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Canon RF50mm F1.8 STM

Canon RF50mm F1.8 STM

Canonのフルサイズミラーレスはボディもレンズも高い。しかも、ミラーレスなのにボディもレンズもでかい。そんな中で、ようやく安く、コンパクトなレンズが発売されました。それがRF50mm F1.8 STMです。撒き餌レンズとも言われる50mm F1.8のフルミラバージョンはどんな仕上がりとなっているのでしょう。

単焦点レンズ / Canon / 標準
新品:
26,999円〜(46)
中古:
23,800円〜(47)

ミラーレス世代の単焦点入門に

Canon EOS R6 / RF50mm F1.8 STM
出典:instagram(@kaede.mov)
Canon EOS R6 / RF50mm F1.8 STM
出典:instagram(@kaede.mov)
Canon EOS R6 / RF50mm F1.8 STM
出典:instagram(@kaede.mov)

50mm F1.8という焦点距離、開放F値のレンズはCanonに限らずNikonなどでも他のレンズとは別格に安い価格で販売され、また、このレンズを購入することで、他のレンズも欲しくなったりすることで撒き餌レンズと呼ばれます。

50mm F1.8を購入したことを機に、他の単焦点レンズにも興味が湧き、引き寄せられるように他のレンズも欲しくなってしまう魅惑のレンズともいえます。

RF50mm F1.8 STMも価格は2万円台と、他のRFレンズとは別格の安さで、このレンズを手にすると、F1.4やF1.2といった明るさのレンズにも興味がわきます。

RFレンズラインはいわゆるプロ向けのLレンズから拡充されているので、RF24-105mm F4-7.1 IS STMというキットレンズの標準ズームを手にした次にどのレンズを買って良いものか悩む人も少なくなかったでしょう。

また、そもそも単焦点レンズ自体の本数も少なく、マウントアダプターを使ってEFレンズを使う人も多くいます。

もちろん、一眼レフからミラーレスへの買い替えであれば、ある程度のレンズ資産があるのでマウントアダプターを使ってEFレンズの有効活用というのはベストな選択です。

しかし、RFマウントから一眼カメラライフをスタートさせた人にとっては次のステップとなるレンズ選びは難しくなります。

そこでRF50mm F1.8 STMです。

50mmという人間の目に近い画角にF1.8という単焦点ならではの明るさで、キットレンズでは撮れない、大きなボケを得ることができます。

手頃な価格で単焦点レンズの魅力的な写真を撮ることが出来るのがRF50mm F1.8 STMです。
 

ミラーレス入門レンズではない


Canonの撒き餌レンズはRFレンズとしては初ですが、フィルムのFDマウントから数えると4本目になります。

初代 FD50mm F1.8 S.C.についてはFDマウントということで馴染みのない人も多いかもしれませんが、EF50mm F1.8のI型、II型についてはCanon 一眼レフユーザーには馴染みのあるレンズで、EF50mm F1.8を1本持っているという人は少なくないでしょう。

RF50mm F1.8 STMをEF50mm F1.8と比較すると、レンズ構成は変わっていませんが、非球面レンズが採用されて価格は1.7倍になっています。

画質的には中間部のコントラストが向上し、逆光でのゴーストなどもより抑えられていて全体的にベースアップが図られています。

また、フォーカスリングはコントロールリングと共用になっているので、AF時はコントロールリングとして、MFに切り替えるときはボディとレンズで設定切り替えが必要です。

サイズ的には大きな違いはありませんが、RF50mm F1.8はフィルター径が43mmとワンサイズダウンしています。

ただし、RF50mm F1.8 STMはミラーレスのメリットを生かした画期的なレンズというわけではありません。

ミラーレスカメラは一眼レフと比べて大口径、ショートフランジバックであることから理想的な光学設計のレンズが作りやすいというメリットがあります。

RF50mm F1.8 STMはEF50mm F1.8と比較してマウントに合わせて後玉径は大きくなっていて、新設計とはなっていますが、シンプルな構成で、そこに斬新さというものまではありません。

もともとEF50mm F1.8は非常にコスパの高いレンズで、写りも価格からは考えられる以上の実力があるレンズでした。RF50mm F1.8 STMはそこからコントラストが向上し、最短撮影距離が縮まって接写にも強くなりました。

ただ、ミラーレスを買ったから、EF50mm F1.8を持ってるけど新たにRF50mm F1.8 STMを買わなくてはいけないといったレンズではなく、あくまで単焦点レンズがどんなものか試してみたい人向けの単焦点レンズという立ち位置と考えたが良いでしょう。
製品

Canon RF50mm F1.8 STM

Canon EF50mm F1.8 STM

価格

新品:26,999円〜

中古:23,800円〜

新品:15,080円〜

中古:10,890円〜

焦点距離50mm50mm
F値F1.8〜22.0F1.8〜22.0
最短撮影距離30.0cm35.0cm
絞り羽根枚数7枚7枚
手ブレ補正--
防塵--
防滴--
重量160g160g
発売年月2020年12月2015年05月
 

持ち歩くにはベストな選択肢


さて、光学的にはEF50mm F1.8を持っているなら、あえて新しく買う必要はないと評価しましたが、EF50mm F1.8+マウントアダプターとは比較にならないRF50mm F1.8 STMのメリットはあります。

それがコンパクトさです。

一眼レフより一回り小さいフルミラボディにRF50mm F1.8 STMという組み合わせは、現状、Canonフルサイズ一眼カメラとしては最もコンパクトな組み合わせとなります。

コントラストと接写性が向上したことで出かけた先での料理写真など、ちょっとした物撮りでも重宝します。

また一眼レフではなかったボディ内手ブレ補正の存在もシンプルな単焦点レンズでは撮影の幅を広げてくれます。

気軽な感じのポートレートやスナップ撮影、常に身近にカメラを置いておいて、ササッと撮りたいときなどはこのレンズをフルミラに装着しておくと非常に便利です。
 

作例紹介

Canon EOS R6 / RF50mm F1.8 STM
出典:instagram(@kaede.mov)
Canon EOS R6 / RF50mm F1.8 STM
出典:instagram(@kaede.mov)
Canon EOS R6 / RF50mm F1.8 STM
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ユーザーレビュー


■ ポジティブレビュー
  • ポートレートでも十分使えると感じさせてくれる画質
  • 作品作りとかでなければ、スナップ程度なら十分な描画力
  • しっかりレタッチすれば他の単焦点に見劣りしない絵が作れる
  • F2.8くらいを軸にすると歩留まりが良くなる
  • AF速度はSTMでも十分な速度で追従も満足のレベル
価格が価格なので、とりあず買って、普通に使えて、満足といったレビューが多くみられました。

■ ネガティブレビュー
  • Canonはこのクラスにこそレンズフードを付属して欲しい
  • 丸ボケは口径食が出るので積極的には丸ボケは作れない
  • 周辺減光などはレンズ補正が必須
  • コントロールリングとフォーカスリングの切り替えは面倒
  • AFがうるさいので動画には向かない
画質については賛否ありますが、レンズ補正を前提として撮影する必要はありそうです。
 

まとめ


Canonフルミラ待望の撒き餌レンズ RF50mm F1.8 STM。隠れ神レンズとも言われたEF50mm F1.8同様にコスパは文句なしの仕上がりとなっています。

既にEFレンズ資産があるならわざわざ買うとまではいかないものの、はじめての一眼がフルミラという人には、キットレンズの次に躊躇うことなく買って損はないレンズといえます。

フルミラでの単焦点レンズ入門として、ボディ内手ブレ補正と組み合わせて様々なシーンで使ってみたいレンズです。
基本仕様
対応マウントCanon RFマウント
フォーカスAF/MF
フルサイズ対応
APS-C専用-
レンズ構成5群6枚
絞り羽根枚数7枚
焦点距離

50mm

最短撮影距離30.0cm
最大撮影倍率0.25倍
開放F値F1.8〜22.0
画角46度
手ブレ補正機構-
防塵-
防滴-
サイズ・重量
最大径×長さ69.2x40.5mm
重量160g
フィルター径43mm
発売日
発売日2020年12月24日