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Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical II [ニコンZ用]
Nikon Zマウント
2024/12/13発売
Voigtländer APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical IIは、アポクロマート設計によって色収差を抑え、解像力とコントラスト再現性を追求したニコンZマウント用の35mm F2単焦点レンズです。9群11枚の光学系に異常部分分散ガラス5枚と両面非球面レンズ2枚、フローティング機構を採用。マニュアルフォーカス専用ながら電子接点を備え、Exif情報やピント合わせ補助、対応ボディの手ブレ補正と連携できます。
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本体の買取額:46,800円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
大口径化ではなく、35mm F2の描写性能を突き詰める
Voigtländer APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical IIは、ニコンZマウント専用に設計されたフルサイズ対応のマニュアルフォーカスレンズです。焦点距離35mm、開放F2という扱いやすい仕様の中で、色収差をはじめとする各種収差を抑え、解像力とコントラスト再現性を追求しています。
APO-LANTHARは、フォクトレンダーの中でも特に高い光学性能を追求するシリーズです。本レンズでも、RGBの軸上色収差を限りなくゼロに近づけることを目指したアポクロマート設計が採用されています。
35mmには、より明るいF1.4やF1.2のレンズもあります。しかしAPO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical IIが優先しているのは、開放F値の数字を大きくすることではありません。
35mm F2という構成で光学性能を徹底して追求し、それをマニュアルフォーカスで自分の意図した位置へ合わせて撮る。そこにこのレンズの性格があります。
特徴① アポクロマート設計で色収差を徹底して抑える
レンズ構成は9群11枚。そのうち5枚に異常部分分散ガラスを採用し、さらに両面非球面レンズ2枚とフローティング機構を組み込んでいます。
APO-LANTHARの「APO」はアポクロマート設計を示します。異なる波長の光によってピント位置がずれる軸上色収差などを抑えることで、被写体の輪郭へ不要な色が現れることを抑え、解像力やコントラストを引き出すことを狙った設計です。
フローティング機構も採用しているため、特定の撮影距離だけで性能を成立させるのではなく、近距離から遠距離までの描写性能が考慮されています。
開放F2から高い光学性能を追求する。そのために特殊な光学ガラスや非球面レンズを積極的に使っていることが、この35mmを理解するうえで重要です。
特徴② 0.27mまで近づけるII型へ進化
II型で注目したいのが近接撮影性能です。
最短撮影距離は0.27m、最大撮影倍率は1:4.47、約0.22倍。35mmという画角で被写体へ近づき、周囲の状況を残しながら主題を大きく見せる撮影にも使いやすくなっています。
35mmは風景やスナップで広い範囲を写すだけでなく、撮影者自身が被写体との距離を変えることで構図を大きく変えられる焦点距離です。遠景から近距離までを1本で行き来できることは、ズームを持たない単焦点レンズにとって重要な自由度になります。
絞り羽根は12枚。F2、F2.8、F5.6、F16で円形となる特殊な形状が採用され、点光源などを円形のボケとして表現することも考えられています。
高い解像性能だけに特化するのではなく、近距離まで含めて35mmという焦点距離を使い切れるように設計されているのがII型の特徴です。
特徴③ MFレンズでもZボディと電子的につながる
フォーカスはマニュアル専用で、AFには対応していません。一方で、完全に機械式のMFレンズというわけでもありません。
マウント部には電子接点があり、対応するニコンZボディと通信できます。Exif情報の記録に加え、ボディ内手ブレ補正を搭載する機種では3軸の手ブレ補正に対応します。
ピント合わせについても、フォーカスポイント枠の色変化、ピーキング、カメラの拡大ボタンによる拡大という3種類のサポート機能を利用できます。
フォーカシング自体は、総金属製のヘリコイドユニットを使って撮影者が行います。AFに任せて素早く撮るのではなく、電子的なピント合わせ補助を利用しながら、自分でフォーカスリングを操作してピント位置を決めるレンズです。
ただし、これらの電子連携機能にはボディとファームウェアの対応条件があります。特に初期のZシリーズを使用する場合は、カメラ側を最新ファームウェアへ更新したうえで使用したいところです。
初代Zマウント版との違い|光学思想を変えず、近接性能と外装を更新
APO-LANTHAR 35mm F2 Asphericalには、2022年に登場した初代Zマウント版があります。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 35mm | 35mm |
| F値 | F2.0〜16.0 | F2.0〜16.0 |
| 最短撮影距離 | 27.0cm | 35.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 12枚 | 12枚 |
| 重量 | 420g | 360g |
| 発売日 | 2024/12/13 | 2022/06/23 |
初代も9群11枚、異常部分分散ガラス5枚、両面非球面レンズ2枚、フローティング機構という構成で、アポクロマート設計によって高い光学性能を追求する基本思想は共通しています。
大きく変わったのが近接性能です。初代の最短撮影距離は0.35m、最大撮影倍率は1:6.77相当でしたが、II型では0.27m、1:4.47まで近接性能が向上しています。
フィルター径も初代の52mmからII型では58mmへ変更。最大径は67.6mmから68.8mmへわずかに大きくなり、重量も約360gから420gへ増えています。全長はどちらも70.4mmです。
II型は初代の光学コンセプトを別物へ作り替えたレンズというより、APO-LANTHAR 35mm F2の高性能路線を継承しながら、近距離まで撮影領域を広げたモデルと考えると違いを理解しやすくなります。
どんな撮影に向く?|35mmを自分で合わせて撮ることに意味を感じる人へ
35mmは、風景、街のスナップ、人物を含めた日常の記録など、被写体と周囲の関係まで画面へ取り込みやすい焦点距離です。APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical IIは、そうした35mmを高い光学性能で使うことを重視しています。
一方、AFはありません。動く被写体へ瞬時にピントを合わせたい撮影では、AF対応の35mmレンズを選ぶ方が合理的です。また、F1.2やF1.4のような大口径による大きなボケや暗所性能を最優先したレンズでもありません。
このレンズで優先されているのは、35mm F2という比較的シンプルな仕様の中で描写性能を追求し、電子的なピント合わせ補助を使いながら撮影者自身がフォーカスを決めることです。
II型ではそこへ0.27mまでの近接性能も加わりました。遠くの風景から目の前の被写体まで、自分で距離とピントを決めながら35mmという画角を使い込む。その撮影方法そのものに価値を感じる人に向いたAPO-LANTHARです。
著者

ONE SCENE 編集部
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ECサイトの販売情報
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:46,800円(定額)
製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | COSINA |
| タイプ | 広角 |
| マウント | Nikon Zマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Voigtlander APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical II [ニコンZ用] (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 35mm | 35mm | 35mm | 35mm | 24mm(35mm判換算:36mm相当) | 26mm |
| F値 | F2.0〜16.0 | F1.2〜16.0 | F1.4〜16.0 | F1.4〜16.0 | F1.7〜11.0 | F2.8〜16.0 |
| 最短撮影距離 | 27.0cm | 30.0cm | 27.0cm | 30.0cm | 18.0cm | 20.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 12枚 | 11枚 | 9枚 | 10枚 | 7枚 | 7枚 |
| 重量 | 420g | 1,060g | 415g | 737g | 135g | 125g |
| 発売日 | 2024/12/13 | 2025/02/28 | 2024/07/19 | 2026/04/30 | 2023/06/23 | 2023/03/03 |
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