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定額買取

Canon TS-E90mm F2.8L マクロ
Canon EFマウント
2017/12/22発売
90mmの中望遠にティルト・シフト機構と0.5倍の近接性能を組み合わせたLレンズ。±10°のティルトと±12mmのシフトに加え、両者の方向関係を調整できるTSレボルビングを備え、商品撮影などでピント面と構図を細かくコントロールできます。初代TS-E90mm F2.8から近接性能とアオリの自由度を大きく高めたMF専用レンズです。
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本体の買取額:160,680円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
90mmのアオリ撮影を0.5倍マクロまで拡張したLレンズ
2017年に登場した、キヤノンEFマウント用の中望遠TS-Eレンズ。1991年発売のTS-E90mm F2.8をリニューアルしたモデルで、レンズを傾けるティルトと平行移動させるシフトに加え、最大撮影倍率0.5倍の近接性能を備えています。
通常のレンズでは撮像面とほぼ平行になるピント面を、ティルトによって被写体に合わせて傾けられることが大きな特徴です。奥行きのある商品を斜めから撮影するときなど、絞り込むだけではなく、ピント面そのものを調整して被写体へ合わせることができます。
光学系も初代から刷新され、9群11枚の構成にUDレンズを採用。さらにSWCとASCという特殊コーティングを用いてゴーストやフレアの抑制を図るなど、Lレンズとして光学設計も大きく更新されています。
特徴①|±10°のティルトでマクロ域でもピント面を調整
ティルト角度は±10°。レンズの光軸を撮像面に対して傾けることで、通常のレンズとは異なる方向へピント面を設定できます。
特に本レンズでは最大撮影倍率が0.5倍まで高められているため、ティルトと近接撮影を組み合わせられることが重要です。小さな商品や料理などを大きく写すほど被写界深度は浅くなりますが、被写体の面に合わせてティルトすることで、絞りだけに頼らずピントの合う範囲を調整できます。
反対にピント面を被写体から離れる方向へ傾ければ、ピントの合う範囲を意図的に狭めることもできます。ティルトは単なる被写界深度の拡大機構ではなく、どの方向へピントを通すかを撮影者自身が決めるための機構です。
特徴②|±12mmのシフトとTSレボルビングでアオリ方向を自在に設定
シフト移動量は±12mm。レンズを撮像面と平行に移動させることで、カメラ自体の向きを変えずに写る範囲を移動できます。イメージサークルも直径67.2mmまで拡大されており、大きなシフト量を確保するための光学設計になっています。
さらに初代との大きな違いがTSレボルビングです。ティルトとシフトの移動方向の関係を、直交から平行まで任意の角度に設定できます。被写体の向きに合わせてティルト方向を決め、そのうえで必要な方向へシフトするといった組み合わせが可能です。
ティルトロック機構も備えており、設定したティルト位置を不用意に動かさないよう固定できます。単にアオリ量を増やしただけでなく、撮影現場でティルトとシフトを組み合わせるための操作性まで見直されています。
購入前に知っておきたいこと|0.5倍マクロでもAFではなくMF専用
最短撮影距離は39cm、最大撮影倍率は0.5倍。等倍には届きませんが、フルサイズでは約72×48mmの範囲を画面いっぱいに写せるため、商品や料理などをかなり大きく捉えられます。
一方、フォーカスはMF専用です。アオリ撮影ではティルト量の変更によってピント面も変化するため、構図、ティルト・シフト量、ピントを相互に確認しながら撮影する必要があります。一般的な90mmマクロのようにAFで素早く被写体を追うことを目的としたレンズではありません。
手ブレ補正ISも搭載していません。本体は最大径86.9mm、全長116.5mm、約915gで、三脚などにカメラを固定して構図とピントを細かく作り込む撮影との親和性が高い設計です。
EFマウント用レンズなので、EOS Rシリーズで使用する場合にはEF-EOS R系のマウントアダプターが必要です。アオリ操作そのものはレンズ側の機械的な操作で行いますが、使用するカメラやアダプターによる機能条件はキヤノンの対応情報を確認しておくと確実です。
初代TS-E90mm F2.8との違い|軽さより近接性能とアオリの自由度を取る
直接の前身となるTS-E90mm F2.8は、1991年に登場した中望遠アオリレンズです。焦点距離90mm、F2.8という基本仕様は共通していますが、それ以外の部分は大きく刷新されています。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 90mm | 90 |
| F値 | F2.8〜45.0 | F2.8〜32.0 |
| 最短撮影距離 | 39.0cm | 50.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 | 8枚 |
| 重量 | 915g | 565g |
| 発売日 | 2017/12/22 | 1991/04/01 |
初代は最短撮影距離50cm、最大撮影倍率0.29倍、ティルト±8°、シフト±11mm。それに対して本レンズは39cm、0.5倍、ティルト±10°、シフト±12mmです。小さな被写体へ寄る性能だけでなく、アオリ量そのものも拡大しています。
さらに本レンズではTSレボルビングによって、ティルトとシフトの移動方向を直交から平行まで任意に設定できます。商品撮影などで複雑な方向へピント面と構図を調整する場合には、初代より自由度の高い操作が可能です。
その代わり、初代の565gに対して本レンズは約915g。全長も88mmから116.5mmへ伸びています。0.5倍の近接性能や新しいアオリ機構を必要としないなら初代の小型軽量さにも意味があり、近接性能と操作自由度を優先するなら本レンズの進化が生きます。
どんな撮影に向く?|小さな被写体のピント面まで作り込みたい人へ
商品や料理などを大きく写しながら、被写体の奥行きに合わせてピント面を調整したい撮影に特徴を発揮します。0.5倍まで寄れるため、通常の中望遠アオリ撮影だけでなく、小さな被写体を画面内へ大きく配置したスタジオ撮影まで一本で対応できます。
一方、AFで動く被写体を追いたい場合や、単純に90mm前後のマクロレンズが必要な場合には、TS-Eである必要性は小さくなります。ティルトとシフトを使わないのであれば、より小型軽量でAFや手ブレ補正を備えたマクロレンズも比較対象になります。
0.5倍まで被写体を大きく捉え、その状態でピント面の向きと構図をそれぞれ調整する。一般的なマクロレンズではできないこの操作こそが、TS-E90mm F2.8L マクロを選ぶ中心的な理由です。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
ECサイトの販売情報
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本体の買取額:160,680円(定額)
製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | Canon |
| タイプ | その他 |
| マウント | Canon EFマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Canon TS-E90mm F2.8L マクロ (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 90mm | 24mm | 50mm | 24mm | 45mm | 90 |
| F値 | F2.8〜45.0 | F3.5〜22.0 | F1.4〜16.0 | F3.5〜22.0 | F2.8〜22.0 | F2.8〜32.0 |
| 最短撮影距離 | 39.0cm | 21.0cm | 45.0cm | 30.0cm | 40.0cm | 50.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 | 8枚 | 9枚 | 8枚 | 8枚 | 8枚 |
| 発売日 | 2017/12/22 | 2009/06/12 | 2008/06/14 | 1991/04/01 | 1991/04/01 | 1991/04/01 |
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