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Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Aspherical VM [ライカM用]
LEICA Mマウント
2018/09/13発売
Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Aspherical VMは、F1.2の大口径を全長49mm・347gのコンパクトな鏡筒に収めたライカM互換のMF標準レンズです。6群8枚のうち2枚に両面非球面を採用し、12枚の絞り羽根と距離計連動機構を搭載。レンジファインダーカメラとのバランスを崩さず、50mm F1.2の明るさを持ち歩けることに大きな特徴があります。
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本体の買取額:74,400円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
50mm F1.2をレンジファインダーらしいサイズに収めたNOKTON
Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Aspherical VMは、ライカMマウント互換のVMマウントを採用した大口径MF標準レンズです。2018年7月に発表され、同年9月13日に発売されました。
50mm F1.2は、被写界深度を浅くできる大口径標準レンズとして長い歴史を持つスペックです。本製品ではそのF1.2を一眼レフ用の大型レンズとしてではなく、レンジファインダーカメラとの組み合わせを前提とした全長49mm・347gの鏡筒にまとめています。
フルサイズに対応し、ライカM互換の距離計連動機構も搭載。大口径でありながらカメラとレンズを合わせたシステム全体をコンパクトに保てることが、このレンズの大きな特徴です。
特徴①|2枚の両面非球面レンズでF1.2と小型化を両立
光学系は6群8枚で、そのうち2枚に両面非球面レンズを採用しています。つまり合計4面の非球面を使用した構成です。
コシナは、この非球面レンズによってF1.2の大口径と高い光学性能を両立したと説明しています。大口径化のためにレンズを単純に大型化するのではなく、非球面を積極的に使うことで全長49mmという短い鏡筒へ収めています。
画角は47.5度で、標準レンズらしい自然な範囲をカバーします。風景やスナップ、人物、日常の記録など50mmとして幅広く使いながら、必要な場面ではF1.2まで開けられる構成です。
最小絞りはF22。開放F1.2から大きく絞り込むことができるため、大口径による浅い被写界深度だけを目的としたレンズではなく、絞りによって撮影表現を変えながら使えます。
特徴②|12枚絞りと347gの鏡筒で大口径を持ち歩く
絞り羽根は12枚です。コシナは絞り孔を円形に近づけるための構成として12枚羽根を採用しており、絞った状態でも点光源などが多角形になりにくいことを特徴として挙げています。
一方、鏡筒は最大径63.3mm、全長49mm、重量347g。フィルター径も52mmに抑えられています。F1.2という開放値から想像するより小さく、レンジファインダー用レンズらしいサイズにまとめられています。
フォーカスはMFで、総金属製ヘリコイドユニットを採用。高精度に加工・調整されたヘリコイドとグリースによって、微妙なピント調整を行える操作感を狙っています。
F1.2では被写界深度が浅くなるため、MFで正確にピントを合わせる必要があります。本製品はライカM互換の距離計連動機構を備え、無限遠から最短撮影距離70cmまで距離計と連動します。
購入前に知っておきたいこと|最短70cmと電子接点なしのVMレンズ
最短撮影距離は70cmです。ミラーレス用の50mmレンズには40〜50cm程度まで寄れる製品もありますが、本製品はレンジファインダーシステムとの連動を前提として70cmまでとなっています。
VMマウントはライカMマウント互換で、対応する距離計連動式カメラでは光学距離計を使ったMFが可能です。またマウントアダプターを利用すれば、各社のミラーレスカメラで使用することもできます。
ただし電子接点は搭載していません。絞りとフォーカスはレンズ側で機械的に操作するため、電子制御レンズと同じ使い方ではありません。ミラーレスへアダプター装着する場合には、拡大表示などボディ側のMF支援機能を利用する使い方が中心になります。
また、防塵・防滴構造についてメーカーによる記載はありません。中古では光学系だけでなく、距離計連動機構、ヘリコイド、絞りリング、12枚の絞り羽根の動作など、機械部分の状態も確認しておきたいところです。
II型との違い|同じ50mm F1.2をさらに軽くした後継モデル
最も直接的な比較対象は、2025年に登場したNOKTON 50mm F1.2 Aspherical II VMです。II型も6群8枚、F1.2〜F22、画角47.5度、12枚絞り、最短70cm、52mmフィルターという基本仕様を持っています。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 50mm | 50mm |
| F値 | F1.2〜22.0 | F1.2〜22.0 |
| 最短撮影距離 | 70.0cm | 70.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 12枚 | 12枚 |
| 重量 | 347g | 322g |
| 発売日 | 2018/09/13 | 2025/05/23 |
特に重要なのは、II型でも2枚の両面非球面レンズを採用していることです。焦点距離や開放F値だけでなく、光学系の基本構成も初代と共通しており、II型への変更はスペックを大幅に変えるモデルチェンジではありません。
違いが表れるのは鏡筒です。初代は63.3×49mm・347gなのに対し、II型は63.3×50.4mm・322g。全長は1.4mm長くなった一方で、重量は25g軽量化されています。
そのため中古で初代を選ぶ場合、II型とは価格や状態を含めて比較したいところです。同じ50mm F1.2の基本構成をより軽い鏡筒で使いたいならII型、初代の中古価格にメリットがあれば本製品という選び方ができます。
もう一つの選択肢がNOKTON 50mm F1 Aspherical VMです。こちらはF1まで明るくなりますが、73.6×55mm・484gまで大型化し、最短撮影距離も90cmになります。F1というさらに大きな開放値を必要とするか、F1.2と347gのバランスを取るかという違いがあります。
どんな撮影に向く?|F1.2とコンパクトさを両立したい人へ
NOKTON 50mm F1.2 Aspherical VMが向いているのは、レンジファインダーや小型ミラーレスで50mmを使い、F1.2の大口径と携行性を両立したい撮影者です。
50mmはスナップから人物、日常の記録まで使いやすく、F1.2まで開ければ光量の少ない場面でもシャッタースピードを確保しやすくなります。撮影距離や背景との位置関係を調整すれば、浅い被写界深度を利用した撮影もできます。
一方、最短撮影距離は70cmなので、被写体へ大きく寄る用途には向きません。AFも搭載していないため、動く被写体への速写性を重視するなら別の50mmを検討した方が合理的です。
6群8枚のうち2枚を両面非球面とし、50mm F1.2を全長49mm・347gにまとめる。大口径を追求しながらレンジファインダーシステムの小ささを失わなかったことが、この初代NOKTON 50mm F1.2を現在中古で選ぶ理由です。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
ECサイトの販売情報
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:74,400円(定額)
製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | COSINA |
| タイプ | 標準 |
| マウント | LEICA Mマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Aspherical VM [ライカM用] (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 50mm | 40mm | 50mm | 50mm | 50mm | 50mm |
| F値 | F1.2〜22.0 | F1.4〜22.0 | F0.95〜16.0 | F1.5〜16.0 | F1.5〜16.0 | F2.0〜16.0 |
| 最短撮影距離 | 70.0cm | 50.0cm | 70.0cm | 70.0cm | 70.0cm | 70.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 12枚 | 10枚 | 14枚 | 12枚 | 12枚 | 12枚 |
| 重量 | 347g | 315g | 690g | 198g | 255g | 288g |
| 発売日 | 2018/09/13 | 2017/11/22 | 2020/08/18 | 2020/10/22 | 2020/10/22 | 2021/01/27 |
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