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RICOH XR RIKENON 50mm F2

RICOH XR RIKENON 50mm F2

ライカの代表的レンズ・ズミクロンに匹敵するほどの高い描写力から、和製ズミクロンと呼ばれるRICOH XR RIKENON 50mm F2。元々9,000円で売られていたこともあり、中古が低価格で入手できるコスパの良いレンズです。今回は、RICOH XR RIKENON 50mm F2の魅力や作例、中古市場についてご紹介いたします。

オールドレンズ / その他 / 標準
中古:
3,650円〜(11)

和製ズミクロンと評される伝説的な高コスパレンズ


「XR500」などの標準セットレンズとして発売された、RICOH XR RIKENON 50mm F2。その描写力の高さと、すっきりとしたボケから和製ズミクロンとも呼ばれています。今回は、その魅力や中古価格についてご紹介いたします。

XR RIKENON 50mm F2の外観
出典:wiki(@RRT877)

PENTAX K-7 / XR RIKENON 50mm F2
出典:flickr(@Hiroyuki Takeda)

PENTAX K-7 / XR RIKENON 50mm F2
出典:flickr(@Hiroyuki Takeda)

FUJIFILM X-Pro1 / XR RIKENON 50mm F2
出典:flickr(@Nora Inukim II)

1.和製ズミクロン

RICOH XR RIKENON 50mm F2と検索すれば必ず出てくるワードが、この「和製ズミクロン」です。ズミクロンとは、ライカの代表的なレンズのことで、圧倒的な性能と解像度の高さから、非常に有名で人気の銘玉レンズです。XR RIKENON 50mm F2はこのレンズに匹敵する描写力を持つということから、和製ズミクロンと称されています。
 
2.PENTAX Kマウント

XR RIKENON 50mm F2はPENTAXで40年以上も使われているPENTAX Kマウントなので、多くの一眼レフカメラに使用できるのも魅力の一つです。オールドレンズを使う際、悩ましい問題としてマウントの互換性がありますが、Kマウントであるこのレンズは、Kマウント対応のボディであれば最新の一眼レフカメラでも使用することが可能です。

またマウントアダプターも豊富であるため、ミラーレス一眼に取り付けることも可能です。
 
3.滑らかなボケと落ち着いた色彩

オールドレンズというと癖のあるボケが特徴的という印象が強いですが、XR RIKENON 50mm F2では癖のないボケが楽しめます。被写体から外に向かってボケていく様子は、まるで絹に触れたように滑らかです。

また、他のオールドレンズのようなこってりした写りではなく、あっさりとした落ち着いた色彩なのも特徴の一つです。オールドレンズにしては珍しく、見たままの情景に近い作品が撮れるので、過度な演出が欲しくない方におすすめのレンズです。
 
4.中古市場

一眼レフカメラの標準セットレンズとしても販売されていたので、流通量は多いです。また、元々の価格が低かったこともあり、中古価格も低く、2,000円から7,000円の間で取り引きされています。状態には注意が必要ですが、1,000円で販売されている場合も少なくありません。状態が非常に良いもので、高値が付けられていても、大体10,000円以下で手に入ります。


作例紹介


PENTAX K-7 / XR RIKENON 50mm F2
出典:flickr(@Takayuki Miki)
花の部分を拡大してもしっかりと細かいところまで描写されている、リケノンらしい一枚です。

FUJIFILM X-Pro1 / XR RIKENON 50mm F2
出典:flickr(@Nora Inukim II)
何気ない日常の風景を切り取った一枚。XR RIKENON 50mmF2らしい滑らかなボケが印象的です。

PENTAX K-7 / XR RIKENON 50mm F2
出典:flickr(@Hiroyuki Takeda)
すっきりとしたボケと高い描写が、まるで時間を止めたように演出しています。

OLYMPUS E-PL3 / PENTAX K-7 / XR RIKENON 50mm F2
出典:flickr(@M’s photography)


第一世代から第五世代まで


RIKENON 50mm F2は製造時期によって仕様も変わっており、第五世代まで製造されました。今回紹介している「XR RIKENON 50mmF2(1975年)」は第一世代と呼ばれ、唯一金属製で最短撮影距離が0.45mでした。

その次に発売された第二世代は「XR RIKENON 50mmF2 L(1980年)」で、これ以降のモデルから最短撮影距離が0.6mに変更されました。

第三世代の「XR RIKENON 50mmF2S(1981年)」からは、富岡光学ではなく日東光学が製造するようになりました。第三世代以降のレンズは、綺麗なゴーストが出ると評判です。

第四世代の「RIKENON 50mmF2(1982年)」は、XRが唯一つかないレンズで少し小型に改良されています。製造本数が少なくなかなか市場に出回りません。

そして、第五世代の「XR RIKENON 50mmF2 P(1984年)」は、プログラムAEに対応したモデルとして製造されました。金属製の高級感のある手触りを求める方は第一世代、ゴーストなど予期せぬ反応を楽しみたい方は第三世代以降、などご自分の撮影スタイルに合わせて選ぶのも楽しいかと思います。


ネット上のユーザーレビュー


和製ズミクロンと呼ばれるだけはあり、本物のズミクロンと比較して作例を載せている方が多かったです。描写力に関しては、本家と遜色ない写りだという方と、本家にはギリギリのところで及ばないという意見が半々ぐらいの割合でした。ですが、及ばないという方もその描写力の高さは評価しており、価格以上の性能と表現していました。
 

まとめ


描写力の高さから「和製ズミクロン」と称されるRICOH XR RIKENON 50mmF2。その名の通り、高い解像度とオールドレンズならではの滑らかなボケが人気のレンズです。また、中古価格が10,000円以下と手ごろなこともあり、オールドレンズ初心者でも気軽に始められるところも魅力的なレンズです。

ぜひ、RICOHの伝説的な銘玉レンズと共に、オールドレンズの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。
基本仕様
対応マウントPENTAX Kマウント
フォーカスMF
レンズ構成5群6枚
絞り羽根枚数
焦点距離

最短撮影距離60.0cm
最大撮影倍率
開放F値
画角
防塵-
防滴-
サイズ・重量
最大径×長さ
重量
フィルター径52mm
発売日
発売日