
Canon EF50mm F2.5 コンパクトマクロ
その他
Canon EF50mm F2.5 コンパクトマクロは、50mm F2.5の標準単焦点として通常撮影から最大0.5倍のマクロ撮影まで対応するEFマウント用レンズです。最短撮影距離0.23m、フローティング機構を備え、専用のライフサイズコンバーターEFを組み合わせることで等倍撮影にも対応します。
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著者: ONE SCENE 編集部
通常撮影から0.5倍マクロまで対応する50mm F2.5
Canon EF50mm F2.5 コンパクトマクロは、1987年12月に発売されたEFマウント用の標準マクロレンズです。焦点距離50mm、開放F2.5で、レンズ単体では最大0.5倍までのマクロ撮影に対応します。
レンズ構成は8群9枚、絞り羽根は6枚。最大径67.6mm、全長63mm、重量280gで、フィルター径は52mmです。
製品名に「コンパクトマクロ」とあるように、近接撮影だけに用途を限定した構成ではありません。キヤノンの使用説明書でも「一般撮影から1/2倍(0.5倍)までのマクロ撮影が可能なEOSカメラ用標準マクロレンズ」と位置づけられており、50mmの標準レンズと近接撮影の機能を組み合わせたことが特徴です。
0.23mまで寄って0.5倍|単体では等倍ではない点に注意
最短撮影距離は0.23m、最大撮影倍率は0.5倍です。最大撮影倍率0.5倍とは、実物の半分の大きさの像を撮像面上に結ぶことを意味します。
マクロレンズとして購入する際に注意したいのが、レンズ単体では1.0倍の等倍撮影には対応しないことです。EF100mm F2.8 マクロなど、レンズ単体で等倍まで対応するEFマクロレンズとは最大撮影倍率が異なります。
一方、50mmという焦点距離で23cmまで近づけるため、通常の標準レンズよりも被写体を大きく捉える撮影が可能です。近接撮影と一般撮影を同じレンズで行えることが、本レンズの基本的な性格となっています。
フローティング機構|近接から通常撮影までをカバー
光学系にはフローティング機構を採用しています。これはフォーカシングに応じてレンズ群の間隔を変化させ、撮影距離による収差変動を補正するための機構です。
本レンズは0.23mの近接域だけでなく、通常の撮影距離から無限遠までピントを合わせられます。そのため、近接撮影だけに特化した特殊レンズではなく、50mmの標準単焦点としても使用できる設計です。
開放F値はF2.5、最小絞りはF32です。マクロ撮影時だけでなく、50mmの画角とF2.5を利用した一般撮影にも対応できることが、より高倍率に特化したマクロレンズとの違いになります。
等倍撮影には専用ライフサイズコンバーターEFを使用
本レンズには、専用アクセサリーとして「ライフサイズコンバーターEF」が用意されています。カメラボディとEF50mm F2.5 コンパクトマクロの間に装着する接写コンバーターで、0.26倍から1.0倍までの撮影が可能になります。
ライフサイズコンバーターEFは3群4枚、重量約160gです。装着時の最短撮影距離は0.24mとなり、レンズ単体では対応しない等倍撮影まで撮影倍率を拡大できます。
コンバーター装着後もAFを利用できますが、装着によって絞り値は約1段分低下します。そのため、中古で等倍マクロを目的として本レンズを検討する場合は、レンズ本体だけでなくライフサイズコンバーターEFの有無も確認したいポイントです。
購入前に知っておきたいこと|古いAF機構とボディとの組み合わせ
EF50mm F2.5 コンパクトマクロはEOSシステム初期の1987年に登場したレンズです。製品名にUSMやSTMの表記はなく、後年のEF100mm F2.8 マクロ USMなどとはAF駆動機構が異なります。
EFマウントの一眼レフで使用できるほか、対応するマウントアダプターを介してEOS Rシリーズで使用する場合にも、ボディによってAF測距エリアなどに制限があります。
また、EOS Mシリーズについては、キヤノンが本レンズを「オートフォーカスでピント合わせに時間がかかる、または適切なピント合わせができないことがあるレンズ」の対象として案内しています。ミラーレス機で使用する場合は、レンズが物理的に装着できるかだけでなく、使用するボディとのAF互換性も確認する必要があります。
どんな撮影に向く?|50mmの一般撮影と近接撮影を1本で扱いたい場合に
EF50mm F2.5 コンパクトマクロの特徴は、50mm F2.5の標準単焦点として使いながら、0.23mまで近づいて最大0.5倍のマクロ撮影ができることです。重量280g、全長63mmというサイズで、一般撮影と近接撮影を1本で扱えます。
一方、レンズ単体での最大撮影倍率は0.5倍です。等倍撮影を行うには専用のライフサイズコンバーターEFが必要になるため、単体で1.0倍まで対応するマクロレンズとは使い方が異なります。
中古で検討する際は、50mmの標準レンズとしても使用できることと0.5倍まで寄れることを重視するのか、専用コンバーターを含めて等倍撮影まで必要なのかを整理すると、このレンズの位置づけが分かりやすくなります。
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ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
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製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | Canon |
| タイプ | その他 |
| マウント | その他 |
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