
SONY Cyber-shot RX1(DSC-RX1)
その他
2012/11/16発売
SONY Cyber-shot RX1 DSC-RX1は、有効約2,430万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーと35mm F2のZEISS Sonnar T*レンズを一体化した高級コンパクトカメラです。2012年の発表時、35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載した世界初のコンパクトデジタルスチルカメラとして登場。レンズ交換の自由度を持たせるのではなく、フルサイズと35mm F2を一体で設計することで、高い撮影性能を約482gのボディへ凝縮したRX1シリーズの原点です。
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著者: ONE SCENE 編集部
フルサイズと35mm F2を小さなカメラに固定する
SONY Cyber-shot RX1 DSC-RX1は、有効約2,430万画素の35mmフルサイズExmor CMOSセンサーを搭載したレンズ一体型カメラです。2012年の発表時、ソニーは35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載した世界初のコンパクトデジタルスチルカメラとしてRX1を発表しました。
重要なのは、単に大きなセンサーを小さなボディへ収めたことだけではありません。レンズにはRX1のために新開発された35mm F2のZEISS Sonnar T*を採用し、交換できないレンズとセンサーを一体で設計しています。
外形寸法は約113.3×65.4×69.6mm、バッテリーと記録メディアを含めても約482g。レンズ交換式のシステムを小型化するのではなく、「35mm F2で撮るフルサイズカメラ」そのものを小さく作る。この割り切った設計がRX1の出発点です。
特徴① 2,430万画素フルサイズと35mm F2を一体で設計
撮像素子は35.8×23.9mmの35mmフルサイズExmor CMOSで、有効画素数は約2,430万画素。画像処理エンジンにはBIONZを搭載し、通常感度はISO 100〜25600に対応しています。
組み合わされるレンズは35mm F2のZEISS Sonnar T*。7群8枚構成で、AAレンズを含む3枚の非球面レンズを採用しています。絞りは9枚羽根の円形絞りで、F2〜F22まで設定できます。
35mmは、広い範囲を取り込むだけの広角でも、被写体だけを切り取る中望遠でもありません。街のスナップ、風景、人物とその周囲を一緒に写すような撮影など、撮影者が被写体との距離を変えることでさまざまな構図を作れる画角です。
RX1ではズームもレンズ交換もできません。その代わり、35mm F2というひとつのレンズを前提としてセンサーまで含めたカメラ全体を設計しています。
特徴② モアレを抑えるローパスフィルターを採用
RX1のセンサー前面には、多点分離光学ローパスフィルターが採用されています。
光学ローパスフィルターは、規則的な細かな模様などを撮影した際に発生するモアレや偽色を抑えるためのものです。RX1では高い解像感を保ちながら、モアレや偽色を低減することを狙っています。
この仕様が重要になるのが、後から登場したRX1Rとの比較です。RX1Rではこの多点分離光学ローパスフィルター部分を取り除き、わずかな解像感の低下も抑える方向へ設計が変更されました。
つまりRX1は、後のRX1Rより単純に古いというだけではありません。RX1はモアレや偽色の抑制を考慮した設計、RX1Rはそのリスクを受け入れて解像感をさらに優先した設計という、異なる考え方を持っています。
特徴③ 35mm F2のまま20cmまで近づけるマクロモード
レンズ鏡筒にはマクロ切り換えリングが設けられています。通常時の最短撮影距離は撮像面から約30cmですが、マクロモードへ切り替えると約20cmまで近づけます。
最大撮影倍率も通常時の0.15倍から、マクロモードでは0.26倍になります。
これは35mmという固定された画角の使い方を広げる仕組みです。広い範囲を写すだけでなく、自分から被写体へ近づいて画面内で大きく捉えることで、35mm一本でも構図に変化をつけられます。
また鏡筒には絞りリングとフォーカスリングを備え、ボディ上面には露出補正ダイヤルを配置。AFだけでなくDMFやMF、MFアシスト、ピーキングにも対応しており、小型化しても撮影者が直接操作できる部分を残しています。
RX1Rとの違い|解像感だけでなくモアレへの強さも選択軸になる
RX1とRX1Rの基本構成は非常によく似ています。どちらも有効約2,430万画素の35mmフルサイズExmor CMOSと35mm F2のZEISS Sonnar T*を搭載し、外形寸法も約113.3×65.4×69.6mmです。
大きな違いが光学ローパスフィルターです。
RX1は多点分離光学ローパスフィルターによってモアレや偽色の低減を図っています。対してRX1Rではその部分を取り除き、解像感をさらに優先しています。
そのため、RX1RをRX1の単純な上位モデルとして考える必要はありません。細部の鮮鋭感を優先するならRX1R、細かな繰り返し模様などで発生するモアレや偽色の低減まで含めたバランスを重視するならRX1という違いがあります。
そして、どちらにも共通する中心は35mm F2です。RX1からRX1Rへ変わってもレンズや画素数を変えなかったことからも、RX1シリーズが「35mm F2のフルサイズコンパクト」という構成を核にしていたことが分かります。
どんな撮影に向く?|35mm一本を基準に撮るフルサイズカメラ
RX1を選ぶうえで最も大きな条件は、35mmという画角を受け入れられるかどうかです。ズームはなく、レンズ交換もできません。
一方、その制約によってカメラとレンズを別々に持つ必要がなく、約482gの1台でフルサイズセンサーと35mm F2を持ち歩けます。街のスナップや旅行、日常の記録、人物を周囲の環境と一緒に写すような撮影では、この構成をそのまま活かせます。
購入前には、EVFを内蔵していないことも確認しておきたいところです。背面モニターは3.0型の固定式で、ファインダー撮影を行う場合は対応する別売ファインダーが必要です。またAFは25点のコントラスト検出方式で、後のRX1R IIが採用した像面位相差AFは搭載していません。
RX1が目指したのは、交換レンズ式カメラをそのまま小さくすることではありませんでした。フルサイズセンサーと35mm F2を最初からひとつのカメラとして設計し、約482gで持ち歩けるようにする。
レンズを交換できる自由を手放して、35mm F2をいつでも持ち歩く自由を得る。その考え方から始まったのが、初代RX1です。
著者

ONE SCENE 編集部
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ECサイトの販売情報
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例えば...
FUJIFILM X-T30[ボディ ブラック]
61,200円(定額)で買い取ります
製品情報
| カテゴリ | コンパクトデジタルカメラ |
|---|---|
| メーカー | SONY |
| タイプ | ハイエンド |
| マウント | その他 |
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