
Canon EF24-85mm F3.5-4.5 USM
Canon EFマウント
Canon EF24-85mm F3.5-4.5 USMは、広角24mmから中望遠85mmまでをカバーするEFマウント用標準ズームレンズです。380gのコンパクトなボディにリングUSMとフルタイムマニュアルフォーカスを備え、28mm始まりの標準ズームより広い24mmまでカバーすることを特徴としています。
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:3,600円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
24mmから85mmまでを380gにまとめた広角系標準ズーム
Canon EF24-85mm F3.5-4.5 USMは、1996年9月に発売されたEFマウント用の標準ズームレンズです。広角24mmから中望遠85mmまで約3.5倍のズーム域をカバーし、開放F値は24mm側でF3.5、85mm側でF4.5となっています。
レンズ構成は12群15枚で、最大径73mm、全長69.5mm、重量380g。キヤノンは本レンズを「広角系標準ズーム」と位置づけており、28mm始まりの標準ズームより広い24mmまでカバーしながら、小型・軽量化を図ったモデルです。
AFにはリングUSMを採用し、AFモードのまま手動でピントを調整できるフルタイムマニュアルフォーカスにも対応しています。焦点距離だけでなく、AFからMFへスムーズに介入できる操作性も備えた標準ズームです。
特徴①|28mmより広い24mmから始まる約3.5倍ズーム
焦点距離は24-85mmで、24mm側では広い範囲を画面内へ取り込み、ズームすることで標準域から中望遠85mmまで画角を変えられます。望遠側の長さよりも、標準ズームの広角端を24mmまで広げていることが焦点域の大きな特徴です。
例えば28-105mmクラスと比べると、本レンズは望遠端が85mmまでとなる代わりに広角端が24mmまで広がります。後ろへ下がることが難しい場所や、周囲を広く構図へ入れたい場面では、この4mmの広角側への拡張が画角の違いとして表れます。
一方、レンズ内手ブレ補正は搭載されていません。開放F値もF3.5-4.5とズーム位置によって変化するため、暗い場所ではシャッター速度やISO感度を調整しながら使用する必要があります。
特徴②|リングUSMとフルタイムマニュアルフォーカスを採用
AF駆動にはリングUSMを採用しています。キヤノンはリングUSMによる静粛かつ俊敏なAFを本レンズの特徴として挙げており、AFモードを解除せずにフォーカスリングを操作できるフルタイムマニュアルフォーカスにも対応しています。
AFでおおまかなピントを合わせたあと、そのまま手動でピント位置を微調整できるため、AFとMFを行き来する際にフォーカスモードを切り替える必要がありません。
また、ピント合わせによってフィルター枠が回転しない構造を採用しています。リングUSM、フルタイムマニュアルフォーカス、フィルター枠非回転という組み合わせは、単に小型化するだけでなく操作性にも配慮された設計であることを示しています。
特徴③|非球面レンズを採用しながら全長69.5mmに小型化
光学系は12群15枚で、レプリカ非球面レンズを採用しています。ズーミング時に複数のレンズ群を移動させる多群移動ズーム方式を組み合わせることで、24-85mmの焦点域を全長69.5mmにまとめています。
最短撮影距離はズーム全域で0.5m、最大撮影倍率は85mm側で0.16倍です。マクロレンズのような高倍率撮影を目的とした仕様ではありませんが、広角から中望遠まで画角を変えながら0.5mまで近づいて撮影できます。
フィルター径は67mmで、重量は380gです。24mmから始まる標準ズームとして広角側の画角を確保しながら、携行時のサイズと重量を抑えることも設計上のポイントとなっています。
購入前に知っておきたいこと|フルサイズとAPS-Cでは焦点域の意味が変わる
本レンズは35mm判をカバーするEFマウントレンズです。EFマウントのEOS一眼レフには直接装着でき、RFマウントのEOS RシリーズではEFレンズに対応するマウントアダプターを介して使用します。
APS-CサイズのEOSで使用した場合は、35mm判換算で約38-136mm相当の画角になります。そのため、フルサイズでは24mmの広角から使える標準ズームですが、APS-Cでは標準域から中望遠寄りのズームとなり、このレンズの特徴である24mm側の広い画角は得られません。
また、手ブレ補正機構は搭載されていません。中古品を選ぶ際には光学系の状態に加え、リングUSMによるAF、絞り、ズーム、フルタイムマニュアルフォーカスなどの動作状態も確認しておきたいポイントです。
EF28-105mm F3.5-4.5 II USMとの違い|広角24mmか望遠105mmか
比較しやすいモデルがEF28-105mm F3.5-4.5 II USMです。こちらは28-105mm F3.5-4.5をカバーし、12群15枚、最短撮影距離0.5m、リングUSMとフルタイムマニュアルフォーカスを採用しています。
EF24-85mm F3.5-4.5 USMは24-85mm、380g、全長69.5mm。一方のEF28-105mm F3.5-4.5 II USMは28-105mm、375g、全長75mmです。重量はほぼ同程度ですが、焦点域の配分が異なります。
24-85mmは望遠端を85mmに抑える代わりに、広角端を24mmまで拡大しています。28-105mmは広角端が28mmになる代わりに、望遠側を105mmまで伸ばせます。どちらもF3.5-4.5とリングUSMを備えるため、選択では単純なズーム倍率より「広角側の4mm」と「望遠側の20mm」のどちらを必要とするかが重要になります。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 24-85mm | 28-105mm |
| F値 | F3.5〜22.0 | F3.5〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 50.0cm | 50.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 6枚 | 7枚 |
| 重量 | 380g | 375g |
どんな撮影に向く?|標準ズームでも24mmの広角を重視したい人へ
EF24-85mm F3.5-4.5 USMの中心的な特徴は、フルサイズで24mmから85mmまでを380gのレンズでカバーできることです。28mm始まりでは画角が足りない場面まで対応しつつ、標準域から中望遠までレンズ交換なしで移行できます。
さらにリングUSMとフルタイムマニュアルフォーカスを備えているため、焦点域だけでなくフォーカス操作も重視した設計です。一方、85mmより長い望遠域やレンズ内手ブレ補正を必要とする場合は、別の選択肢も検討する必要があります。
28-105mmクラスの望遠側を伸ばす方向ではなく、広角端を24mmまで広げたことが本レンズの性格を決めています。標準ズームにどこまでの望遠域を求めるかより、24mmの広角を1本の中に含めたいかどうかが選択のポイントになるレンズです。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
ECサイトの販売情報
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:3,600円(定額)
製品情報
| カテゴリ | ズームレンズ |
|---|---|
| メーカー | Canon |
| タイプ | その他 |
| マウント | Canon EFマウント |
人気のストーリー
人気のズームレンズ
人気の買取製品

レンズ交換式カメラ









![SIGMA 85mm F1.4 DG DN|Art [ソニーE用] SIGMA 85mm F1.4 DG DN|Art [ソニーE用]](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/R3/Ce/44/square_with_white_background_medium_R3Ce44.jpeg?1765688684)
![SIGMA 30mm F1.4 DC HSM | Art [キヤノン用] SIGMA 30mm F1.4 DC HSM | Art [キヤノン用]](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/iQ/m0/dy/square_with_white_background_medium_iQm0dy.jpeg?1772766996)





