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Canon PowerShot G1X Mark II
その他
2014/03/13発売
Canon PowerShot G1 X Mark IIは、大型の1.5型CMOSセンサーと24-120mm相当・F2.0-3.9の光学5倍ズームを組み合わせた、PowerShot Gシリーズのフラッグシップモデルです。レンズ交換なしで広角から中望遠までをカバーしながら、明るいズームレンズと大型センサーを両立。デュアルコントロールリングやチルト式タッチパネルも備え、携帯性だけでなく写真を自分で設定して撮ることを重視したレンズ一体型カメラです。
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本体の買取額:26,560円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
大型センサーと明るい5倍ズームを1台にまとめたフラッグシップ
Canon PowerShot G1 X Mark IIは、2014年に発売されたレンズ一体型のプレミアムコンパクトカメラです。キヤノンは発売時、本製品をコンパクトデジタルカメラの旗艦モデルとして位置づけていました。
撮像素子には大型の1.5型CMOSセンサーを採用。有効画素数はアスペクト比3:2で約1,280万画素、4:3では約1,310万画素です。画像処理エンジンにはDIGIC 6を搭載し、ISO 100〜12800に対応します。
そこへ組み合わせられたのが、35mm判換算24-120mm相当をカバーする光学5倍ズームです。広角端F2.0、望遠端でもF3.9という明るさを持ち、レンズ交換をせずに広角から中望遠まで画角を変えられます。
約553gという質量や66.2mmの奥行きを考えると、薄型コンパクトカメラではありません。その代わり、大型センサーと明るく実用域の広いズームレンズをひとつのボディにまとめることが、G1 X Mark IIの設計の中心です。
特徴① 24-120mm相当・F2.0-3.9をレンズ交換なしで使える
G1 X Mark IIの特徴を考えるうえで、1.5型センサーと同じくらい重要なのがレンズです。
焦点距離は35mm判換算24-120mm相当。24mm相当の広角では風景や建物、室内などを広く写しやすく、50mm前後の標準域から120mm相当の中望遠までズームすれば、被写体との距離を保ちながら画角を整理できます。
さらに開放F値は広角端F2.0、望遠端F3.9です。ズームすると暗くなるレンズではありますが、望遠端120mm相当でもF3.9を確保しています。
レンズ先端からの撮影距離は広角端で5cmから。光学式の手ブレ補正も内蔵しているため、交換レンズを持ち歩かず、ひとつのレンズで日常のさまざまな被写体へ対応する構成になっています。
単に「大型センサーを小さなボディに入れたカメラ」ではなく、大型センサーに24-120mm相当の明るいズームを固定してひとつの撮影システムにしたところに、このモデルの特徴があります。
特徴② デュアルコントロールリングで撮影設定を直接操作する
レンズ鏡筒には、2つのコントロールリングを備えています。
ひとつはクリック感のあるリング、もうひとつは滑らかに回転するリングで、撮影モードに応じて絞りやシャッタースピードなどの設定変更や、マニュアルフォーカス時の細かなピント調整に利用できます。
背面モニターは3.0型・約104万ドットのタッチパネルで、上方向に約180度、下方向に約45度動かせるチルト式です。タッチAFにも対応するため、画面上でピントを合わせたい位置を指定できます。
G1 X Mark IIにはファインダーが内蔵されていませんが、アクセサリーシューを備え、別売の電子ビューファインダーを使用できます。
つまり、操作をできるだけ自動化したコンパクトカメラとは方向性が異なります。絞りやシャッタースピード、ピント位置などを自分で調整しながら撮影したい人のために、レンズ一体型でありながら操作系を充実させたカメラです。
特徴③ RAW・Wi-Fiまで含めて写真を作り込める
静止画はJPEGに加えて、キヤノン独自形式のRAW(CR2)で記録できます。
RAWを使えば、撮影後の現像を前提としてデータを残すことができます。ISO感度はISO 100〜12800、シャッタースピードは撮影モードによって最長60秒から最短1/4000秒まで設定でき、P・Tv・Av・Mといった露出モードにも対応しています。
連続撮影速度は条件によって異なり、ピントと露出を最初の1枚で固定する連続撮影では約5.2枚/秒。被写体へピントを合わせながら撮影するサーボAF連続撮影では約3.1枚/秒です。
Wi-Fiも内蔵しており、スマートフォンとの連携や画像転送などに対応します。スマートフォンのGPS機能と連携し、撮影画像へ位置情報を付加することも可能です。
一方、動画はフルHDの1,920×1,080/30fpsまでで、4Kには対応していません。静止画を中心に、露出やピントを自分で操作し、必要ならRAW現像まで行うという使い方の方が、このカメラの性格には合っています。
後継G1 X Mark IIIとの違い|レンズの自由度を取るか、小型化とAPS-Cを取るか
後継のPowerShot G1 X Mark IIIでは、G1 X Mark IIとはかなり異なる方向へ設計が変わりました。
Mark IIは約1,280万画素の1.5型CMOSセンサーと24-120mm相当・F2.0-3.9の5倍ズームを搭載しています。対してMark IIIは約2,420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーへ大型化し、デュアルピクセルCMOS AFも採用しました。
ボディもMark IIの約553gからMark IIIでは約399gへ軽量化されています。
その一方、レンズはMark IIIでは24-72mm相当・F2.8-5.6の3倍ズームです。センサーは大きくなったものの、望遠端は120mm相当から72mm相当へ短くなり、開放F値もMark IIのF2.0-3.9に対してF2.8-5.6となりました。
これは単純な新旧の性能差ではありません。
より大きなAPS-Cセンサー、約2,420万画素、内蔵EVF、デュアルピクセルCMOS AF、約399gの小型軽量ボディを重視するならMark IIIに明確な進化があります。一方、1台で24-120mm相当まで使いたい、あるいはF2.0-3.9という明るい5倍ズームを重視するなら、Mark IIにはMark IIIへそのまま引き継がれなかった特徴があります。
中古でG1 X Mark IIを検討するとき、このレンズの違いは特に確認しておきたいポイントです。
どんな撮影に向く?|レンズ交換をせず、1台でじっくり写真を撮る
G1 X Mark IIは、ポケットへ入ることを最優先したコンパクトカメラではありません。約553gあり、ファインダーも標準では内蔵していません。
その代わり、1.5型の大型センサー、24-120mm相当・F2.0-3.9の5倍ズーム、光学式手ブレ補正、RAW記録、デュアルコントロールリングをひとつのボディにまとめています。
広角で風景や街並みを撮り、標準域で日常を切り取り、120mm相当までズームして少し離れた被写体を狙う。そうした画角の変更をレンズ交換なしで行いながら、絞りやシャッタースピード、ピントまで自分で操作したい使い方に向いた構成です。
後継Mark IIIはAPS-C化と小型軽量化を進めましたが、そのためレンズは24-72mm相当・F2.8-5.6へ変わりました。
G1 X Mark IIを選ぶ意味は、単に「旧型の大型センサー機だから」ではありません。大型の1.5型センサーと、24-120mm相当・F2.0-3.9という明るく焦点域の広いズームレンズを、交換せずに使えること。この組み合わせこそが、G1 X Mark IIに残る製品固有の価値です。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
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ECサイトの販売情報
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本体の買取額:26,560円(定額)
製品情報
| カテゴリ | コンパクトデジタルカメラ |
|---|---|
| メーカー | Canon |
| タイプ | ハイエンド |
| マウント | その他 |
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