![SIGMA 105mm F1.4 DG HSM|Art [シグマSA用] SIGMA 105mm F1.4 DG HSM|Art [シグマSA用]](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/9h/VY/H6/square_with_white_background_medium_9hVYH6.jpg?1790735943)
SIGMA 105mm F1.4 DG HSM|Art [シグマSA用]
SIGMA SAマウント
2018/06/14発売
SIGMA 105mm F1.4 DG HSM|Artは、105mmの中望遠域にF1.4の大口径を組み合わせたフルサイズ対応の単焦点レンズです。3枚のFLDガラスを含む12群17枚の光学系と直径105mmの大型フィルターを採用し、シグマが「BOKEH-MASTER」と位置づけた設計で、F1.4の浅い被写界深度と画面全域の光学性能を両立することを狙っています。
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本体の買取額:91,200円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
105mm F1.4を「BOKEH-MASTER」として形にした大型Artレンズ
SIGMA 105mm F1.4 DG HSM|Artは、35mmフルサイズに対応する105mm F1.4の大口径単焦点レンズです。シグマSAマウント用は2018年6月14日に発売され、シグマ自身が「BOKEH-MASTER」と表現するほど、ピント面の解像性能と大きなボケの両立を重視して設計されました。
105mmはポートレートで使いやすい中望遠域ですが、本レンズを特徴づけるのはF1.4という開放F値です。105mmの焦点距離とF1.4を組み合わせることで被写界深度を浅くでき、被写体と背景を大きく分離できます。
その光学性能を優先した結果、シグマSA用でも最大径115.9mm、全長131.5mm、重量1,645g、フィルター径105mmという大型設計になりました。105mmを軽快に持ち歩くレンズではなく、サイズと重量を許容してでもF1.4の表現と光学性能を追求することが、このレンズのCore Valueです。
特徴①|105mm F1.4でピント面と背景を大きく分離
焦点距離は105mm、画角は23.3度です。85mmより画角が狭く、135mmより被写体との距離を取りすぎずに使える中望遠域で、人物を一定の距離から切り取るポートレートと結びつきやすい焦点距離です。
開放F値はF1.4。被写体へピントを合わせた状態で前後を大きくぼかせるだけでなく、F2やF2.8のレンズより多くの光を取り込めるため、シャッタースピードやISO感度にも余裕を作れます。
一方、F1.4では被写界深度そのものが非常に浅くなります。人物撮影では目とまつ毛のようなわずかな奥行き差でもピント位置が変わって見える場合があり、明るさを得るだけではなく、どこへピントを置くかまで意識して使うレンズです。
特徴②|3枚のFLDガラスを投入し、F1.4での色収差を補正
レンズ構成は12群17枚で、FLDガラス3枚、SLDガラス2枚、非球面レンズ1枚を使用しています。大口径レンズで発生しやすい軸上色収差をはじめ、サジタルコマフレアや歪曲などを抑えることを重視した光学設計です。
第三者によるテストでも、F1.4から画面全体で高い解像性能を示し、倍率色収差や歪曲が小さいという結果が報告されています。一方、軸上色収差についてはテストによって評価差があり、CameralabsではF1.4からF2付近で前後のボケに色づきが確認されています。
つまり、F1.4だから自動的にすべての収差が消えるわけではありません。本レンズの特徴は、大口径化による浅い被写界深度を得ながら、それによって目立ちやすくなる収差を大型の光学系で積極的に補正したことにあります。
特徴③|105mmフィルター径と大きな前玉も光学設計の一部
外観でまず目を引くのが、105mmという大きなフィルター径です。一般的な85mmや105mm単焦点と比べても前玉が大きく、最大径は115.9mmに達します。
この大型化には理由があります。シグマは周辺光量を確保するために前玉径を大きく取り、F1.4での周辺光量低下を抑える方向で設計しています。また、サジタルコマフレアを抑えることで、画面周辺にある点光源の形が崩れにくくなることも設計目標としています。
第三者テストではF1.4で周辺光量低下そのものは確認されており、完全に消えるわけではありません。ただし、105mm F1.4という仕様を実現するために単純な小型化を選ばず、大きな光学系によって画面周辺まで性能を確保する方向へ振ったことが、このレンズの設計思想をよく表しています。
特徴④|HSMとフォーカスリミッターでF1.4のピント合わせを支える
AF駆動にはHSM(Hyper Sonic Motor)を採用しています。F1.4ではピント位置のわずかなズレも見えやすくなるため、大口径の光学系だけでなく、それを実際の撮影で扱うためのフォーカス機構も重要です。
鏡筒にはフォーカスリミッターを搭載し、AFが探索する距離範囲を限定できます。また、AFでピントを合わせた後にフォーカスリングを回して調整できるフルタイムマニュアルにも対応しています。
最短撮影距離は100cm、最大撮影倍率は1:8.3、約0.12倍です。近接性能を重視したレンズではなく、ある程度撮影距離を取った状態で105mm F1.4の画角と被写界深度を使うことが基本になります。
特徴⑤|三脚座まで備えた1,645gの単焦点レンズ
シグマSA用の重量は1,645gです。これは一般的な中望遠単焦点の感覚から大きく外れる重量で、長時間の手持ち撮影では明確な負担になります。
そこで本レンズには着脱式の三脚座TS-111が標準付属します。三脚座を取り外した場合には、鏡筒部分へ装着するプロテクティブカバーPT-21も用意されています。単焦点レンズでありながら三脚座を標準装備すること自体が、このレンズのサイズを象徴しています。
フードにもCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用し、大型化した部品の軽量化を図っています。105mm F1.4という仕様を小型化するのではなく、大型化を受け入れたうえで実際の撮影時に扱える構造へまとめています。
購入前に知っておきたいこと|OS非搭載と105mm径のアクセサリー
本レンズにはOS(Optical Stabilizer)が搭載されていません。105mmという焦点距離に加えて1,645gの重量があるため、ボディ側手ブレ補正を持たないシステムではシャッタースピードやカメラの保持方法も重要になります。
フィルター径も105mmと大型です。保護フィルターやPL、NDなどを使用する場合、一般的な67mm、77mm、82mmクラスよりアクセサリーが大きくなります。すでに所有しているフィルター資産を流用しにくいことも購入前に確認したいポイントです。
一方、マウント部には簡易防塵・防滴構造を採用し、最前面のレンズには撥水・防汚コーティングを施しています。スタジオだけでなく屋外撮影も想定したArtレンズですが、完全な防水構造ではありません。
135mm F1.8 Artとの違い|F1.4と撮影距離を取るか、135mmの圧縮感を取るか
同じArtラインにはSIGMA 135mm F1.8 DG HSM|Artがあります。105mm F1.4が105mm・F1.4なのに対し、135mm Artは135mm・F1.8。どちらも大口径の望遠単焦点ですが、焦点距離と開放F値の組み合わせが異なります。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 105mm | 135mm |
| F値 | F1.4〜16.0 | F1.8〜16.0 |
| 最短撮影距離 | 100.0cm | 87.5cm |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 |
| 重量 | 1,645g | 1,130g |
| 発売日 | 2018/06/14 | 2017/04/07 |
135mmでは同じ大きさで人物を写すために105mmより撮影距離を取る必要があり、画角も18.2度まで狭くなります。背景から写し込む範囲をさらに限定したい場合には135mmの性格が生きます。一方、105mmは23.3度と少し広く、135mmほど撮影者が後ろへ下がらずに構図を作れます。
明るさでは105mmのF1.4が135mmのF1.8より約2/3段明るくなります。重量はSAマウント同士で105mm F1.4が1,645g、135mm F1.8が1,130gと515gの差があります。105mm F1.4は明るさと被写界深度の浅さを得る代わりに、より大きく重いシステムを受け入れるレンズです。
どんな撮影に向く?|105mm F1.4を最優先できるポートレート撮影へ
SIGMA 105mm F1.4 DG HSM|Artが最も分かりやすく力を発揮するのは、被写体と背景を大きく分離したいポートレートです。105mmという中望遠とF1.4の組み合わせにより、85mmとは異なる撮影距離を取りながら、135mmほど後ろへ下がらずに構図を作れます。
第三者レビューでも、開放から高い解像性能や滑らかなボケが評価されています。ただしボケの好みは主観的で、F1.4では口径食によって画面周辺の点光源が猫目状になることも確認されています。「BOKEH-MASTER」はメーカー自身のコンセプトであり、すべての条件でボケが優れるという意味ではありません。
それでも、12群17枚の大型光学系、105mmのフィルター径、1,645gという重量まで許容して105mm F1.4を成立させた設計は、このレンズ固有のものです。携行性よりF1.4での被写体分離と光学性能を優先したい場合に、その極端な設計そのものが選ぶ理由になります。
著者

ONE SCENE 編集部
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ECサイトの販売情報
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:91,200円(定額)
製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | SIGMA |
| タイプ | 中望遠 |
| マウント | SIGMA SAマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() SIGMA 105mm F1.4 DG HSM|Art [シグマSA用] (本製品) | ||
|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 105mm | 135mm | 85mm |
| F値 | F1.4〜16.0 | F1.8〜16.0 | F1.4〜16.0 |
| 最短撮影距離 | 100.0cm | 87.5cm | 85.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 | 9枚 |
| 重量 | 1,645g | 1,130g | 1,130g |
| 発売日 | 2018/06/14 | 2017/04/07 | 2016/11/30 |
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