製品解説
スペック情報
最初の1本にも。スナップ撮影に適したロングセラーレンズ
FUJIFILMならではの鮮やかな描写力を支えるフジノンレンズ。XマウントのFUJIFILMのカメラに使用でき、望遠から標準、単焦点まで幅広く揃っています。その中でも「XF18mmF2 R」は、2012年に発売した初期レンズで35mm換算で約27mmと準広角の画角で視野よりもやや広く切り取れる画角が魅力的。
携帯性にも優れており愛用者の多いXF18mmF2 Rの主な特徴は次の3つです。
1.携帯しやすいサイズで付けたままにできる
直径64.5mm×33.7mmの非常にコンパクトなサイズで、X-T3やX-pro3など上位機種に付セットしてもデザインを損ねない上質な雰囲気が魅力的。116gと超軽量なので構えたときにレンズの重さでブレにくく、スナップ撮影など瞬時に構えて撮影したいときにおすすめです。
また、初期レンズのXF35mmF1.4 Rと同じクールな角型フードがセットになっているのも特徴の一つで、レンズフードを付けても携帯しやすいようになっています。
2.最短撮影距離が18cmで幅広い撮影に使える
35mm換算で約27mmと視野よりやや画角なので使いやすいところが、大きな魅力です。フジノンレンズならではの鮮明な描写力で、何気ない日常がストーリー性のある1枚に仕上がります。最短撮影距離は18cmと被写体に近寄り撮影することもできるため、構図工夫し撮影する楽しさも味わえます。
3.F値が2まで開放でき、柔らかいボケ感を演出
7群8枚のレンズを巧みに組み合わせ、最終レンズをセンサーに近づけることで周辺光量の低下を抑えることに成功。薄型ながらも開放F値2を実現し夜景撮影や星空撮影もできるので、周辺環境に左右されにくくなっています。開放にして撮影をすると背景が柔らかくボケて、メリハリのある描写が可能です。
本レンズを楽しむシチュエーション
XF18mmF2 Rは本体に付けたままにできるコンパクトサイズなので、一瞬を捉えたくなるスナップや子供、家族などの日常的な撮影に向いています。また、F値が明るく視野に近い画角を撮影できるため、風景撮影や星空撮影にもぴったり。
他にも、ぐんと近くまで寄れる性能を活かせばフード撮影やボケ感のあるポートレート撮影も可能です。工夫して使うことでさまざまな楽しみ方ができるのも、XF18mmF2 Rならではの魅力でしょう。
FUJIFILM X-E1 / XF18mmF2 R
出典:flickr(@Daniel Stockman)
スナップ撮影に最適な画角だと分かる1枚。鮮やかな色彩も鮮明に写すことができ、何気ない風景を撮影するのが楽しくなります。
FUJIFILM X-E1 / XF18mmF2 R
出典:flickr(@Daniel Stockman)
他にも被写体にグッと近寄ると、構図に変化を持たせることが可能。F値を調整すると、ボケ感のあるおしゃれな1枚に仕上がります。
FUJIFILM X-E1 / XF18mmF2 R
出典:flickr(@Thomas Brasington)
モノクロで撮影をすると、描写力の高さがより引き立ちます。空間を活かした写真が撮影できるのもXF18mmF2 Rの魅力です。
FUJIFILM X-E1 / XF18mmF2 R
出典:flickr(@Thomas Brasington)
ポートレートに使っても、被写体が引き立つ立体感のある1枚に。背景の程よいボケ感も楽しめます。
FUJIFILM X-E1 / XF18mmF2 R
出典:flickr(@Daniel Stockman)
コントラストの美しさが伝わる1枚。幅広いシーンでの撮影を楽しめそうですよね。
他にも、ぐんと近くまで寄れる性能を活かせばフード撮影やボケ感のあるポートレート撮影も可能です。工夫して使うことでさまざまな楽しみ方ができるのも、XF18mmF2 Rならではの魅力でしょう。
スナップ撮影に最適な画角だと分かる1枚。鮮やかな色彩も鮮明に写すことができ、何気ない風景を撮影するのが楽しくなります。
他にも被写体にグッと近寄ると、構図に変化を持たせることが可能。F値を調整すると、ボケ感のあるおしゃれな1枚に仕上がります。
モノクロで撮影をすると、描写力の高さがより引き立ちます。空間を活かした写真が撮影できるのもXF18mmF2 Rの魅力です。
ポートレートに使っても、被写体が引き立つ立体感のある1枚に。背景の程よいボケ感も楽しめます。
コントラストの美しさが伝わる1枚。幅広いシーンでの撮影を楽しめそうですよね。
併せて検討したいレンズ(XF16mmF2.8 R WR、XF23mmF2 R WR)
XF18mmF2 Rを検討するときに気になるのが、似たような画角の「XF16mmF2.8 R WR」と「 XF23mmF2 R WR」ではないでしょうか?ここでは簡単な違いをご紹介するので、購入するときの参考にしてみてください。
■XF16mmF2.8 R WR
■XF16mmF2.8 R WR
- XF18mmF2 Rは重量116g、直径64.5mmとなっており、XF16mmF2.8 R WRは重量155g、直径60mmなのでどちらを選んでも携帯しやすい。
- XF16mmF2.8 R WRは最短撮影距離が約17cm、XF18mmF2 Rは18cmなのであまり変わらない。
- XF16mmF2.8 R WRは防塵防滴、耐低体温構造になっているため過酷な環境で使いたい人におすすめ。
- XF16mmF2.8 R WRは2019年に発売した新しいレンズなのでAFが高速化していて使いやすくなっている。
- XF16mmF2.8 R WRは35mm換算で約24mm、
- XF18mmF2 Rは27mmなので、広角で使いたい人はXF16mmF2.8 R WR。
■XF23mmF2 R WR
- XF23mmF2 R WRは重量180g、直径60mmなので、より軽さを求めるならXF18mmF2 R。
- XF23mmF2 R WRは最短撮影距離が22cmなので、ポートレートやフードフォトも楽しみたいならXF18mmF2 R。
- XF23mmF2 R WRは防塵防滴、耐低体温構造になっているため野外などでベビーユースしたい人におすすめ。
- XF23mmF2 R WRはインナーフォーカス方式を採用しており、静音化、AFの高速化を実現しているため、撮影のしやすさを視野に入れるならXF23mmF2 R WR。
ネット上のレビュー
「XF18mmF2 R」のレビューを見てみると「画角が使いやすく、幅広いシーンで使える」「携帯しやすく、写真撮影をする機会が増えた」という口コミが目立ちます。一方で、「初期レンズなので、AFの遅さを感じる場面がある」「防塵防滴機能が欲しい」という声も。初期レンズならではのオールド感を除けば、満足している声が多いようです。
まとめ
今回は、ロングセラーとなっているXF18mmF2 Rの特徴や作例をまとめてご紹介しました。 軽量コンパクトで付けたままにしやすく、手軽に持ち歩けるところが大きな魅力。 使いやすい画角なので、さまざまなシーンで活躍し構図の変化を楽しむこともできます。
ぜひ、普段使いできるレンズとして検討してみてはいかがでしょうか。
基本仕様 | |
---|---|
対応マウント | FUJIFILM Xマウント |
フォーカス | AF/MF |
フルサイズ対応 | - |
APS-C専用 | - |
レンズ構成 | 7群8枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
焦点距離 | 18mm(35mm判換算:27mm相当) |
最短撮影距離 | 18.0cm |
最大撮影倍率 | 0.14倍 |
開放F値 | F2.0〜16.0 |
画角 | 76.5 |
手ブレ補正機構 | - |
防塵 | - |
防滴 | - |
サイズ・重量 | |
最大径×長さ | ø64.5x40.6 mm |
重量 | 116g |
フィルター径 | 52mm |
発売日 | |
発売日 | 2012年02月18日 |
製品情報
- カテゴリ
- 単焦点レンズ
- メーカー
- FUJIFILM
- タイプ
- 広角
- マウント
- FUJIFILM Xマウント