
Nikon AF 60mm F2.8 Micro
Nikon Fマウント
Nikon AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Sは、60mm F2.8の標準域でレンズ単体の等倍撮影に対応したFマウントのAFマイクロレンズです。7群8枚の光学系とフローティング機構を採用し、無限遠から等倍まで連続してフォーカス可能。後の60mm F2.8Dへつながる光学設計を持ちながら、Dタイプ以前の仕様であることがポイントです。
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本体の買取額:3,260円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Sとは|単体で等倍撮影に対応した60mmマイクロ
AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Sは、ニコンFマウントのAFマイクロレンズです。焦点距離60mm、開放F2.8で、一般的な撮影距離から被写体を実物大で記録する1倍まで連続してフォーカスできます。
本製品は、それ以前のAI AF Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sを発展させる形で1989年に登場しました。55mmモデルも等倍撮影に対応していましたが、60mmモデルでは光学系を一新。後に距離情報をカメラへ伝達できるDタイプへ発展し、さらにAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDへつながる60mmマイクロの基礎となったモデルです。
特徴①|60mmで無限遠から1倍まで連続してフォーカス
最大撮影倍率は1倍で、接写リングなどを追加せずレンズ単体で等倍撮影が可能です。小さな被写体を大きく記録する近接撮影だけでなく、無限遠にもフォーカスできるため、60mmの単焦点レンズとして一般撮影にも使用できます。
光学系は7群8枚で、基本となる変形ガウスタイプの後方に2枚構成の光学系を配置しています。ニコンの開発資料によれば、この構成によって従来の55mmマイクロよりフォーカシングに必要なレンズの移動量を抑えることも設計上の目的でした。
等倍までフォーカスすると鏡筒が前方へ大きく繰り出します。外筒の内側に2つの内筒を持つ多重筒構造が採用されており、等倍までの大きな繰り出し量を確保するための鏡筒設計も本製品の特徴です。
特徴②|フローティング機構で無限遠から等倍まで対応
本製品では、絞りより前側の3枚と後方の3枚が独立して移動するフローティング機構を採用しています。フォーカシングに合わせてレンズ群の位置関係を変化させ、無限遠から最短撮影距離・等倍まで対応する設計です。
マイクロレンズでは撮影距離が短くなるほど光学条件が大きく変わります。本製品では単純に光学系全体を前後させるのではなく、複数のレンズ群を異なる動きで移動させることで近距離撮影に対応しています。
60mmへの焦点距離変更も、単に55mmより画角を狭くすることだけが目的ではありません。等倍までのフォーカシングに必要な繰り出し量と近距離での光学性能を見直すため、55mmモデルから新しい光学系へ変更されています。
購入前に知っておきたいこと|AF駆動方式とDタイプとの違いを確認
AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Sにはレンズ内AFモーターがありません。AFは対応するカメラボディ側のモーターから機械的に駆動する方式のため、Fマウントへ装着できても、ボディ内AFモーターを持たないカメラではMFで使用します。
この点は、レンズ内に超音波モーターを搭載した後年のAF-Sレンズとの大きな違いです。購入前には、使用予定のカメラがボディ内モーターによるAFレンズに対応しているかを確認する必要があります。
また、本製品は後の「AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D」ではありません。Dタイプでは撮影距離情報をカメラへ伝達する距離エンコーダーが追加されていますが、本製品にはその機能がありません。外観や基本仕様が近いため、中古品を選ぶ際は製品名や鏡筒表記を確認して区別することが重要です。
ZマウントカメラではFTZまたはFTZ IIを介して装着できますが、ボディ駆動式AFレンズのAF駆動には対応しないため、MFでの使用となります。
60mm F2.8Dとの違い|光学系を受け継ぎながら距離情報に対応
1993年には、本製品をベースにAI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dが登場しました。Dタイプも60mm F2.8、7群8枚、等倍撮影という基本仕様を持ち、本製品の光学設計を継承しています。
大きな違いは、Dタイプに距離エンコーダーが追加され、撮影距離情報を対応カメラへ伝達できるようになったことです。そのため、AF方式や等倍撮影の可否だけで両者を区別することはできません。
さらに後のAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDでは光学系が9群12枚へ変更され、SWMによるレンズ内AF、IF方式、EDレンズ、非球面レンズ、ナノクリスタルコートなどが採用されました。AFの対応ボディを広げたい場合や、より新しい光学・AFシステムを求める場合にはAF-Sモデルが比較対象になります。
一方、本製品を選ぶ意味は、60mmでレンズ単体の等倍撮影に対応した初期のAFマイクロを、その世代の絞り環や鏡筒構造とともに使えることにあります。Dタイプとの機能差は大きくないため、購入時には距離情報の必要性や個体状態も含めて選ぶことになります。
どんな撮影に向く?|60mmで等倍から一般撮影まで使いたい人へ
AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Sは、小物や植物、複写などで等倍まで被写体へ近づきながら、同じレンズを一般撮影にも使いたい場合に適した仕様です。60mmという焦点距離で無限遠から1倍まで連続してフォーカスできることが、レンズの用途を決める中心的な特徴です。
一方、等倍付近では被写体との距離が短くなり、鏡筒も大きく前方へ繰り出します。昆虫など被写体との距離を確保したい撮影では、105mmなど焦点距離の長いマイクロレンズも比較対象になります。また、レンズ内AFモーターを必要とするボディではAFを利用できません。
このレンズを選ぶ際は、単に「60mm F2.8」という仕様だけでなく、単体での等倍撮影、ボディ駆動式AF、絞り環、そして等倍時に伸長する多重筒構造まで含めて用途に合うかを確認することがポイントです。
著者

ONE SCENE 編集部
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ECサイトの販売情報
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本体の買取額:3,260円(定額)
製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | Nikon |
| タイプ | その他 |
| マウント | Nikon Fマウント |






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