
Nikon Ai AF Nikkor 85mm F1.4D IF
その他
Nikon AI AF Nikkor 85mm f/1.4D IFは、85mmの中望遠画角とF1.4の明るさを組み合わせたFマウント用単焦点レンズです。9枚の円形絞りとIF(ニコン内焦)方式を採用し、ニコンがポートレートを中心に、舞台や暗い室内、夜景などにも適したレンズとして位置づけたモデルです。
一方、レンズ内AFモーターを持たないDタイプレンズのため、オートフォーカスの可否は使用するカメラボディによって異なります。
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本体の買取額:49,350円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
85mm F1.4をDタイプの操作系で使える大口径中望遠
AI AF Nikkor 85mm f/1.4D IFは、85mmの焦点距離とF1.4の開放絞りを組み合わせたニコンFマウント用の大口径中望遠単焦点レンズです。FXフォーマットおよび35mm判での画角は28°30′。DXフォーマットでは18°50′となり、35mm判換算127.5mm相当の画角になります。
レンズ構成は8群9枚で、9枚の円形絞りを採用。最短撮影距離は0.85m、最大撮影倍率は1/8.8倍です。最大径約80mm、長さ約72.5mm、質量約550gで、フィルター径は77mmとなっています。
ニコンは本レンズをポートレート撮影に適した中望遠レンズとして位置づけています。また、F1.4の明るさを活かし、舞台撮影や比較的暗い室内、夜景などにも適した用途として挙げています。
特徴①|85mm F1.4と9枚円形絞りを組み合わせたポートレート向け設計
本レンズを特徴づける基本仕様が、85mmの焦点距離とF1.4の開放絞りです。85mmはFXフォーマットで中望遠となり、人物との距離を取りながら背景を整理した構図を作りやすい画角です。
F1.4まで絞りを開けられるため、同じ焦点距離・撮影距離・撮像フォーマットであれば、絞り込んだ状態より被写界深度を浅くできます。また、より暗い開放F値のレンズに比べて、同じISO感度なら速いシャッター速度を選択しやすくなります。
絞りには9枚の円形絞りを採用しています。ニコンもF1.4の明るさと円形絞りによるボケ描写を本レンズの特徴として挙げており、ピントを合わせた被写体と前後のボケを組み合わせる人物撮影が、このレンズの中心的な用途です。
特徴②|IF方式により、フォーカシング時もレンズ全長が変化しない
ピント合わせにはIF(ニコン内焦)方式を採用しています。IFはレンズ鏡筒内部のレンズ群を移動させてピントを合わせる方式で、フォーカシングによってレンズ全長が変化しません。
最短撮影距離は0.85mで、無限遠から近距離までをカバーします。最大撮影倍率は1/8.8倍で、マクロ撮影を目的としたレンズではありませんが、人物の上半身や顔を中心とした撮影など、85mmの画角を活かした撮影距離を取りやすい仕様です。
また、フォーカシング時にフィルター取り付け部が回転しないため、円偏光フィルターなど回転位置を調整して使用するフィルターを扱いやすいこともIF方式を採用した本レンズの実用上の特徴です。
購入前に知っておきたいこと|AFの可否は使用するFマウントボディで変わる
AI AF Nikkor 85mm f/1.4D IFはAFレンズですが、AF-S NIKKORのようなAF駆動モーターをレンズ内部に搭載していません。そのため、Fマウントへ物理的に装着できることと、オートフォーカスが利用できることは分けて確認する必要があります。
ボディ側に対応するAF駆動機構を持つカメラではAFを利用できますが、DタイプAF NIKKORのAF駆動に対応しないボディではMFでの使用となります。AF撮影を前提とする場合は、使用予定のカメラの取扱説明書やニコン公式のレンズ互換情報を確認しておくことが重要です。
また、本レンズには絞りリングがあります。後継のAF-S NIKKOR 85mm f/1.4Gとは操作系が異なるため、Dタイプ世代の絞りリングを必要とするかどうかも購入時の判断材料になります。
AF-S 85mm F1.4Gとの違い|絞りリングとAF方式、それぞれの世代性を比べる
後継世代として比較しやすいのがAF-S NIKKOR 85mm f/1.4Gです。どちらも85mm F1.4、最短撮影距離0.85m、9枚円形絞りという基本仕様を持ちますが、光学系やAF方式、操作系には違いがあります。
85mm F1.4D IFは8群9枚、約550gで、ボディ側のAF駆動機構を利用するDタイプです。一方、AF-S 85mm F1.4Gは光学系を9群10枚へ変更し、ナノクリスタルコートを採用。SWMを内蔵しているためレンズ側でAFを駆動し、M/Aモードにも対応します。
サイズも異なり、Dタイプは約80×72.5mm・約550g、Gタイプは約86.5×84mm・約595gです。Dタイプの方が小型・軽量ですが、Gタイプにはレンズ内AFモーターやナノクリスタルコートといった後の世代の機能があります。
また、Dタイプには絞りリングがありますが、Gタイプにはありません。そのため単純に新旧だけで判断するのではなく、使用するボディでのAF対応、絞りリングの必要性、小型・軽量さ、AF-S世代の機能のどれを重視するかが選択の分かれ目になります。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 85mm | 85mm |
| F値 | F1.4〜16.0 | F1.4〜16.0 |
| 最短撮影距離 | 85.0cm | 85.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 | 9枚 |
| 重量 | 550g | 595g |
どんな撮影に向く?|85mm F1.4とDタイプの操作性を活かしたい人へ
AI AF Nikkor 85mm f/1.4D IFは、FXフォーマットで85mmの中望遠画角を使い、F1.4による浅い被写界深度を人物撮影などに活かしたい人に適したレンズです。ニコン自身もポートレートを中心に、舞台、暗い室内、夜景などを想定用途として挙げています。
約550gという重量は85mm F1.4として比較的コンパクトにまとめられており、後継のAF-S 85mm F1.4Gより小型・軽量です。対応するFマウントボディを使用する場合には、AFを利用しながらDタイプ特有の絞りリングも使えます。
一方、ボディ側のAF駆動機構を持たないカメラでAFを使いたい場合や、SWMによるレンズ内AFを重視する場合にはAF-S 85mm F1.4Gなども比較対象になります。85mm F1.4という基本仕様に加え、Dタイプの操作系とコンパクトさを重視する人にとって選択理由のある大口径中望遠レンズです。
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製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | Nikon |
| タイプ | その他 |
| マウント | その他 |
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