![Voigtlander NOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical VM [ライカM用] Voigtlander NOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical VM [ライカM用]](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/Ez/yb/Tt/square_with_white_background_medium_EzybTt.jpg?1790739965)
Voigtlander NOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical VM [ライカM用]
LEICA Mマウント
2013/06/30発売
Voigtlander NOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical VMは、50mm F1.5の大口径を全長45.7mmに収めたVMマウント用のMF標準レンズです。5群6枚のコンパクトな光学系に非球面レンズを採用し、今回のシルバーは真鍮外装による293gの鏡筒を採用。クラシックな外観と、開放から実用できる現代的な光学設計を組み合わせています。
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:68,400円(定額)
著者: ONE SCENE 編集部
50mm F1.5をクラシックなVM鏡筒に収めたVintage Line
Voigtlander NOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical VMは、2013年に登場したVMマウント用の大口径標準単焦点レンズです。50mm F1.5でありながら最大径53.8mm、全長45.7mmに収められ、レンジファインダー用レンズらしいコンパクトなシステムを構成できます。
今回のJAN 4530076130425はシルバーモデルです。シルバーは真鍮製の外装によって293gとなり、同じ光学系をアルミ外装に収めたブラックの220gとは、外装素材と重量が異なります。
クラシックな外観を持つ一方、単に古い光学設計を再現したレンズではありません。5群6枚の光学系に非球面レンズを採用し、F1.5の明るさと小型性を両立。Vintage Lineという外観と、当時の現代的な光学技術を組み合わせた50mmです。
特徴①|50mm F1.5を全長45.7mmにまとめたコンパクトな設計
焦点距離は50mm、画角は46度です。標準域らしい自然な画角にF1.5の明るさを組み合わせることで、日常のスナップから人物まで使いやすく、撮影距離によっては背景とのピント差も大きく作れます。
光学系は5群6枚と比較的シンプルです。大口径化のためにレンズ枚数や鏡筒を大きく増やすのではなく、全長45.7mmというサイズに収めているため、M型カメラと組み合わせてもシステム全体をコンパクトに保ちやすくなっています。
最短撮影距離は0.7mで、距離計も無限遠から0.7mまで連動します。MF専用ですが、M型レンジファインダーの通常の撮影範囲をそのまま使える仕様です。
今回のシルバーは293gと、ブラックより73g重くなっています。光学性能の違いではなく、真鍮外装の質量まで含めてクラシックなレンズの操作感を求める人のための仕様です。
特徴②|非球面レンズを採用し、開放と絞った状態を使い分ける
本レンズには非球面レンズが採用されています。Vintage Lineという名称から古典的な光学特性だけを狙ったレンズにも見えますが、収差補正には現代的な技術が使われています。
第三者による実写テストでは、F1.5から中央部には十分なディテールがある一方、開放では球面収差によるコントラスト低下や周辺部のコマ収差、非点収差などが確認されています。F2でコントラストが改善し、さらに絞ることで周辺部まで解像性能が向上していきます。
色収差についても、APO-LANTHARのように徹底的な補正を狙ったレンズではありません。実写テストでは開放付近で軸上色収差やパープルフリンジが確認されており、F1.5という大口径とコンパクトさに対するTrade-offとして理解しておきたい部分です。
一方、絞り羽根は10枚で、F1.5では浅い被写界深度を利用できます。開放から均一な高性能だけを追求するのではなく、F1.5を使う撮影と、絞って解像性能を引き出す撮影を一本の中で使い分けられる50mmです。
購入前に知っておきたいこと|シルバーは293g、後継II型とは別設計
本レンズにはシルバーとブラックがあり、光学仕様は共通ですが鏡筒素材が異なります。今回のシルバーは真鍮外装で293g、ブラックはアルミ外装で220gです。73gの差があるため、軽量性を重視する場合はブラックの方が合理的です。
また、中古では後継のNOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II VMとの取り違えにも注意が必要です。初代は5群6枚、10枚羽根、53.8×45.7mm、49mmフィルターですが、II型は7群8枚、12枚羽根、55.3×36.9mm、43mmフィルターへ変更されています。
II型は名称こそ非常によく似ていますが、単なる鏡筒変更ではありません。光学系を含めて新しく設計された別世代なので、中古購入時には「50mm F1.5 Vintage Line」という名称だけで判断せず、鏡筒やフィルター径、レンズ構成まで確認した方が確実です。
なお、本レンズはMF専用で、AFや電子接点、レンズ内手ブレ補正機構はありません。防塵・防滴についても製品固有の公式記載はありません。
II型との違い|小型化された新型に対して、初代を選ぶ理由
後継のNOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II VMも50mm F1.5という基本スペックは同じですが、設計は大幅に変更されています。初代の5群6枚から7群8枚となり、II型では2枚の両面非球面レンズを採用。全長も45.7mmから36.9mmへ短縮されています。
| 製品 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離 | 50mm | 50mm |
| F値 | F1.5〜16.0 | F1.5〜16.0 |
| 最短撮影距離 | 70.0cm | 70.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 10枚 | 12枚 |
| 重量 | 293g | 198g |
| 発売日 | 2013/06/30 | 2020/10/22 |
重量も比較すると、今回の初代シルバーは293gなのに対し、II型はアルミ外装仕様で198g、真鍮を使用するブラック/ニッケルでも255gです。フィルター径も49mmから43mmへ小型化されており、携帯性ではII型に明確な進歩があります。
そのため、単純な実用性能だけを理由に初代を選ぶ必要はありません。より小さな鏡筒と新しい光学設計を求めるなら、II型の方が目的に合います。
初代を中古で選ぶ意味は、2013年世代の5群6枚という光学設計と、シルバーでは真鍮製となる鏡筒を含めた製品そのものにあります。開放では収差が残り、絞ることで性能が変化していく性格も、より新しいII型とは分けて考えるべきポイントです。
同じVoigtlanderのAPO-LANTHAR 50mm F2が色収差補正や解像性能を優先するのに対し、本レンズはF1.5の明るさとコンパクトさを優先しています。現在の豊富な50mmラインアップの中では、この設計上の優先順位を理解して選ぶレンズです。
どんな撮影に向く?|小型な50mm F1.5をMFで使いたい人へ
NOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical VMが向いているのは、M型カメラのサイズ感を維持しながら、50mm F1.5の明るさと浅い被写界深度を使いたい人です。最短0.7mまで距離計が連動するため、スナップから人物までレンジファインダーの基本的な撮影スタイルで扱えます。
特に今回のシルバーは、真鍮外装による293gの重量があります。最軽量の50mmを求める人にはブラックや後継II型の方が適していますが、金属鏡筒の重量感も含めてレンズを操作したい場合には、この仕様自体が選択理由になります。
一方、F1.5から画面全体の均一な解像性能や徹底した色収差補正を求めるレンズではありません。そうした性能を優先するならAPO-LANTHAR 50mm F2、さらに小型な50mm F1.5を求めるなら後継II型という選択肢があります。
初代NOKTON Vintage Line 50mm F1.5は、大口径50mmを過度に大型化せず、非球面レンズを用いた5群6枚の光学系とクラシックな鏡筒へまとめた一本です。後継モデルが存在する現在では、スペックだけでなく、この世代の光学設計と真鍮製シルバー鏡筒まで含めて選びたい人に意味のある50mmです。
著者

ONE SCENE 編集部
カメラ・レンズの魅力や特徴を掘り下げ、スペックだけでは見えない個性や市場での評価まで丁寧に読み解くONE SCENE編集部。あなたに合った一台選びをお手伝いします。
ECサイトの販売情報
\大手2社より10~20%高く買い取る製品多数!/
本体の買取額:68,400円(定額)
製品情報
| カテゴリ | 単焦点レンズ |
|---|---|
| メーカー | COSINA |
| タイプ | 標準 |
| マウント | LEICA Mマウント |
関連製品
| 製品 | ![]() Voigtlander NOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical VM [ライカM用] (本製品) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 50mm | 50mm | 50mm | 40mm | 50mm | 50mm |
| F値 | F1.5〜16.0 | F1.5〜16.0 | F1.1〜16.0 | F1.4〜22.0 | F1.2〜22.0 | F0.95〜16.0 |
| 最短撮影距離 | 70.0cm | 90.0cm | 100.0cm | 50.0cm | 70.0cm | 70.0cm |
| 絞り羽根枚数 | 10枚 | 10枚 | 10枚 | 10枚 | 12枚 | 14枚 |
| 重量 | 293g | 250g | 428g | 315g | 347g | 690g |
| 発売日 | 2013/06/30 | 2010/01/17 | 2009/06/29 | 2017/11/22 | 2018/09/13 | 2020/08/18 |
人気のストーリー
人気の単焦点レンズ
人気の買取製品

レンズ交換式カメラ
![Voigtlander NOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical VM [ライカM用] Voigtlander NOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical VM [ライカM用]](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/Ez/yb/Tt/square_with_white_background_small_EzybTt.jpg?1790739965)
![Voigtlander NOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II VM SC [ライカM用] Voigtlander NOKTON Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II VM SC [ライカM用]](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/pb/8H/TS/square_with_white_background_small_pb8HTS.jpg?1790740101)
![Carl Zeiss C Sonnar T* 50mm F1.5 ZM [ライカM用] Carl Zeiss C Sonnar T* 50mm F1.5 ZM [ライカM用]](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/qe/cU/8E/square_with_white_background_small_qecU8E.jpg?1790739832)
![Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 VM [ライカM用] Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 VM [ライカM用]](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/pE/gr/4L/square_with_white_background_small_pEgr4L.jpg?1790845466)
![Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical VM [ライカM用] Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical VM [ライカM用]](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/tG/2p/D2/square_with_white_background_small_tG2pD2.jpg?1790846122)
![Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Aspherical VM [ライカM用] Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Aspherical VM [ライカM用]](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/G2/HN/AP/square_with_white_background_small_G2HNAP.jpg?1790845238)
![TTArtisan 50mm F0.95 ASPH [ライカM用)] TTArtisan 50mm F0.95 ASPH [ライカM用)]](https://img.one-scene.com/uploads/lens/photo/Lt/LA/Wb/square_with_white_background_small_LtLAWb.jpg?1790845686)














