短くなる一方、3.5段のVRを搭載し、約420gです。18-135mmとの差は約35gなので、135mmまでの望遠域より手ブレ補正を重視する場合には18-105mmが比較候補になります。
18-140mm VRは27-210mm相当となり、18-135mmとほぼ同じ範囲をカバーしながら、4.0段のVRを搭載しています。最短撮影距離は同じ0.45m、最大撮影倍率も18-135mmの0.24倍に対して18-140mmは0.23倍と近い一方、重量は約490gです。
このため、焦点域だけを見れば後発18-140mmは18-135mmに近く、さらにVRを加えた構成です。それでも18-135mmは約105g軽く、最大径・全長も小さいため、VRを必要とせず、200mm相当前後まで使える軽量なAF-Sズームを求める場合には異なる選択理由が残ります。
どんな撮影に向く?|VRより軽さを優先して200mm相当まで一本で使いたい人へ
AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-135mm F3.5-5.6G(IF)は、DX一眼レフで27mm相当の広角から202.5mm相当の望遠までを一本で使いながら、機材を軽くまとめたい場合に特徴が明確なレンズです。約385gなので、望遠側を135mmまで確保しながら重量を抑えたい場合に選択肢になります。
一方、望遠側を手持ちで使う機会が多く、静止した被写体を低速シャッターで撮る場面が想定されるなら、VRを搭載した18-105mmや18-140mmとの比較が重要です。特に18-140mmは焦点域が近いため、約105gの重量差とVRの有無が選択を分けます。
広いズーム域、SWMによるAF、約385gという軽さを優先し、VR非搭載を撮影方法で補える人にとって、18-135mmならではのバランスが残っています。
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| カテゴリ | ズームレンズ |
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| メーカー | Nikon |
| タイプ | その他 |
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