
Nikon Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D
Nikon Fマウント
Nikon AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dは、60mm F2.8の標準域でレンズ単体の等倍撮影に対応するFマウントのAFマイクロレンズです。7群8枚の光学系で最短撮影距離0.219m・最大撮影倍率1倍に対応し、Dタイプとして撮影距離情報もカメラへ伝達可能。クローズアップから一般撮影まで使える60mmマイクロです。
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本体の買取額:12,720円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dとは|60mmで等倍まで対応する標準系マイクロ
AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dは、ニコンFマウントのAFマイクロレンズです。焦点距離60mm、開放F2.8で、無限遠から最短撮影距離0.219mまでフォーカスでき、レンズ単体で最大撮影倍率1倍の等倍撮影に対応します。
本製品の前身となるAI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Sは1989年に登場しました。その後、撮影距離情報をカメラへ伝達するDタイプへ発展したのが本製品です。60mmという標準域に近い焦点距離で、クローズアップだけでなく一般撮影にも使える構成を持っています。
特徴①|最短0.219mでレンズ単体の等倍撮影に対応
最大撮影倍率は1.00倍で、接写リングなどを追加せずに被写体を実物大で撮像面へ写せます。最短撮影距離は0.219mで、小物や植物、複写など、小さな被写体を画面内へ大きく配置したい撮影に対応します。
一方、ピント位置は等倍から無限遠まで連続して調整できます。マクロ撮影だけに用途を限定したレンズではなく、60mmの単焦点としてポートレートや風景など一般的な撮影距離でも使用できます。
FXフォーマットでの画角は39度40分、DXフォーマットでは26度30分で、DX装着時は35mm判換算90mm相当の画角になります。同じレンズでもFXとDXでは撮影範囲が変わるため、マクロ以外の用途も考える場合は使用するフォーマットを確認しておきたいポイントです。
特徴②|近距離まで対応する7群8枚の光学系
レンズ構成は7群8枚です。この光学系は、先行するAI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Sで新たに設計されたもので、無限遠から等倍までの撮影に対応することを目的としています。
フォーカシングでは複数のレンズ群の位置関係を変化させる構成が採られています。マイクロレンズでは撮影倍率が高くなるほど撮影条件が大きく変化するため、一般的な撮影距離だけでなく、等倍までを含めて光学設計されています。
また、マイクロレンズでは撮影倍率が高くなるにつれて撮像面上の像が暗くなり、有効F値が大きくなります。対応するカメラではこの変化が自動的に補正され、カメラ側には補正後のF値が表示されます。開放F2.8という表記だけで、等倍時も常に同じ有効F値になるわけではありません。
購入前に知っておきたいこと|ボディ駆動AFとDタイプの機能を確認
AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dにはレンズ内AFモーターがありません。AFは対応するカメラボディ側のモーターから機械的に駆動するため、Fマウントへ装着できても、ボディ内AFモーターを搭載していないカメラではMFで使用します。
「D」は撮影距離情報をカメラへ伝達できることを示す世代上の特徴です。先行する60mm f/2.8Sとの大きな違いで、対応するカメラでは撮影距離情報を利用した露出・調光制御に活用されます。
ZマウントカメラへFTZまたはFTZ IIを介して装着する場合も、ボディ駆動式AFは利用できないためMFでの使用となります。Fマウントだから装着できることと、AFまで利用できることは分けて確認する必要があります。
また、マクロ域では有効F値が変化します。カメラにF2.8より大きな絞り値が表示されても、必ずしもレンズやカメラの故障を意味するものではありません。等倍付近で使用する場合は、通常撮影時とは異なるマイクロレンズ特有の条件も理解しておくと扱いやすくなります。
AF-S 60mm F2.8G EDとの違い|ボディ駆動AFか、レンズ内AFとIFか
後年のAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDも、60mm F2.8で等倍撮影に対応するFマウントのマイクロレンズです。ただし、光学系やAF方式、フォーカシング方式は大きく変更されています。
AF-Sモデルは9群12枚で、EDレンズ1枚と非球面レンズ2枚を採用。最短撮影距離は0.185mで、SWMによるレンズ内AFとIF方式を備えています。フォーカシングによって鏡筒全長が変化しないことも、旧60mmとの構造上の違いです。
一方、AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dは7群8枚、最短0.219m、ボディ駆動AFで、絞り環を備えています。AF-Sモデルの方がAF対応ボディの範囲は広く、より新しい光学設計やIF方式も採用されていますが、F2.8DにはDタイプ世代の操作系と絞り環を備えた60mmマイクロという違いがあります。
どちらも60mm F2.8・等倍対応という基本用途は共通しています。レンズ内AFやIF方式を必要とするか、使用するFマウントボディでボディ駆動AFが使えるか、絞り環を含む操作体系を重視するかが選択のポイントになります。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 60mm | 60mm |
| F値 | F2.8〜32.0 | F2.8〜32.0 |
| 最短撮影距離 | 21.9cm | 18.5cm |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 | 9枚 |
| 重量 | 440g | 425g |
どんな撮影に向く?|等倍から一般撮影まで60mm一本で対応したい人へ
AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dは、小物や植物、複写などを等倍まで大きく写しながら、同じレンズを一般撮影にも使いたい人に合う仕様です。60mmという焦点距離で無限遠から1倍まで連続してフォーカスできることが、用途を決める中心的な特徴です。
DXボディでは90mm相当の画角となるため、FX使用時より狭い範囲を捉える中望遠寄りの使い方になります。一方、昆虫などでカメラと被写体の距離を大きく確保したい場合には、105mmや200mmクラスのマイクロレンズも比較対象になります。
また、AFを重視する場合は使用するボディとの組み合わせが重要です。ボディ内AFモーターを持つFマウント機で使うのか、MFを前提とするのかによって使い勝手は変わります。60mm F2.8、等倍撮影、Dタイプ、絞り環、ボディ駆動AFという構成が撮影環境に合うかどうかが、本製品を選ぶ判断軸になります。
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ONE SCENE 編集部
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本体の買取額:12,720円(定額)
製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | Nikon |
| タイプ | その他 |
| マウント | Nikon Fマウント |
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