どこよりも高値に挑戦中!大手2社より10~20%高い製品多数大手2社より10~20%高い製品多数
定額買取

Canon TS-E90mm F2.8
Canon EFマウント
1991/04/01発売
レンズを傾けるティルトと平行移動させるシフトを備え、ピント面や遠近感を通常の90mmレンズとは異なる方法でコントロールできる中望遠TS-Eレンズ。±8°のティルト、±11mmのシフトに対応し、商品撮影や料理、ポートレートなどでアオリ撮影を行えます。MF専用ながら自動絞りAEに対応し、0.29倍までの近接撮影も可能です。
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:30,140円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
90mmにティルトとシフトを組み合わせた、世界初の中望遠アオリレンズ
1991年に登場した、キヤノンEFマウント用の中望遠TS-Eレンズ。キヤノンによれば、35mmカメラ用の中望遠レンズとして世界で初めてアオリ機構を内蔵した90mmレンズで、商品撮影やポートレートなどを想定して開発されました。
一般的な単焦点レンズとの大きな違いは、レンズの光軸を傾ける「ティルト」と、光軸を撮像面に対して平行に移動させる「シフト」ができることです。ティルトはピントの合う面を傾けるために、シフトはカメラの向きを大きく変えずに構図や遠近感を調整するために利用できます。
フォーカスはMF専用ですが、自動絞りAEには対応しています。大判・中判カメラで使われてきたアオリ撮影の考え方を、EOSの自動絞りを利用しながら35mm判で扱えるようにしたことが、このレンズの歴史的な意味です。
特徴①|±8°のティルトでピント面そのものを動かせる
ティルトの可動範囲は±8°。通常は撮像面とほぼ平行になるピント面を傾けることで、カメラからの距離が異なる被写体へピントを合わせやすくできます。
例えば奥行きのある商品を斜め方向から撮影する場合、通常のレンズでは絞り込んで被写界深度を広げる方法が基本です。ティルトではピント面を被写体の並ぶ方向へ近づけることで、絞りだけに頼らず手前から奥までピントを合わせるという別の方法を選べます。
反対方向へティルトし、ピントの合う範囲を意図的に狭くする使い方も可能です。キヤノンも「逆ティルト」によってピント範囲を狭める表現を本レンズの用途として挙げています。
特徴②|±11mmのシフトでカメラ位置と構図の関係を変える
シフト移動量は±11mm。レンズを撮像面と平行に移動させ、カメラ自体の向きを変えずに写る範囲を移動できます。
シフトは、被写体に対するカメラの姿勢を保ちながら構図を調整したい撮影で利用できます。商品撮影ではカメラや撮影者の映り込みを避けるために撮影位置を調整したり、構図を細かく追い込んだりする際にもアオリ機構を利用できます。
ティルトとシフトを可能にするため、通常の35mm判を覆う範囲より大きな直径58.6mmのイメージサークルを確保しています。レンズを光軸の中心から移動させても撮像面をカバーするという、TS-Eレンズならではの設計です。
購入前に知っておきたいこと|MF専用とティルト・シフトの操作方法
本レンズはAFに対応しておらず、ピント合わせはMFで行います。アオリ量を変えるとピント位置も変化するため、通常のMFレンズ以上に、構図・アオリ量・ピントを相互に確認しながら撮影することが重要です。
ティルトとシフトの移動方向はレボルビング機構によって変更できます。ただし、後継TS-E90mm F2.8L マクロが採用する「TSレボルビング」とは機構が異なり、初代ではティルトとシフトの相対方向を撮影中に自由に変更することはできません。この操作性は新旧90mm TS-Eを比較するときの重要な違いです。
最短撮影距離は50cm、最大撮影倍率は0.29倍で、一般的な90mm単焦点より近接撮影にも重点が置かれています。等倍マクロではありませんが、料理や小物などを大きく写しながらティルトによってピント面を調整できるため、スタジオでのテーブルフォトにも適した仕様です。
さらにエクステンションチューブEF12 IIでは0.43〜0.14倍、EF25 IIでは0.60〜0.31倍まで撮影倍率を高められます。ただし、シフト時にはケラレが発生する場合があるため、近接撮影用アクセサリーとアオリを組み合わせる際には使用条件を確認する必要があります。
後継TS-E90mm F2.8L マクロとの違い|565gの初代か、0.5倍と操作性を得たLレンズか
2017年には、本レンズをリニューアルする形でTS-E90mm F2.8L マクロが登場しました。焦点距離90mmとF2.8、ティルト・シフトという基本思想を受け継ぎながら、光学系と近接性能、アオリ操作が大幅に刷新されています。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 90 | 90mm |
| F値 | F2.8〜32.0 | F2.8〜45.0 |
| 最短撮影距離 | 50.0cm | 39.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 8枚 | 9枚 |
| 重量 | 565g | 915g |
| 発売日 | 1991/04/01 | 2017/12/22 |
初代は5群6枚、最短撮影距離50cm、最大撮影倍率0.29倍、重量565g。後継Lマクロは9群11枚、最短撮影距離39cm、最大撮影倍率0.5倍、重量約915gです。小物や料理をより大きく写したい場合には、0.5倍まで対応する後継の近接性能が生きます。
後継ではティルト・シフト量も拡大され、ティルトとシフトの移動方向を直交から平行まで任意の角度に設定できるTSレボルビングを採用しています。アオリの自由度と操作性を重視するなら、後継Lマクロの進化は大きなものです。
一方で、初代は565g、全長88mmに収まります。後継は約915g、全長116.5mmまで大型化しているため、0.5倍の近接性能や新しいアオリ機構を必要としない場合には、初代のコンパクトさが別の選択理由になります。90mmでピント面と構図を操作するというTS-Eの本質を、比較的小さな鏡筒で利用できることが中古での特徴です。
どんな撮影に向く?|構図だけでなくピント面まで自分で設計したい人へ
商品や料理など奥行きのある被写体を撮影し、絞りだけではなくピント面そのものを調整したい場合に、±8°のティルトを生かせます。90mmの自然な遠近感と0.29倍の近接性能を組み合わせられるため、スタジオでの物撮りを中心とした用途と相性のよい設計です。
一方、AFで素早く撮影したい場合や、通常の90mm単焦点として使うことが中心なら、TS-Eである必要性は小さくなります。0.5倍の近接性能やより自由度の高いアオリ操作が必要なら、後継TS-E90mm F2.8L マクロも比較したいところです。
ティルトとシフトを自分で操作し、構図だけでなく「どこにピントを通すか」まで撮影時に決める。その特殊性こそが、発売から長い年月を経たTS-E90mm F2.8を選ぶ理由です。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
ECサイトの販売情報
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:30,140円(定額)
製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | Canon |
| タイプ | その他 |
| マウント | Canon EFマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Canon TS-E90mm F2.8 (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 90 | 24mm | 45mm | 50mm | 24mm | 90mm |
| F値 | F2.8〜32.0 | F3.5〜22.0 | F2.8〜22.0 | F1.4〜16.0 | F3.5〜22.0 | F2.8〜45.0 |
| 最短撮影距離 | 50.0cm | 30.0cm | 40.0cm | 45.0cm | 21.0cm | 39.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 8枚 | 8枚 | 8枚 | 9枚 | 8枚 | 9枚 |
| 発売日 | 1991/04/01 | 1991/04/01 | 1991/04/01 | 2008/06/14 | 2009/06/12 | 2017/12/22 |











![SIGMA 16mm F1.4 DC DN|Contemporary [ソニーE用] SIGMA 16mm F1.4 DC DN|Contemporary [ソニーE用]](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/Iw/Du/Ht/square_with_white_background_medium_IwDuHt.jpg?1751591298)



![TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063) [ソニーE用] TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Model A063) [ソニーE用]](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/GJ/8q/aP/square_with_white_background_medium_GJ8qaP.jpeg?1751591309)





