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定額買取

Canon TS-E17mm F4L
Canon EFマウント
Canon TS-E17mm F4Lは、17mmの超広角とティルト・シフト機構を組み合わせたEFマウント用のLレンズです。±6.5°のティルト、±12mmのシフトに加え、両者の移動方向を調整できるTSレボルビング機構を備え、建築撮影などで画面の遠近感やピント面をコントロールできることを特徴としています。
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本体の買取額:74,750円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
17mmの超広角でアオリ操作ができるTS-Eレンズ
Canon TS-E17mm F4Lは、2009年6月に発売されたEFマウント用の超広角アオリレンズです。焦点距離17mm、開放F4の光学系にティルトとシフトの機構を組み合わせ、一般的な超広角レンズとは異なる方法で画面をコントロールできます。
レンズ構成は12群18枚、絞り羽根は8枚の円形絞りです。最大径88.9mm、全長106.7mm、重量820gで、通常時の対角画角は104°。イメージサークルはφ67.2mmとされています。
キヤノンは本レンズを、建築撮影などで求められる広い画角に応える超広角アオリレンズとして位置づけています。17mmという画角だけでなく、ティルト・シフト操作を組み合わせられることが本レンズの中心的な特徴です。
±12mmのシフト|カメラを傾けずに構図を調整
シフト機構の移動量は±12mmです。シフトとは、レンズの光軸を撮像面に対して平行に移動させる操作で、カメラ自体の向きを大きく変えずに写る範囲を上下・左右へ移動できます。
建築物を撮影する際、通常の広角レンズでは高い位置まで画面に収めるためにカメラを上へ向けることがあります。このとき画面内の垂直線が収束して見えることがありますが、シフト操作を利用するとカメラの姿勢を保ちながら構図を調整できます。
17mmという超広角と±12mmのシフト量を組み合わせられることから、広い範囲を収めながら遠近感の見え方を調整したい建築・インテリアなどの撮影に特徴を持つレンズです。
±6.5°のティルト|ピント面そのものをコントロール
ティルト角度は±6.5°です。ティルトはレンズの光軸を撮像面に対して傾ける操作で、一般的なレンズとは異なる方向へピント面を調整できます。
通常のレンズでは撮像面とおおむね平行にピント面が形成されますが、ティルト操作によってピント面を傾けることが可能です。奥行き方向へ広がる被写体にピント面を合わせたい場合など、絞りだけでは得られないピント範囲のコントロールに利用できます。
反対方向へティルトさせれば、ピントが合う範囲を意図的に限定する使い方もできます。単純に被写界深度を深くする機構ではなく、ピント面の方向そのものを変えられることがポイントです。
TSレボルビング|ティルトとシフトの方向を独立して設定
本レンズでは「TSレボルビング」と呼ばれる機構を採用しています。ティルトとシフトの移動方向の関係を、直交する位置から平行になる位置まで0~90°の範囲で設定できます。
これにより、シフトする方向とティルトする方向を撮影内容に合わせて組み合わせることができます。従来の固定された関係だけでなく、構図補正とピント面調整をより柔軟に併用できる構造です。
また、ティルト部を基準位置で固定するティルトロック機構も搭載されています。操作部も従来のTS-Eシリーズより大型化され、アオリ操作を行う際の操作性が考慮されています。
大口径非球面レンズとUDレンズ4枚|17mmの周辺部まで考慮した光学設計
光学系には、大口径の高精度ガラスモールド非球面レンズ1枚とUDレンズ4枚を採用しています。さらに、前玉には特殊コーティングのSWC(Subwavelength Structure Coating)が使用されています。
SWCは、特に入射角の大きな光に対する反射を抑えるためのコーティングです。17mmの超広角レンズでは画面周辺から光が大きな角度で入射するため、キヤノンはSWCによってフレアやゴーストを抑制する設計としています。
また、近距離撮影時の収差変動を補正するフローティング機構も搭載されています。最短撮影距離は0.25m、最大撮影倍率は0.14倍で、近距離域まで考慮した光学設計です。
購入前に知っておきたいこと|MF専用・フィルター装着不可
TS-E17mm F4Lはマニュアルフォーカス専用レンズです。ティルトによってピント面自体を動かせるレンズでもあるため、一般的なAFレンズとはピント合わせや撮影手順が異なります。
また、前玉が大きく張り出した形状となっており、通常のねじ込み式フィルターは装着できません。キヤノン公式仕様でもフィルター径は「取り付け不可能」とされています。
重量は820gです。17mmの単焦点として小型軽量性を追求したモデルではなく、大きなイメージサークルとティルト・シフト機構を備える特殊撮影用レンズとして考える必要があります。
どんな撮影に向く?|17mmの画角とアオリ操作が必要な撮影に
TS-E17mm F4Lの特徴は、単に17mmという広い画角を得られることではありません。±12mmのシフトと±6.5°のティルト、さらにTSレボルビングによって、構図とピント面を光学的に調整できることがこのレンズの核です。
特に建築物やインテリアなど、広い範囲を写しながらカメラの向きによる遠近感の変化を抑えたい撮影では、シフト機構を生かせます。また、ティルトを利用すれば、奥行きのある被写体に対してピント面の方向を調整できます。
一方、MF専用で重量は820g、一般的なねじ込み式フィルターも使用できません。通常の17mm超広角レンズとしてではなく、17mmの広い画角と本格的なアオリ操作の両方を必要とするかどうかが、このレンズを選ぶ際の重要なポイントです。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
ECサイトの販売情報
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本体の買取額:74,750円(定額)
製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | Canon |
| タイプ | その他 |
| マウント | Canon EFマウント |
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