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Nikon AF NIKKOR 80-200mm F2.8 ED D 旧

Nikon AF NIKKOR 80-200mm F2.8 ED D 旧

Nikon Fマウント

Nikon AI AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D(旧)は、80-200mmを開放F2.8一定でカバーするFマウント用大口径望遠ズームです。11群16枚の光学系を採用し、ズームとフォーカスをひとつのリングで操作する直進式鏡筒が、この旧タイプを見分けるポイントになります。

後の<NEW>では回転式ズームと三脚座を採用していますが、基本となる光学設計は継承されています。レンズ内AFモーターやVRは搭載していないため、使用するカメラとのAF互換性を確認して選びたいレンズです。

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著者: ONE SCENE 編集部

F2.8一定の80-200mmを直進式鏡筒にまとめたDタイプ望遠ズーム

AI AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8Dは、80mmから200mmまでを開放F2.8一定でカバーするニコンFマウント用の大口径望遠ズームです。今回扱う「旧」は、後に登場した<NEW>より前の直進式ズームを採用したDタイプにあたります。

光学系は11群16枚で、焦点距離によって開放F値が変化しないF2.8通しの設計です。35mm判での画角は30°10′から12°20′、最小絞りはF22、フィルター径は77mmとなっています。

ニコンの80-200mm F2.8は長い歴史を持ち、AF化された80-200mm F2.8 EDが1988年に登場しました。その光学設計はDタイプや、1996年に登場した<NEW>にも基本的に受け継がれています。

特徴①|80-200mmの全域で開放F2.8を使用できる

焦点距離は80-200mmで、中望遠から望遠までを約2.5倍のズーム域でカバーします。80mm側では人物撮影などに使いやすく、200mm側まで伸ばせばスポーツや舞台、離れた被写体などを大きく捉えられます。

ズーム全域で開放F2.8を維持するため、焦点距離を変更しても開放F値が変化しません。撮影中にズーミングしても露出設定を維持しやすく、望遠域で被写界深度を浅くした撮影にも対応できます。

レンズ構成は11群16枚です。ニコンの公式資料では、1988年のAF化から後のDタイプ、さらに<NEW>まで基本的な光学系が長期間受け継がれたことが紹介されています。

特徴②|ズームとピント操作をまとめた直進式の鏡筒

旧タイプを外観から識別する大きなポイントが、直進式のズーム操作です。鏡筒の大きなリングを前後へ動かして焦点距離を変更する、いわゆるワンタッチ式の操作系を採用しています。

後の<NEW>ではフォーカスリングとズームリングを分けた回転式の2リング構成へ変更されました。そのため、同じ80-200mm F2.8Dという名称でも、直進式か回転式かを見ることで世代を区別できます。

焦点距離そのものは80-200mm F2.8と共通しているため、旧タイプを選ぶ理由はズーム域だけではありません。直進式ならではの操作感や、この世代のFマウント望遠ズームを使いたいかどうかも選択のポイントになります。

購入前に知っておきたいこと|AFはボディ内モーター駆動でVRも非搭載

本レンズはDタイプのAF NIKKORで、撮影距離情報を対応するカメラへ伝達できます。一方、AF-SレンズのようなAF駆動モーターはレンズ内部に搭載していません。

オートフォーカスには対応するカメラボディ側のAF駆動機構を使用します。そのため、Fマウントへ装着できるカメラであっても、ボディ内AFモーターを持たない機種ではAFを利用できず、MFでの撮影となります。

また、レンズシフト式の手ブレ補正機構であるVRも搭載していません。200mmまでの望遠域をF2.8で使用できる一方、低速シャッターを使う場合には撮影姿勢やシャッター速度などで手ブレへの対策が必要です。

絞りリングを備えていることも後年のGタイプレンズとの違いです。古いFマウントボディを含めて使用する場合は、装着可否だけでなくAFや測光などの機能互換性まで確認しておくことが重要です。

<NEW>との違い|直進式か、2リングと三脚座を備えた後期型か

比較する際に特に注意したいのが、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>です。<NEW>は1996年に登場し、旧タイプから鏡筒設計が大きく変更されています。

旧タイプは直進式ズームを採用しているのに対し、<NEW>は独立したズームリングとフォーカスリングを備えた2リング方式です。<NEW>には回転可能な三脚座も装備され、三脚使用時の縦位置・横位置の切り換えにも対応します。

一方、ニコンの公式資料では、1988年のAFモデルから1996年の<NEW>まで基本的な光学系に大きな変更はなかったと説明されています。<NEW>を単純な光学系の全面刷新モデルとして捉えるのではなく、操作系や鏡筒設計の変更が大きな違いと考える方が製品の変遷を理解しやすくなります。

中古では両者が「80-200mm F2.8D」として扱われる場合があるため、商品名だけでなく鏡筒の形状まで確認することが重要です。今回のJANコードは直進式の旧Dタイプとして流通しているものです。

どんな撮影に向く?|直進式80-200mm F2.8を対応Fマウント機で使いたい人へ

AI AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D(旧)は、80mmから200mmまでF2.8一定で撮影できる望遠ズームを、対応するFマウントカメラで使いたい人に向いたレンズです。

人物、スポーツ、舞台など、望遠域とF2.8の明るさを活かせる撮影に対応します。また、後の<NEW>とは異なる直進式の操作系を備えているため、この世代ならではの操作感を求める場合にも選択肢になります。

一方、レンズ内AFモーターやVRはありません。AF-SやVRを備えた後年の望遠ズームとは機能面で大きく異なるため、ボディとのAF互換性を確認したうえで、F2.8通しの光学系と旧タイプの操作性を重視するかどうかが選択のポイントになります。

著者

ONE SCENE 編集部

ONE SCENE 編集部

カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。

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メーカーNikon
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マウントNikon Fマウント

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