
Canon EF400mm F4DO IS USM
その他
Canon EF400mm F4 DO IS USMは、400mm F4の超望遠ながら全長232.7mm・重量1,940gに抑えたEFマウント用単焦点レンズです。世界で初めてカメラ用交換レンズにDO(積層型回折光学素子)を採用し、約2段分のISや防塵・防滴構造を備えています。
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本体の買取額:120,000円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
DOレンズによって400mm F4を小型・軽量化した超望遠レンズ
Canon EF400mm F4 DO IS USMは、2001年12月に発売されたEFマウント用の超望遠単焦点レンズです。焦点距離400mm、開放F4という仕様を持ちながら、最大径128mm、全長232.7mm、重量1,940gにまとめられています。
最大の特徴は、キヤノン独自のDO(Diffractive Optics=積層型回折光学素子)レンズを採用していることです。カメラ用交換レンズとして世界で初めてDOレンズを採用した製品で、従来の屈折光学素子のみで構成した同等スペックのレンズに対し、大幅な小型・軽量化を実現しました。
光学式手ブレ補正機構やAFストップ機能、防塵・防滴構造も備えています。400mmの超望遠撮影に必要な機能を確保しながら、機材の全長と重量を抑えることが設計の中心となったレンズです。
特徴①|DOレンズが実現した全長232.7mm・重量1,940g
DOレンズは、光の回折現象を利用して光の進路を制御するキヤノン独自の光学素子です。通常の屈折レンズとは異なる色収差特性を持ち、望遠レンズで問題になりやすい色収差を補正しながら、光学系の全長短縮にも利用できます。
キヤノンによると、本レンズは従来の屈折光学素子だけで同等スペックのレンズを設計した場合と比べ、全長を約26%、重量を約36%削減しています。400mm F4という超望遠単焦点ながら、全長232.7mm、重量1,940gに収められているのは、このDOレンズを採用した光学設計によるものです。
レンズ構成は13群17枚で、DOレンズに加えて蛍石レンズも使用されています。DOは単なる小型化のためだけではなく、色収差補正と光学系の短縮を同時に成立させるための中心的な技術となっています。
特徴②|約2段分のISと超望遠撮影を支える操作機能
レンズ内には光学式手ブレ補正機構を搭載しています。キヤノン公表値では、シャッタースピード換算で約2段分の補正効果を備えています。
400mmではわずかなカメラの揺れも画面上で大きく現れやすいため、ISは撮影時の安定性を補助する重要な機構です。開放F4とISを組み合わせることで、400mmという焦点距離を扱うための撮影機能が整えられています。
さらにAFストップ機能も搭載しています。レンズを構えた状態からAF動作をコントロールできるよう設計されており、大型の超望遠レンズを操作することを前提とした機能構成です。
特徴③|400mm F4と3.5mの最短撮影距離
焦点距離は400mm、開放F値はF4です。遠くの被写体を大きく捉える超望遠域に特化した単焦点レンズで、ズームによる画角変更ではなく400mmの画角を前提として使用します。
最短撮影距離は3.5m、最大撮影倍率は0.12倍です。近接撮影を主目的とした設計ではなく、一定の距離を保ちながら遠方の被写体を捉える用途に重点が置かれています。
絞り羽根は8枚、最小絞りはF32です。フィルターはレンズ前面へ装着する一般的な方式ではなく、52mmのドロップインフィルターを使用します。
購入前に知っておきたいこと|DOレンズ特有の光学特性
初代EF400mm F4 DO IS USMでは、DOレンズを採用することで超望遠レンズの小型・軽量化を実現しています。一方、DOレンズには通常の屈折光学系とは異なる特性があり、強い光源を含む条件ではリング状のフレアが発生する場合があります。
この点は後継のEF400mm F4 DO IS II USMで対策された部分でもあります。II型ではDOレンズの構造や配置を見直すことで、初代で課題となっていた高輝度光源によるリング状フレアを約4分の1まで低減したとキヤノンが説明しています。
そのため中古品として初代とII型を比較する場合、サイズや焦点距離だけではなく、DO光学系の世代差も確認しておきたいポイントです。
II型との違い|同じサイズを維持しながら光学系とISを更新
後継のEF400mm F4 DO IS II USMは2014年11月に発売されました。焦点距離400mm、開放F4、最大径128mm、全長232.7mmという基本的なサイズは初代から維持されています。
一方、初代は13群17枚、8枚羽根、最短撮影距離3.5m、最大撮影倍率0.12倍、重量1,940gです。II型は12群18枚、9枚円形絞り、最短撮影距離3.3m、最大撮影倍率0.13倍、重量2,100gとなっています。
II型では密着2層型DOレンズに研削非球面レンズとUDレンズを組み合わせ、初代で発生しやすかったリング状フレアや逆光時のフレアを抑える方向へ光学系が更新されています。
ISも初代の約2段分からII型では約4段分へ向上し、流し撮り用のISモード2に加えて、不規則に動く被写体を想定したISモード3も搭載されました。II型は軽量化を目的としたモデルチェンジではなく、初代のコンパクトな外形を維持しながら光学性能と撮影機能を更新した後継機です。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 400mm | 400mm |
| F値 | F4.0〜32.0 | F4.0〜32.0 |
| 最短撮影距離 | 350.0cm | 330.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 8枚 | 9枚 |
| 重量 | 1,940g | 2,100g |
どんな撮影に向く?|400mmをできるだけコンパクトに運用したい場合に
EF400mm F4 DO IS USMの設計上の特徴は、400mm F4という超望遠レンズを小型・軽量化することにあります。DOレンズの採用によって全長232.7mm、重量1,940gを実現しており、400mmクラスの機材を運搬・保持する際の負担を抑える方向で設計されています。
一方、開放F値はF2.8ではなくF4で、後継II型と比較するとIS性能やDOレンズのフレア対策にも世代差があります。単純に焦点距離だけで比較するのではなく、明るさ、重量、光学系の世代を含めて検討する必要があります。
世界初のDOレンズ採用という技術的な位置づけと、400mm F4を1,940gまで軽量化したことが本レンズの核です。大口径化よりも400mmの超望遠と機材の小型・軽量化を両立するという、明確な設計思想を持ったレンズです。
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ONE SCENE 編集部
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ECサイトの販売情報
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製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | Canon |
| タイプ | その他 |
| マウント | その他 |









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