
SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM (キヤノンEF用)
Canon EFマウント
SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMは、50mmから500mmまでを1本でカバーする35mmフルサイズ対応の10倍超望遠ズームレンズです。キヤノンEFマウントに対応し、OSによる手ブレ補正とHSMによるAFを搭載。標準域から500mmの超望遠までレンズ交換なしで画角を変えられることが、このレンズを特徴付けています。
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著者: ONE SCENE 編集部
50mmから500mmまでを1本でカバーする10倍超望遠ズーム
APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMは、標準域の50mmから超望遠の500mmまでをカバーする10倍ズームレンズです。
今回の製品はキヤノンEFマウント用で、35mmフルサイズに対応。50mm側では周囲の状況を含めた構図を作り、500mm側では遠くの被写体を大きく切り取るという、大幅な画角変更を1本で行えます。
スポーツや野生動物、航空機など、被写体との距離が大きく変化する撮影では、レンズ交換をせずに焦点距離を変更できることがこのレンズの大きな特徴です。
16群22枚、SLDガラスを採用した光学系
レンズ構成は16群22枚です。
光学系にはSLD(Special Low Dispersion)ガラスを採用し、超望遠域で問題になりやすい色収差を補正する設計となっています。
絞り羽根は9枚の円形絞り。開放F値は50mm側でF4.5、500mm側でF6.3、最小絞りはF22です。
ズーム全域で一定のF値を維持するレンズではないため、望遠側へズームすると使用できる開放F値は暗くなります。
OS搭載で超望遠の手持ち撮影をサポート
本製品はシグマ独自のOS(Optical Stabilizer)機構を搭載しています。
メーカーは約4段分の手ブレ補正効果を公表しており、ファインダー像にも補正効果が反映されるため、500mm側で被写体をフレーム内に捉える際にも利用できます。
OSには通常の手ブレ補正に使用するモードと、流し撮りに対応するモードが用意されています。
ただし、手ブレ補正は被写体そのものの動きを止める機能ではありません。スポーツや野生動物など動く被写体では、OSだけでなく被写体の速度に応じたシャッタースピードも必要です。
HSMによるAFとフルタイムマニュアル
AF駆動にはHSM(Hyper Sonic Motor)を採用しています。
HSMは超音波を利用してAFを駆動するシグマのモーター方式です。キヤノンEF用ではカメラからAFを利用できます。
また、AFでピントを合わせた後にフォーカスリングを操作して微調整できるフルタイムマニュアルフォーカスにも対応しています。
遠くの被写体をAFで追いながら、必要に応じて撮影者自身がピント位置を調整できる構成です。
最短撮影距離は焦点距離によって50~180cm
最短撮影距離はズーム位置によって変化し、50~180cmです。
最大撮影倍率は200mm時の1:3.1で、数値では約0.32倍となります。
最大撮影倍率が500mm端ではなく200mm時に得られる点は、このレンズのスペックを確認する際に注意したいポイントです。
マクロレンズではありませんが、超望遠撮影だけに用途を限定せず、200mm付近では被写体へ近づいて比較的大きく写すこともできます。
1,970gの重量は10倍ズームとのトレードオフ
最大径は104.4mm、全長は219mm、重量は1,970g。フィルター径は95mmです。
約2kgあるため、携帯性を優先した望遠ズームではありません。
その一方で、50mm、100mm、200mm、300mm、400mm、500mmと大きく焦点距離を変えられるため、複数の望遠レンズを交換することなく被写体の大きさに合わせて構図を変更できます。
三脚座も付属しており、三脚や一脚を利用する撮影にも対応します。
フルサイズとAPS-Cの両方で使用できるDGレンズ
製品名の「DG」は、35mmフルサイズに対応するイメージサークルを持つレンズであることを示します。
キヤノンのフルサイズEOSでは50-500mmとして使用でき、APS-CのEOSでは画角が約1.6倍相当となるため、35mm判換算で約80-800mm相当の範囲になります。
焦点距離そのものが80-800mmへ変化するわけではなく、APS-Cセンサーではフルサイズより写る範囲が狭くなるためです。
APS-Cでは500mm端が約800mm相当の画角になる一方、広角側も約80mm相当から始まるため、50mm相当の標準画角は得られません。
EOS Rシリーズではマウントアダプターが必要
本製品はキヤノンEFマウント用なので、RFマウントのEOS Rシリーズへ直接装着することはできません。
EOS Rシリーズで使用する場合は、キヤノンEFレンズに対応するマウントアダプターが必要です。
また、本製品は現行レンズではなく、カメラとの組み合わせによって機能上の制限が生じる可能性があります。中古品をEOS Rシリーズで使用する場合は、使用予定のボディとレンズの互換情報を確認しておくことが重要です。
特に古いサードパーティー製EFレンズでは、「EFマウントだから装着できる」ということと、AFやOSを含むすべての機能が新しいボディで正常に動作することは分けて考える必要があります。
OSなしの旧50-500mmから手ブレ補正を追加
シグマの50-500mmには、本製品以前にも50-500mmの超望遠10倍ズームが存在しました。
初期モデルから50-500mmという大きなズーム比を特徴としていましたが、シグマは2010年にOS機構を搭載した本製品へモデルチェンジしています。
本製品では焦点域を50-500mmのまま維持しながら、光学式手ブレ補正を追加。さらに最短撮影距離は50~180cmとなり、200mm時には最大1:3.1の撮影倍率を実現しています。
50-500mmという焦点域そのものだけでなく、OSを搭載しているかどうかが旧型との重要な識別点です。
60-600mmへの発展につながった50-500mm
シグマはその後、超望遠10倍ズームを60-600mmへ発展させました。
60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sportsでは望遠端が500mmから600mmへ延長され、Sportsラインとして新しい設計が採用されています。
一方、本製品は50mmからスタートするため、60-600mmより広い画角まで1本でカバーできます。
50mm側まで必要なのか、600mmのより長い望遠域を重視するのかによって、同じ10倍クラスの超望遠ズームでも焦点域の意味が異なります。
50mmと500mmを行き来できることが最大の特徴
APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMは、単に500mmまで届くことだけが特徴ではありません。
50mmから500mmまで10倍の焦点域を持つため、遠くの被写体を大きく写した直後に、ズームを戻して周囲まで含めた構図へ切り替えることができます。
その代わり重量は1,970g、フィルター径は95mmと大型で、望遠端の開放F値もF6.3です。小型軽量な望遠ズームとは方向性が異なります。
被写体との距離が大きく変わる撮影で、レンズ交換を減らしながら標準域から超望遠まで対応したい場合に、50-500mmという焦点域がこのレンズ固有の価値になります。
著者

ONE SCENE 編集部
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ECサイトの販売情報
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本体の買取額:62,400円(定額)
製品情報
| カテゴリ | ズームレンズ |
|---|---|
| メーカー | SIGMA |
| タイプ | 高倍率 |
| マウント | Canon EFマウント |
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