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定額買取
Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical [キヤノンRF用]
Canon RFマウント
2024/01/31発売
「よく写るレンズ」というのは高解像なカメラが多いフルミラ時代にはもはや当然のこととなっています。COSINA NOKTON 40mm F1.2 Asphericalも、解像力の高い、いわゆるよく写るレンズなのですが、その中でも自然な描写が魅力のレンズとなっています。2023年10月にCanon RFマウントに対応したことでも注目を集めるこのレンズの魅力をみていきましょう。
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本体の買取額:62,600円(定額)
著者: enoF
NOKTONが描く独特の描写が魅力のレンズ
開放F1.2という明るさはミラーレスマウントだからこそといったわけではなく、一眼レフ時代からよくある開放F値ではあります。NikonがZマウント発表時にNIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctという開放F0.95のレンズを発表して話題となりましたが、単に開放の明るさという点でいうと、Canonは1961年に50mm F0.95のレンズを発売しています。
そういった意味ではNOKTON 40mm F1.2 Asphericalは、40mmという焦点距離が特徴的ではあるものの、ずば抜けて明るいレンズというわけではなく、よくある明るい単焦点レンズです。
当然ですが、明るいレンズは暗いレンズよりも光学的に優秀なので、レンズ設計においてはより明るいレンズを作るという基本理念はありますが、そこには価格や大きさなど実用的な制約もあります。
そこに加えて、開放から使えるかという光学的な課題も加わります。いくら明るいレンズを使ったとしても、開放で撮影すると収差が発生したり、解像力がいまいちだったりして、少し絞る必要があるなら、少し暗いレンズを選択しても変わらないということになります。
NOKTON 40mm F1.2 Asphericalは、開放から自然な描写が得られると評価の高いレンズです。40mm F1.2で得られるシャープなピント面では、解像力はもちろん、被写体の質感まで自然な感じで描かれます。そしてそこから、柔らかく広がる豊かなボケは、渦巻くようなうるささもなく、また周辺で流れるようなこともなく、人の目が被写体と周辺を認識するような自然な見え方で描かれます。
各社が発売するレンズには、ピント面の解像力にこだわったレンズや、豊かなボケにこだわったレンズなどがありますが、NOKTON 40mm F1.2 Asphericalは自然な描写にこだわったレンズということが言えます。
ただ、開放で撮影した場合、光の加減によってはパープルフリンジが出やすいというデメリットがあります。この点については、40mm F1.2の大口径レンズではある程度やむを得ない部分ではあり、それでも実用レベルでいえば問題のあるようなものではなく、光をうまくコントロールすることでフリンジはほぼ目立たなくなります。
このレンズには、夜を意味する「NOCT」から派生した「NOKTON」という名称が付けられていますが、まさに、F1.2の明るさで闇夜を柔らかく自然な光で照らし出すレンズといえます。
Canonの許諾を得たRFマウントレンズ
コシナはRFマウントレンズをCanonの許諾を得て開発しています。NOKTON 40mm F1.2 AsphericalはMFレンズでAFには非対応ですが、電子接点を使ってボディとの情報共有ができるので、ピーキングやフォーカスアシストといったMFのサポート機能に対応している他、ボディ内手ぶれ補正、Exif情報の書き込みといった機能にも対応しています。
NOKTON 40mm F1.2 AsphericalのRFマウント版は、光学設計自体も単にマウント部をRFマウントに変えただけではなく、Canonのイメージセンサーに最適化された設計がされています。Canonのカメラは「色鮮やかに描き出す」という特徴がよく言われますが、それに加えて、「自然な描写」というNOKTON 40mm F1.2 Asphericalの特徴を加えた、落ち着いた描写を生み出す光学設計となっています。
また、コシナのレンズ開発の面白い点として、光学性能だけでなく、鏡筒デザインも最適化しているということです。NOKTON 40mm F1.2 AsphericalはCanon RFマウント用だけでなく、SONY Eマウント用、Nikon Zマウント用、ライカMマウント互換のVMマウント用レンズが発売されていますが、そのいずれも鏡筒デザインが異なります。
Canon RFマウント用では操作リングに綾目のローレット加工を採用し、純正のRFマウントレンズやEOS Rシリーズとの調和のとれたデザインとなっています。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- ピーキングなどに対応しているのでMFでも使いやすい
- 50mmと35mmの「あとちょっと」を満たしてくれる焦点距離
- カメラに合わせた鏡筒デザインがお気に入り
- F1.2でもそこまで大径ではなく手に馴染むサイズ感
- 絞りリングはクリックレスにもできて使いやすい
MFも使いやすく、純正ではないデメリットをあまり感じさせないレンズと言えます。
■ ネガティブレビュー
- 個人的にはオールドレンズの様なデザインの方が好き
- AFに対応してくれると購入しやすい
- 玉ボケがレモン型で綺麗とは言えない
- サイズ感からするとやや重たい
- 絞りをカメラ側から操作できないのはやや面倒
玉ボケが真円にならないというレビューは多く、玉ボケ重視の人には不向きかもしれません。
まとめ
Canonからライセンス許諾を受けてRFマウントレンズを発売していることで注目のコシナ。そんなコシナから発売されたCOSINA NOKTON 40mm F1.2 Asphericalは焦点距離的にも40mmとユニークなのですが、描写も純正RFレンズにはない、ナチュラルさが強調された描写が特徴となっています。
RFマウントレンズはなかなか社外製の選択肢が少ない中で、COSINA NOKTON 40mm F1.2 Asphericalは純正レンズにはない描写が得られるレンズということで、撮影の幅を広げたい人にはおすすめのレンズとなっています。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
単焦点レンズ > 標準
Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical [キヤノンRF用]
新品: 98,516円 / 中古: 88,800円
新品: 96,500円 / 中古: 88,800円
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本体の買取額:62,600円(定額)
製品情報
カテゴリ | 単焦点レンズ |
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メーカー | COSINA |
タイプ | 標準 |
マウント | Canon RFマウント |
関連製品
製品 | Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical [キヤノンRF用] (本製品) | ||||
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価格 | 新品: 96,500円 中古: 88,800円 | 新品: 179,800円 中古: 133,740円 | 中古: 10,328円 | 新品: 29,800円 中古: 26,800円 | 新品: 325,888円 中古: 249,800円 |
焦点距離 | 40mm | 50mm | 50mm | 50mm | 50mm |
最短撮影距離 | 30.0cm | 45.0cm | 50.0cm | 30.0cm | 40.0cm |
絞り羽根枚数 | 10枚 | 12枚 | 10枚 | 7枚 | 10枚 |
重量 | 400g | 650g | 200g | 160g | 950g |
発売日 | 2024/01/31 | 2023/10/26 | 2022/08/19 | 2020/12/24 | 2018/10/25 |