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定額買取

Nikon D3x
Nikon Fマウント
2008/12/19発売
Nikon D3Xは、有効2,450万画素のFXフォーマットCMOSセンサーを搭載したプロフェッショナル向けデジタル一眼レフカメラです。D3と共通する堅牢なボディや51点AF、高い操作性を受け継ぎながら、常用ISO 100〜1600と高画素センサーを組み合わせ、スタジオや商品、ファッションなど高精細な静止画を重視する撮影へ軸足を置いたモデルです。
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本体の買取額:27,940円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
D3のプロボディを、高精細へ振ったもうひとつのフラッグシップ
Nikon D3Xは、2008年に発売されたニコンFXフォーマットのプロフェッショナル向けデジタル一眼レフカメラです。有効2,450万画素の35.9×24.0mm CMOSセンサーを搭載し、FXフォーマットでは最大6,048×4,032ピクセルの静止画を記録できます。
前年に登場したD3も同じFXフォーマットのプロ機でしたが、両機が目指した方向は異なります。D3は有効1,210万画素、常用ISO 200〜6400という構成で、高感度や高速撮影を重視していました。
D3Xでは有効画素数を2,450万画素へ引き上げる一方、常用感度はISO 100〜1600。ニコンは開発時から、ファッションや商品などのスタジオ撮影、大判ポスター制作といった高精細な画像を必要とする用途を明確に想定していました。
同じプロボディを使いながら、D3が速さと高感度を担い、D3Xが解像力を必要とする撮影を担う。D3Xは、当時のニコンがFXフラッグシップを撮影用途に応じて分けたモデルです。
2,450万画素を、スタジオだけに閉じ込めなかった
D3Xの撮像素子は35.9×24.0mmのFXフォーマットCMOSで、有効画素数は2,450万画素。ニコンのデジタル一眼レフとして初めて2,000万画素を超えたモデルでした。
静止画はJPEGだけでなく、12bitまたは14bitのRAW、TIFFにも対応。RAWではロスレス圧縮、圧縮、非圧縮を選択できます。
常用ISO感度はISO 100〜1600で、ISO 50相当までの減感とISO 6400相当までの増感にも対応します。特に基準感度をISO 100としたことについて、ニコンはスタジオ撮影でのストロボセッティングとの相性も理由として挙げていました。
一方で、D3Xはスタジオ専用機として作られたわけではありません。D3と共通する縦位置グリップ一体型のボディに高画素センサーを収め、屋外へ持ち出せる機動性も残しています。
高精細な画像を得るために撮影環境そのものを中判システムへ移すのではなく、ニコンFマウントの一眼レフとして高画素撮影を行う。その両立がD3Xの中心にあります。
24.5MPでも、FXでは約5コマ/秒
高画素化すると、1枚あたりに処理しなければならないデータ量も増えます。それでもD3Xは、FXフォーマットで最高約5コマ/秒の連続撮影に対応しています。
ただし、この数値には条件があります。ニコンが発売時に示した最高約5コマ/秒は12bit記録時で、フォーカスモードC、露出モードSまたはM、1/250秒以上など所定の条件での値です。
さらに撮像範囲をDXフォーマットへ切り替えると、記録画素数は約1,050万画素となる代わりに、最高約7コマ/秒まで高速化できます。
つまり「D3Xは7コマ/秒」とだけ表現するのは正確ではありません。2,450万画素を使うFXフォーマットでは約5コマ/秒、DXフォーマットでは約7コマ/秒という関係です。
D3の高速性能とは方向が異なりますが、高画素機だから低速撮影だけに用途を限定するのではなく、プロ用一眼レフとして一定の機動力を残しているところがD3Xらしい設計です。
51点AFと1005分割RGBセンサーはD3から受け継ぐ
AFにはマルチCAM3500FXオートフォーカスセンサーモジュールを採用し、51点のフォーカスポイントを備えています。このうち中央15点はクロスタイプセンサーです。
AFエリアはシングルポイント、9点・21点・51点を利用するダイナミックAF、51点3D-トラッキング、オートエリアAFなどから選択できます。
さらに1005分割RGBセンサーを使ったシーン認識システムを搭載。撮影前に得た被写体の明るさや色情報をAF、AE、ホワイトバランス、フラッシュ制御などに利用します。
これらはD3で採用されていたプロ向けの撮影システムをD3Xでも引き継いだ部分です。
D3Xの違いは、プロ機としてのAFや操作性を捨てて高画素化したことではありません。D3で構築された撮影システムをベースに、撮像素子を高精細撮影へ向けて作り直したことにあります。
約100%のファインダーで、画面の端まで確認する
光学ファインダーにはアイレベル式ペンタプリズムを採用し、FXフォーマットでは上下左右とも約100%の視野率を確保しています。倍率は約0.7倍です。
スタジオや商品撮影のように構図を厳密に決めたい場合、撮影画像にファインダーでは見えていなかった領域が入り込まない約100%の視野率は実用的な意味を持ちます。
撮像範囲は通常のFXに加え、5:4とDXフォーマットも選択可能です。5:4では約2,040万画素、DXでは約1,050万画素で記録します。
単に2,450万画素を固定して使うだけではなく、撮影目的に応じて画面比率や撮像範囲を選べる構成です。
CFカードを2枚使えるプロ向けの記録システム
記録媒体にはコンパクトフラッシュカードを使用し、Type I/IIとUDMAに対応しています。SDカードではありません。
スロットは2基あり、2枚のCFカードを使って順次記録、同時記録、RAWとJPEGなどの分割記録、カード間コピーを行えます。
高画素のD3Xでは、14bit非圧縮RAWの場合、公式の4GBカード使用時の目安で1ファイル約50.6MB。TIFFのLサイズでは約73.5MBになります。
現在一般的なSDカードをそのまま使えるカメラではないため、中古でD3Xを選ぶ場合にはCFカードとカードリーダーまで含めて撮影環境を確認しておきたいところです。
一方、2枚のカードへ同時記録できることは、撮影データをその場で二重化したい業務用途にも対応する仕様です。
Fマウントのプロ機らしく、旧世代レンズまで広く扱える
D3XはニコンFマウントを採用し、ボディ内AFモーターも備えています。
G/DタイプのAF NIKKORだけでなく、G/Dタイプ以外のAFレンズやPタイプレンズ、さらに条件付きで非CPUのAI NIKKORも使用できます。非CPUレンズでもレンズ情報を手動登録することで、RGBマルチパターン測光や絞り値表示などを利用できます。
DXレンズも装着でき、その場合はDXフォーマットで撮影できます。一方、IX NIKKORや非AIレンズには対応しません。
また、D3X発売後に登場した電磁絞りのAF-S Eタイプレンズについては、カメラのファームウェアを最新版へ更新することで使用可能とニコンが案内しています。
D3Xを中古で使う意味を考えると、このFマウント互換性は重要です。2,450万画素のFXセンサーを、比較的新しいAF-Sレンズだけでなく、ボディ内モーターを必要とする旧世代AFレンズやAI方式のMFレンズまで含めたシステムの中で使えます。
ライブビューはあるが、現代のミラーレスとは使い方が違う
D3Xは3.0型・約92万ドットの固定式液晶モニターを搭載し、ライブビュー撮影にも対応しています。
ライブビューには「手持ち撮影」と「三脚撮影」の2種類があります。
手持ち撮影モードでは、いったんミラーを下げて51点の位相差AFを使用します。三脚撮影モードでは撮像素子を利用するコントラストAFを使用し、画面内の任意の位置でピントを合わせられます。
現在のミラーレスカメラのように、撮像面AFを使ってそのまま高速に被写体を追い続ける構造ではありません。
D3Xにとってライブビューは、光学ファインダーに代わる主役の撮影方法というより、三脚を使った厳密なピント合わせや特殊なアングルなどで利用する補助的な撮影方法と考える方が、その設計に合っています。
D3との違いは、画素数だけではなく役割の違い
D3とD3Xは、約159.5×157×87.5mmというボディサイズを共有し、51点AF、1005分割RGBセンサー、約92万ドットの3型液晶など、多くの部分で共通しています。
しかし撮像系の方向は大きく異なります。
D3は有効1,210万画素で常用ISO 200〜6400。高感度と高速撮影を重視し、FXフォーマットで高速連続撮影を行えるプロ機として設計されました。
D3Xは有効2,450万画素で常用ISO 100〜1600。FXフォーマットでの最高連続撮影速度は約5コマ/秒ですが、1枚の画像により多くの情報を残す方向へ性能を振っています。
そのため、D3XをD3より単純に上位のモデルとして見ると両機の関係を捉えにくくなります。
同じプロボディを使いながら、高感度や高速性を求める撮影にはD3、高精細な静止画を求める撮影にはD3X。それぞれ異なるプロの撮影現場を受け持つ関係でした。
高画素FXは、その後D800で別の形へ進む
D3Xの後、高画素FXという考え方を大きく進めたモデルのひとつが、2012年に登場したD800です。
D800は有効3,630万画素のFXフォーマットCMOSを搭載。D3Xの2,450万画素をさらに上回る解像度を実現しながら、縦位置グリップ一体型ではないボディを採用しました。
D3XとD800では製品のクラスや設計思想が同じではありません。そのため、D800をD3Xの単純な後継機と考えるのは適切ではありません。
ただし、高画素FXを必要とする撮影者にとって、D3Xのような大型のプロボディだけでなく、D800系という別の選択肢が生まれたことは大きな変化でした。
D3Xを見ると、ニコンの高画素FXがまだ「プロ用フラッグシップボディと一体になったもの」だった時代の姿が分かります。
高画素だけでなく、プロボディまで必要か
D3Xを中古で選ぶ理由を考えるとき、有効2,450万画素という数字だけを見る必要はありません。その後のFX機にはD3Xを超える画素数を持つモデルが数多く登場しています。
D3X固有の組み合わせは、2,450万画素のFXセンサーと、D3系の縦位置グリップ一体型プロボディを同時に使えることです。
約100%の光学ファインダー、51点AF、デュアルCFスロット、ボディ内AFモーター、縦位置操作系、高い防滴・防塵性を備え、シャッターユニットは30万回のレリーズテストをクリアしています。
一方で、本体のみでも約1,220gあり、動画撮影機能やボディ内手ブレ補正、Wi-Fi、Bluetoothはありません。記録媒体もCFカードです。
軽さや最新機能を求めるカメラではなく、Fマウントのレンズ資産とプロボディの操作性を使いながら、高精細な静止画を撮るためのカメラです。
D3のプロフェッショナルボディを、より速くするのではなく、より細部を残す方向へ振る。D3Xは、ニコンが高画素FXをフラッグシップとして成立させた時代を象徴するモデルです。
著者

ONE SCENE 編集部
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ECサイトの販売情報
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本体の買取額:27,940円(定額)
製品情報
| カテゴリ | デジタル一眼レフ |
|---|---|
| メーカー | Nikon |
| タイプ | プロモデル |
| マウント | Nikon Fマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Nikon D3x (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| センサーサイズ | FX(35.9×24.0mm) | ニコンFXフォーマット(36.0×23.9mm CMOS) | フルサイズ(36.0×23.9mm) | フルサイズ(36.0×23.9mm) | フルサイズ(35.9×23.9mm) | 35mmフルサイズ |
| 有効画素数 | 2,450万画素 | 1,210万画素 | 1,620万画素 | 1,623万画素 | 2,082万画素 | 2,082万画素 |
| 連続撮影速度 | 最高約5.0コマ/秒 | 最高約0.0コマ/秒 | 最高約11.0コマ/秒 | 最高約11.0コマ/秒 | 最高約12.0コマ/秒 | 最高約14.0コマ/秒 |
| 重量 | 1,220g | 1,240g | 1,180g | 1,180g | 1,235g | 1,450g |
| 発売日 | 2008/12/19 | 2007/11/30 | 2012/03/15 | 2014/03/06 | 2016/03/26 | 2020/06/05 |
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