
Canon EF28-70mm F2.8L USM
Canon EFマウント
Canon EF28-70mm F2.8L USMは、広角28mmから中望遠70mmまでをズーム全域F2.8でカバーするEFマウント用の大口径標準Lズームです。研削非球面レンズ、リアフォーカス、リングUSMを採用し、フルタイムマニュアルフォーカスにも対応した1993年登場のモデルです。
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著者: ONE SCENE 編集部
28-70mmをズーム全域F2.8でカバーする大口径標準Lズーム
Canon EF28-70mm F2.8L USMは、1993年11月に発売されたEFマウント用の標準ズームレンズです。広角28mmから中望遠70mmまでをカバーし、ズーム全域で開放F2.8を維持します。
レンズ構成は11群16枚で、絞り羽根は8枚。最大径83.2mm、全長117.6mm、重量880gで、フィルター径は77mmです。
28mmから70mmという日常的に使いやすい焦点域とF2.8の明るさを組み合わせたことが、このレンズの基本となる特徴です。後継のEF24-70mm F2.8L USMへとつながる、大口径標準Lズームの一世代を担ったモデルです。
研削非球面レンズを採用した11群16枚の光学系
光学系には高精度な研削非球面レンズを採用しています。キヤノンは、この非球面レンズによって最短撮影距離0.5mから無限遠までの撮影領域における諸収差の補正を図っています。
また、77mm径のフィルターを採用して前玉を大口径化し、各レンズ群のパワー配分を最適化。これによって28mmから70mmまでズーム全域F2.8を実現しています。
焦点距離によって開放F値が変化しないため、28mm側から70mm側へズーミングしても設定できる最大絞り値はF2.8のままです。画角を変えながら一定の開放F値を利用できることが、大口径標準ズームとしての重要な特徴です。
リングUSMとフルタイムマニュアルフォーカスを搭載
フォーカスにはリアフォーカス方式を採用し、AF駆動にはリングUSMを使用しています。キヤノンは、この組み合わせによって静粛性と高速性を備えたAFを実現したと説明しています。
さらに、AFモードのままフォーカスリングを操作できるフルタイムマニュアルフォーカスに対応しています。AFからMFへ切り替えることなく、撮影者が必要に応じてピント位置を手動で微調整できる機構です。
最短撮影距離は0.5m、最大撮影倍率は0.18倍。マクロレンズほどの撮影倍率ではありませんが、広角から中望遠までをカバーしながら0.5mまでピントを合わせられます。
購入前に知っておきたいこと|880gの重量とIS非搭載
本レンズは最大径83.2mm、全長117.6mm、重量880gです。標準ズームとしては大きく重い部類ですが、ズーム全域F2.8の光学系とリングUSMを搭載した1993年のLレンズという構成を反映しています。
レンズ内手ブレ補正機構は搭載されていません。これは後継のEF24-70mm F2.8L USMやEF24-70mm F2.8L II USMも同様で、EFのF2.8標準ズームではISを搭載しない系譜が続きました。
また、後継EF24-70mm F2.8L USMで採用された防塵・防滴構造について、EF28-70mm F2.8L USMでは公式資料上で同様の記載を確認できません。世代をまたいで仕様を混同しないよう注意が必要です。
EF24-70mm F2.8L USMとの違い|24mmへの広角化と近接性能の向上
2002年には、EF28-70mm F2.8L USMの後継としてEF24-70mm F2.8L USMが登場しました。最大の違いは広角端で、28mmから24mmへ広角化されています。望遠端70mmとズーム全域F2.8という基本構成は共通です。
EF28-70mm F2.8L USMは11群16枚、最短撮影距離0.5m、最大撮影倍率0.18倍、重量880gです。後継24-70mmは13群16枚、最短撮影距離0.38m、最大撮影倍率0.29倍、重量950gとなっています。
後継では2種類の非球面レンズとUDレンズを採用した新しい光学系へ変更され、防塵・防滴構造も追加されました。フィルター径はどちらも77mmですが、後継は83.2×123.5mmとわずかに全長が長く、重量も70g増加しています。
つまり世代交代では、F2.8通しという基本コンセプトを維持しながら、広角端を24mmまで拡大し、近接性能やフィールドでの信頼性を高める方向へ更新されています。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 28-70mm | 24-70mm |
| F値 | F2.8〜22.0 | F2.8〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 50.0cm | 38.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 8枚 | 8枚 |
| 重量 | 880g | 950g |
どんな撮影に向く?|28-70mm F2.8という初期Lズームの構成を選ぶ場合に
EF28-70mm F2.8L USMの中心にあるのは、28mmから70mmまでをF2.8一定でカバーすることです。広角、標準、中望遠を1本でつなぎながら、ズーミングによって開放F値が変化しません。
リングUSMとフルタイムマニュアルフォーカスを備えていることも、初期のEFレンズでありながら後のLズームにつながる特徴です。一方、手ブレ補正はなく、後継の24-70mmと比較すると広角端や近接性能にも差があります。
後継モデルの24mmが必要か、それとも28-70mmという焦点域で十分かという点が比較のひとつの軸になります。初代24-70mmより70g軽い一方、最短撮影距離や最大撮影倍率では後継が上回るため、焦点域だけでなく撮影距離や重量まで含めて違いを確認したいレンズです。
著者

ONE SCENE 編集部
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販売中の中古商品
ECサイトの販売情報
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:30,790円(定額)
製品情報
| カテゴリ | ズームレンズ |
|---|---|
| メーカー | Canon |
| タイプ | 標準 |
| マウント | Canon EFマウント |










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