
SONY E 16mm F2.8 SEL16F28
SONY Eマウント
2010/06/03発売
SONY E 16mm F2.8 SEL16F28は、APS-CのEマウントカメラで35mm判換算24mm相当の画角が得られる広角単焦点レンズです。全長22.5mm・約67gの薄型軽量設計が特徴で、別売の専用コンバーターを装着すれば18mm相当の超広角や15mm相当の魚眼へ撮影範囲を広げられます。
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本体の買取額:2,400円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
24mm相当を全長22.5mmの薄型レンズで
SONY E 16mm F2.8 SEL16F28は、APS-Cフォーマットに対応するEマウント用の広角単焦点レンズです。焦点距離は16mmで、APS-Cカメラでは35mm判換算24mm相当、画角は83度となります。
24mm相当は標準レンズより広い範囲を写せるため、風景や建築物、室内など、画面の中へ広い範囲を取り込みたい撮影に使いやすい画角です。被写体へ近づけば、手前と奥の距離感を活かした広角らしい構図も作れます。
このレンズを特徴づけるのがサイズです。最大径62mm、全長22.5mm、質量約67gという薄型軽量設計で、APS-CのEマウントボディと組み合わせてもシステムをコンパクトにまとめやすくなっています。
ズームではなく16mmに固定した単焦点
本製品は16mmの単焦点レンズなので、ズームによる画角変更はできません。構図を変える場合は撮影位置を動かすか、撮影後のトリミングなどで調整することになります。
一方、ズーム機構を持たないことで、全長22.5mmという薄型の鏡筒にまとめられています。広角から望遠まで1本でカバーすることよりも、24mm相当の画角を小さく持ち歩くことに重点を置いたレンズです。
開放F値はF2.8、最小絞りはF22。絞り羽根は7枚で、円形絞りが採用されています。
標準ズームを装着した状態よりカメラ全体を小さくしたい場合や、使用する画角を24mm相当に絞って撮影したい場合に、この単焦点ならではのサイズが活きてきます。
5群5枚のシンプルな光学構成
光学系は5群5枚で、非球面レンズ1枚を使用しています。
発売時のSONY資料では、非球面レンズを用いた光学構成によって収差を補正しながら、薄型化を実現したレンズとして設計されています。
レンズ鏡筒の外装にはアルミニウム合金を採用。小型軽量化だけでなく、外装の素材にも配慮された設計です。
フィルター径は49mmで、一般的なねじ込み式フィルターを装着できます。
最短撮影距離は24cm
最短撮影距離は撮像面から0.24m、最大撮影倍率は0.078倍です。
最大撮影倍率は高くないため、小さな被写体を画面いっぱいに写すマクロ撮影を目的としたレンズではありません。
一方、24mm相当の広角では、被写体へ近づくことで手前の被写体を大きく配置しながら、その周囲や背景を広く取り込む構図を作れます。
近接撮影能力そのものを重視するより、広角の画角と撮影距離を組み合わせて、前景と背景の関係を構図に取り入れる使い方に向いた仕様です。
レンズ内モーターでAFと絞りを駆動
SEL16F28はAFに対応し、レンズ内にモーターを搭載しています。
SONYは発売時、このモーターによって静止画だけでなく動画撮影時にも静かで滑らかなフォーカスと絞り駆動を実現することを特徴としていました。
MFにも対応しているため、カメラ側でフォーカスモードを切り替えて手動でピントを調整できます。
一方、レンズ内手ブレ補正機構は搭載していません。手ブレ補正を利用できるかどうかは、組み合わせるカメラボディ側の機能によって異なります。
専用コンバーターで18mm相当の超広角へ
SEL16F28には、専用アクセサリーとしてウルトラワイドコンバーター「VCL-ECU1」が用意されました。
VCL-ECU1をレンズ前面へ装着すると焦点距離は12mmとなり、APS-Cでは35mm判換算18mm相当の超広角になります。
レンズ単体の24mm相当よりさらに広い範囲を写せるため、広い風景や建築物、後ろへ下がるスペースが限られる場所などで画角を拡張できます。
交換レンズそのものを別の超広角レンズへ変更するのではなく、16mm F2.8をベースに専用コンバーターを追加して画角を広げられることは、このレンズの特徴のひとつです。
フィッシュアイコンバーターなら15mm相当の魚眼へ
もうひとつの専用アクセサリーが、フィッシュアイコンバーター「VCL-ECF1」です。
VCL-ECF1を装着すると焦点距離は10mmとなり、35mm判換算では約15mm相当。通常の広角レンズとは異なる魚眼効果を利用できます。
つまりSEL16F28は、レンズ単体なら24mm相当、VCL-ECU1なら18mm相当の超広角、VCL-ECF1なら15mm相当の魚眼という3つの使い方ができます。
VCL-ECU1とVCL-ECF1はいずれもSEL16F28への対応がメーカーから明示された専用コンバーターです。中古で組み合わせる場合も、似た名称のコンバーターとの取り違えがないよう型名を確認する必要があります。
APS-C専用レンズとしてフルサイズ機で使う場合
SEL16F28はソニーEマウントですが、対応撮像画面サイズはAPS-Cです。フルサイズ対応のFEレンズではありません。
そのため、「Eマウントだからフルサイズ対応」と考えないことが重要です。
ソニーのフルサイズEマウントカメラにはAPS-C用レンズを装着できる機種がありますが、その場合はAPS-C/Super 35mm相当の撮影範囲を使用することになります。具体的な動作や設定は、使用するカメラの対応情報を確認してください。
このレンズ本来の画角は、APS-Cカメラで使用したときの35mm判換算24mm相当です。
薄型標準ズームとは「明るさ」と「サイズ」で使い分ける
APS-C Eマウントには、16mmから始まる薄型標準ズームもあります。そうしたズームレンズは広角から標準域まで焦点距離を変更できるため、1本で複数の画角を使えることが利点です。
一方、SEL16F28は16mmだけに固定する代わりに、全長22.5mm・約67gという薄さと軽さを実現しています。また開放F値はF2.8なので、16mm側でF3.5から始まる標準ズームより明るい開放値を利用できます。
さらに、専用コンバーターによって18mm相当の超広角や15mm相当の魚眼へ拡張できることも、一般的な標準ズームとは異なる特徴です。
ズームの利便性を優先するか、24mm相当の画角に絞ってサイズと重量を抑えるかで、選ぶ理由が変わります。
24mm相当を小さく持ち歩くための広角単焦点
SEL16F28の中心にあるのは、APS-Cで24mm相当となる広角を、22.5mm・67gという小さな鏡筒にまとめたことです。
ズーム機構やレンズ内手ブレ補正はなく、最大撮影倍率も0.078倍なので、ズーム範囲や近接性能を1本に集約するレンズではありません。
その代わり、F2.8の16mm単焦点を薄型軽量にまとめ、必要に応じて専用コンバーターで超広角や魚眼へ拡張できる構成になっています。
APS-C Eマウントで24mm相当の画角を中心に使い、カメラに装着したときの厚みや重量をできるだけ抑えたい場合に、このレンズならではの特徴が明確になります。
著者

ONE SCENE 編集部
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本体の買取額:2,400円(定額)
製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | SONY |
| タイプ | その他 |
| マウント | SONY Eマウント |
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