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定額買取
PENTAX K-3 Mark III Monochrome
PENTAX Kマウント
2023/04/28発売
市場のほとんどのデジタルカメラがモノクロ撮影に対応しており、モード選択などで、簡単にモノクロ写真を撮影できます。しかし、PENTAXは、あえてモノクロ「専用」一眼レフを発売しました。PENTAX K-3 Mark III Monochrome。PENTAXのモノクロ専用カメラのメリットや、特徴をみていきましょう。
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本体の買取額:185,800円(定額)
著者: enoF
人気のK-3 Mark IIIをモノクローム専用に
PENTAXのフラッグシップAPS-C一眼レフ、K-3 Mark III。このフラッグシップモデルのモノクロ撮影専用機が新たに発売されたPENTAX K-3 Mark III Monochromeです。
PENTAXの一眼レフへのこだわりを詰め込んだK-3 Mark III に、イメージセンサーをモノクロ専用に変更し、ホワイトバランスなどモノクロ化によって不要となった部分の変更をしてMonochromeとして発売しました。
SDカードのダブルスロット、防塵防滴仕様、上質なシャッターフィーリングや、操作しやすいボタン配置などK-3 Mark IIIのフラッグシップとしての機能性はそのまま。
もちろん、PENTAXがこだわる視野率約100%の高屈折率ガラスペンタプリズムも搭載しています。K-3 Mark IIIは一眼レフならではの、光学ファインダーを覗いて被写体の実像を確認しながら撮影するという楽しみを追求したカメラです。
そこにMonochromeという、色を使わずに光の強弱のみで表現するというモノクロ写真の楽しみをプラスしたカメラがPENTAX K-3 Mark III Monochrome。
写真は、被写体に当たる光をいかに表現するかということが求められます。色まで忠実に再現するということも大切なことの1つではありますが、光の強弱にスポットライトを当てて、そこに注力して表現するということも大切です。PENTAX K-3 Mark III Monochromeはそういった写真の原点ともいえる、光を見るということを再認識させてくれるカメラです。
機能面では前述の通りモノクロ撮影に最適化させるというものですが、細部のデザインに変更を加えるというPENTAXらしさもあります。
Monochromeは、PENTAXのロゴ、K-3 Mark IIIのロゴ、ボタン類の印字が白ではなく、グレーになっています。正面左下のSRも金色だったものがシルバーになっていたり、右肩の表示パネルのバックライトも緑から青みがかったものに変更されていたりとモノクロカメラをイメージさせるデザインとなっています。
また、既に供給不足から受注中止を繰り返していますが、通常のちりめん塗装をマットに塗装した「Matte Black Edition」も発売され、デザイン的にも所有欲を満たすデザインとなっています。
モノクローム専用カメラが求められる理由
フィルムカメラは、モノクロームフィルムを使うことでモノクロ撮影ができます。デジタルカメラは、モノクロ撮影モードにしたり、RAW現像のときにモノクロに変換したり、Photoshopなどの画像編集ソフトでカラー写真をモノクロに編集することができるため、一見するとデジタルカメラにはモノクロ専用は必要ないように思えます。
しかし、デジタルカメラには実はモノクロ専用にするメリットがあるのです。カラーのデジタルカメラは、イメージセンサーの光の強さを感知する受光素子と呼ばれるセンサーの前にカラーフィルターがあります。受光素子は光の色の認識はできず、光の強弱のみを電気信号に変換します。そのため、カラーフィルターによって分けられた赤、緑、青のいずれか一色の光の強さを感知してデジタル信号として映像エンジンに送ります。
映像エンジンでは、1画素の情報のみでその画素の色を決めているわけではなく、周囲の3画素の受光素子の情報と組み合わせて、赤、緑、青、3種類の光の強さで色を決めています。そのため、正確に1画素のみの光の強さが反映されているというわけではありません。
モノクロ専用デジタルカメラの場合、カラーフィルターは不要で、1画素の光の強さで、その画素の白黒の濃淡がきまります。つまり、一画素のみでその画素の光を決定できるというメリットがあります。
モノクロ専用デジタルカメラのイメージセンサーで描かれたモノクロ写真は、カラーのデジタルカメラで撮影した画像をモノクロにしたものよりも解像力が高かったり、階調性が豊かだったりします。
PENTAX K-3 Mark III Monochromeはモノクロ専用のイメージセンサーを使い、モノクロ専用の映像処理をすることで、カラーのデジタルカメラでは描ききれない、ピント面のシャープネスや明暗のグラデーション、自然なボケを映し出せるカメラです。
また、PENTAXといえば、写真を自分好みに仕上げることが出来る、カスタムイメージが特徴ですが、Monochromeでは「スタンダード」、「ハード」、「ソフト」のモノクロ専用カスタムイメージで好みの仕上がりとすることができます。
単焦点で味わい深い写真を
モノクロ写真は、単色で描き出すため、明暗差をしっかりと描き出せる明るいレンズで撮影するとその良さが引き出されます。
HD PENTAX-DA 40mmF2.8 Limitedはフルサイズ換算61mmと、望遠寄りの単焦点レンズで、重量89gと持ち運びやすくスナップに最適のレンズです。
開放F2.8という明るさでフルサイズ換算61mmという長めの焦点距離があれば、K-3 Mark III Monochromeならではのモノクロ写真が楽しめます。多少暗くてもF2.8という明るさがあれば小さな明暗差をPENTAX K-3 Mark III Monochromeのイメージセンサーが捉えてくれます。
またパンケーキレンズという携帯性の高さは、街中を歩き回りながら、様々な光と影を被写体とするようなモノクロ撮影に最適。
K-3 Mark III Monochromeはボディ内手ぶれ補正を搭載しているので、手ぶれ補正を搭載していないHD PENTAX-DA 40mmF2.8 Limitedの様な単焦点レンズでも安心して撮影できます。
ユーザーレビュー
■ ポジティブレビュー
- カスタムイメージで、簡単にハイレベルな理想のモノクロ写真が撮れる
- 他のPENTAXカメラとの比較で、グレーの階調の滑らかさが別格
- モノクロでもPENTAXならではの渋い描写は健在
- フィルムが手に入りづらくなる中、モノクロ専用のデジタルカメラの発売は歓迎
- 今までにない撮影体験ができる新感覚のカメラ
一眼レフとしては唯一とも言えるモノクロ専用カメラという選択肢の登場に高評価が集まっています。
■ ネガティブレビュー
- 一眼レフではファインダーで仕上がりが見えないのでミラーレスで出してほしかった
- サブ機としてモノクロで撮影したい画を撮りたい場合は少々ボディが大きい
- モノクロ専用のAPS-C機としては少々価格が高い
- Black Editionは受注再開したと思ったら一瞬で完売してしまった
- GRシリーズでモノクロ専用カメラを出してほしかった
PENTAXの人気カメラ、GRシリーズでのモノクロ専用カメラの発売を期待する声も多く聞こえてきました。
まとめ
レンジファインダーではライカが既にデジタルのモノクロ専用カメラを発売していますが、一眼レフでは唯一ともいえるモノクロ専用一眼レフ、PENTAX K-3 Mark III Monochrome。
光学ファインダーで、現実の色彩豊かな像を見ながら、光の強弱をイメージし、カメラを設定、そしてイメージセンサーに光を当てて撮影するという一眼レフならでは撮影体験ができます。
PENTAXがこだわった光学ファインダーを搭載した一眼レフK-3 Mark IIIと、モノクロ専用のイメージセンサーを搭載したからこそできる、今までにないデジタルカメラの撮影体験、フィルム経験者には馴染みのある撮影体験ができるカメラです。
著者
enoF
大学在学中より、編集プロダクションに所属し、様々な雑誌の発行に携わる。 その後、フリーランスとなり、カメラやレンズ関連の記事をはじめ、パソコンやIT関連機器など様々なガジェットに関する記事を執筆するライターに。現在はWeb記事を中心として執筆活動中。
価格情報
デジタル一眼レフ > ハイアマチュア
PENTAX K-3 Mark III Monochrome
新品: 302,449円 / 中古: 263,800円
新品: 302,449円 / 中古: 263,800円
\大手より20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:185,800円(定額)
製品情報
カテゴリ | デジタル一眼レフ |
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メーカー | PENTAX |
タイプ | ハイアマチュアモデル |
マウント | PENTAX Kマウント |