
Nikon Ai AF Fisheye-Nikkor 16mm F2.8D
その他
Nikon AI AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8Dは、FXフォーマットで対角線180度の画角をカバーするFマウントの魚眼単焦点レンズです。16mm F2.8の5群8枚構成に近距離補正機構を採用し、最短撮影距離0.25mに対応。約290gのコンパクトな鏡筒で、魚眼特有の広い画角とデフォルメを活かした撮影ができます。
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本体の買取額:18,000円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
AI AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8Dとは|FXで対角線180度を捉える魚眼レンズ
AI AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8Dは、ニコンFマウントのAF魚眼単焦点レンズです。FXフォーマットでは対角線方向に180度の画角をカバーし、通常の広角レンズのように直線を直線として再現するのではなく、魚眼レンズ特有の大きな歪曲を活かした画面を作れます。
ニコンの魚眼レンズの歴史は古く、気象観測などに使われたレンズから一眼レフ用の円周魚眼、対角線魚眼へと展開してきました。本製品は従来の16mm F2.8魚眼をAF化するために開発され、1993年11月に発売。35mm判・FXフォーマットで画面全体を使う対角線魚眼として設計されています。
特徴①|FXの画面対角線で180度を捉える16mm魚眼
本製品の中心となる特徴は、FXフォーマットで180度という画角です。一般的な超広角レンズとは異なり、歪曲を補正して直線を維持することよりも、非常に広い範囲を魚眼特有の投影で1枚の画面へ収めることを目的としています。
そのため、カメラの向きや被写体を配置する位置によって直線の曲がり方が大きく変化します。水平・垂直方向や画面中心との位置関係を変えることで、通常の広角レンズとは異なる遠近感やデフォルメを構図へ取り込めます。
焦点距離は16mm、開放F値はF2.8。レンズ構成は5群8枚で、絞り羽根は7枚です。最大径約63mm、長さ約57mm、重量約290gにまとめられており、180度の対角線魚眼を比較的小型の鏡筒で扱える構成です。
特徴②|0.25mまで対応する近距離補正機構
最短撮影距離は0.25mで、最大撮影倍率は0.09倍です。魚眼レンズの広い画角を活かしながら被写体へ近づくことで、手前の被写体を大きく配置し、その周囲まで広く画面へ取り込む構図を作れます。
光学系には近距離補正機構が採用されています。フォーカシングによってレンズ群の間隔を変化させ、無限遠から近距離までの収差変動を補正する設計です。単に0.25mまでフォーカスリングが動くのではなく、近距離での使用も光学設計に組み込まれています。
ニコンの開発資料では、本製品の設計に際して無限遠から極近距離までの性能を重視したことが説明されています。魚眼の180度という画角だけでなく、被写体との距離を変えながらその効果を使えることも、このレンズの特徴です。
購入前に知っておきたいこと|AF駆動方式とDX使用時の画角に注意
本製品にはレンズ内AFモーターがなく、AFは対応するカメラボディ側のモーターで駆動します。そのため、Fマウントへ装着できても、ボディ内AFモーターを搭載していないカメラではMFでの使用となります。
また、FXとDXでは魚眼効果が異なります。FXフォーマットでは180度の対角線魚眼になりますが、DXフォーマットでの画角は107度です。DXではFX用イメージサークルの中央部分を使用するため、このレンズ本来の対角線180度を画面全体で利用する用途とは異なります。
ZマウントカメラではFTZまたはFTZ IIを介して装着できますが、ボディ駆動式AFには対応しないためMFで使用します。魚眼効果を目的に選ぶ場合は、AFの可否だけでなく、使用するセンサーサイズで得られる画角も確認しておくことが重要です。
フィルターについても一般的な前面ねじ込み式ではありません。レンズ後部に専用のバヨネット式フィルターを装着する構造で、L37C、O56、A2、B2の4種類が用意されています。中古品では付属する後部フィルターの有無も確認しておきたいポイントです。
AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mmとの違い|16mm単焦点の小型さをどう見るか
後年にはAF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E EDが登場しています。こちらはFXフォーマットで8mm時に円周魚眼、15mm時に対角線魚眼を利用できるズームレンズで、1本で異なる魚眼効果を使い分けられます。
8-15mmはレンズ内の超音波モーターによるAFに対応し、最短撮影距離0.16m、最大撮影倍率0.34倍。EDレンズ、非球面レンズ、ナノクリスタルコートなども採用されており、魚眼レンズとしての機能や対応範囲は大きく拡張されています。一方、重量は約485gです。
16mm F2.8Dは焦点距離を変えられず、円周魚眼にも対応しませんが、約290gと軽く、開放F値もF2.8です。FXで対角線魚眼だけを使うのであれば、ズームによる画角変更や円周魚眼を必要とするか、それとも16mm F2.8の単焦点と小型な鏡筒を優先するかが選択のポイントになります。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 16mm | 8-15mm |
| F値 | F2.8〜22.0 | F3.5〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 25.0cm | 16.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 |
| 重量 | 290g | 485g |
どんな撮影に向く?|180度の画角を構図そのものに利用したい人へ
AI AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8Dは、単に広い範囲を写したい場合ではなく、魚眼特有の歪曲や180度の画角を写真表現として利用したい撮影に向いています。被写体へ近づけば手前と周囲の大きさの差を強調でき、カメラの向きを変えれば直線の曲がり方も大きく変化します。
一方、建築物などの直線をできるだけ直線として写したい用途では、通常の超広角レンズの方が目的に合います。また、DXボディでは画角が107度となるため、FXで得られる対角線180度の魚眼効果とは異なる点にも注意が必要です。
FXで対角線180度を使える16mm F2.8、0.25mまでの近距離撮影、約290gの小型鏡筒という組み合わせが本製品のポイントです。円周魚眼やズームを必要とせず、対角線魚眼を単焦点レンズとして使いたいかどうかが、後年の8-15mmとの選択を分けます。
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ONE SCENE 編集部
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ECサイトの販売情報
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本体の買取額:18,000円(定額)
製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | Nikon |
| タイプ | その他 |
| マウント | その他 |










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