
PENTAX smc PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limited
PENTAX Kマウント
smc PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limitedは、APS-CのPENTAXデジタル一眼レフで35mm判換算53.5mm相当となる等倍マクロレンズです。最短撮影距離13.9cm、レンズ先端から約3cmまで接近できる近接性能を持ちながら、標準画角の単焦点レンズとしても使えるLimitedシリーズの一本です。
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著者: ONE SCENE 編集部
等倍マクロと53.5mm相当の標準画角を一本に
smc PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limitedは、PENTAXのAPS-Cデジタル一眼レフ向けマクロレンズです。焦点距離は35mmで、35mm判換算では53.5mm相当となり、標準レンズに近い画角を得られます。
レンズ構成は8群9枚、開放F値はF2.8です。最大径63mm、全長46.5mm、質量215gとコンパクトにまとめられており、Limitedシリーズらしいアルミ削り出しの外装を採用しています。
最大撮影倍率は1.0倍。小さな被写体を大きく写すマクロ撮影だけでなく、標準画角を生かした日常的な撮影まで一本で対応できることが、このレンズの特徴です。
特徴①|13.9cmまで寄れる1.0倍の等倍マクロ
最短撮影距離は13.9cm、最大撮影倍率は1.0倍です。等倍撮影時にはレンズ先端から被写体まで約3cmまで接近でき、小さな被写体を画面内へ大きく写せます。
フォーカシングにはFREE(後群分離型フォーカシング)システムを採用しています。ピント合わせの際に後群を動かさず前群を移動させる方式で、メーカーは近距離から無限遠まで諸収差を補正し、撮影距離による性能変化を抑えるための設計と説明しています。
マクロ撮影だけを想定した焦点距離ではなく、53.5mm相当という標準画角であることもポイントです。被写体から距離を取れば、一般的な標準単焦点と同様の画角でスナップや身近な被写体を撮影できます。
特徴②|Limitedらしいコンパクトな鏡筒と操作性
鏡筒にはLimitedシリーズの特徴であるアルミ削り出しの外装を採用しています。マクロレンズでありながら全長46.5mm、質量215gに抑えられており、カメラへ装着したまま持ち歩きやすいサイズです。
レンズにはスライド伸縮式のフードを内蔵しています。別体式のフードを持ち運ぶ必要がなく、使用時に鏡筒から引き出して使用できます。
AFで合焦した後、フォーカスモードを切り替えずにフォーカスリングを操作できるQuick-Shift Focus Systemにも対応しています。ピント位置を細かく調整したいマクロ撮影では、AFからMFへスムーズに移行できる操作性を利用できます。
購入前に知っておきたいこと|被写体との距離はかなり近くなる
等倍撮影まで対応する一方、最短撮影距離は撮像面から13.9cmで、等倍時のワーキングディスタンスはレンズ先端から約3cmです。最大倍率付近では、被写体との距離を大きく取れる中望遠マクロとは撮影感覚が異なります。
近距離ではカメラやレンズ自体が光を遮ったり、近づくことが難しい被写体では撮影距離が制約になったりする場合があります。一方、被写体へ積極的に近づきながら背景もある程度取り込みたい場合には、35mmという焦点距離を生かせます。
フィルター径は49mmです。レンズ前面にはSP(Super Protect)コーティングが施され、汚れの付着を抑え、付着した場合にも取り除きやすい表面処理が採用されています。
HD DA 35mm F2.8 Macro Limitedとの違い|基本設計を継承してコーティングを変更
後継となるHD PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limitedも、35mm F2.8、等倍撮影、最短撮影距離13.9cmという基本的な特徴を継承しています。
後継モデルでは、従来のsmcに代わってHDコーティングを採用しています。また、絞り羽根を円形形状とすることで、点光源などを撮影した際のボケの形状にも配慮した仕様へ変更されています。
そのため、中古で両世代を比較する場合、35mmの標準画角や等倍マクロという基本用途は共通しています。HDコーティングや円形絞りといった後継モデルの変更点を必要とするかが、旧smc版との主な比較軸になります。
どんな撮影に向く?|マクロと標準単焦点を一本で使い分けたい人に
smc PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limitedは、等倍マクロを必要としながら、近接撮影以外にも使いやすい焦点距離を求める場合に特徴が明確なレンズです。53.5mm相当の標準画角なので、被写体から離れれば通常の単焦点レンズとしても扱えます。
13.9cmまで寄れる近接性能と、215gのコンパクトな鏡筒を組み合わせている点も特徴です。マクロ専用レンズとして持ち出すのではなく、標準レンズとして装着しながら必要に応じて等倍まで寄るという使い方ができます。
一方、等倍時のワーキングディスタンスは約3cmと短いため、距離を取って撮影したい被写体には中望遠マクロのほうが適する場合があります。標準画角と近接性能の両方を重視するかが、このレンズを選ぶ際の判断軸になります。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
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FUJIFILM X-T4[ボディ ブラック]
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製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | PENTAX |
| タイプ | 標準 |
| マウント | PENTAX Kマウント |
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